私の投稿について


  私は、80年代後半から約10年ほど、雑誌投稿をしていました。ペンネームは「司隆( つかさ たかし)」で、文章のみの投稿でした。
  出していたのは、パソコンとゲーム雑誌が中心でした。ギャグ路線は苦手で、レビューや意見などの投稿が多かったです。
  そんな私が、今まで出して載った事のある雑誌について書いてみます。載ってうれしかったものや、そうでなかったもの、1度だけ載ったものも含め、全てです。

 ちなみにここは、書いてる内容がナニというか、私の独断による批判もかなり入っているので、あまり表に出すべきではないと思い、入り口もわかりにくくしています。言ってみれば、隠しページみたいなものです。だからここに直リンクもしないでください。
  また、書いてる内容に腹立ちを持ってしまえば申し訳ありません。

  ちなみに、このページのことについて、掲示板で書いていただいても結構です。それなりにお答えできると思います。


・ゲーメスト
  アーケードゲーム専門誌です。ここには10回ほど載りました。
  今まで投稿した中で、この雑誌の文章レベルはナンバー1と言えるでしょう。担当者もしっかり文章を見てくれていて、掲載時の修正も納得いくのが多かったです。
  投稿者として、文章テクニックを駆使していかに見せる文章を書くか、そんなのを競える場だったと思います。
 ただ、担当者が3代目に変わったときから、雰囲気ががらりと変わってしまい、硬派路線から軟派路線へと急転向しました。それが残念でした。
  あと、何度か掲載されるとテレホンカードがもらえるようになっていて、私も何度か「テレカ当り」を付けられたのですが、一度もテレカが届いた事はありません。中には、封筒が送られてきましたが、中にテレカが入ってなかったこともあったり、この辺はかなりいい加減でした。


・アルカディア
  ゲーメスト廃刊後、創刊したアーケード専門誌。ここには1回だけ載りました。
 読者コーナーの構成はゲーメストに近いのですが、雰囲気がずいぶん変わったというか、軟派になりすぎてるなって印象です。
  今でも投稿できる場はここくらいなのですが、イラストの割合が高く、また文章で載っても、私の場合はオールドゲームやマニアックなものが中心となるため、今のゲーマーがどれだけ自分の文章を見てくれるのだろうか、という疑問があるため、出していません。


・ゲーメストEX
  ゲーメストの分家のような感じで、コンシューマ専門誌として創刊された雑誌。ここには7〜8回載りました。
  構成はゲーメストと大変似ていたと言ってもいいでしょう。文章レベルも高かったように思います。
  また、このコーナーの担当者の一人であるMW岩井氏は、大変パワーのある人でした。それに引っ張られるような感じで投稿を書いていた感じです。
  投稿って、読者コーナーの担当者によって結構左右されるんですよね。やる気のない担当者だったら、やはり投稿もやる気のない文面になったりします。


・PCエンジンFAN
  PCエンジン専門誌。ここでは「常連」と言われたこともあり、回数としても3〜40回ほど載りました。
  何よりも雰囲気がよかったです。PCエンジンやPC−FXユーザーでなくても投稿できる場があったし、投稿者同士のコミュニケーションまで取れた。こういう場を持った雑誌は、後にも先にも無いかもしれません。
  また、掲載された投稿には、全て担当者がしっかりコメントを付けてくれていた、というのも大変いいことだと思いました。雑誌によっては、載ってもコメント無しだったり、適当に書かれた事もあって、載ってもうれしくないってこともありました。
  全てにちゃんとしたコメントを付けるというのは大変な作業だ思うのですが、それをやってくれたのはこの雑誌くらいです。


・電撃PCエンジン
  PCエンジン専門誌です。ここには1回だけ載りました。
  読者コーナーはお便りコーナーと、コーナーごとに決められたものばかりで、投稿者としてはいまいち好きにはなれませんでした。だから1回しか出していません。


・メガドライブFAN
  メガドライブ専門誌です。ここには2〜3回ほど載りました。
  レビューコーナーがあったので投稿していたのですが、他の投稿者など全体を見てみると、かなり独りよがりなレビューもあったり、どういう審査をして載せているのかって印象がありました。そのため、載ってもいまいちでした。


・ゲーメストWORLD
  ファンロードのゲーム版ですね。ここでは小説など、2〜3回載りました。
  いろいろ投稿できる場があって面白かったように思います。ただ、イラストの割合が高く、文章投稿者は肩身の狭い思いをしました。続けて出さなかった原因はそれでした。


・GAME NAVI
  ゲーメストEXが突然ギャルゲー誌「プリティファン」というのになって、そこから分裂するような形で出た、コンシューマ専門誌。この当時、出版元の新声社内では色々あったんだろうなあって思わされました。ここでは1回だけ載りました。
  ゲーメストEXの時とはがらりと変わり、読者コーナーは長文の掲載はなく、お気楽お手紙コーナーって感じになってしまいました。非常に残念でした。


・ゲーム会議
「ゲーム批評」と同じような路線を狙ったゲーム雑誌でした。ここには4〜5回ほど載りました。
  まあ正直言って、ここは投稿者を「紙面作りの為の道具」としか思ってませんでしたね。
  本誌に対する意見のようなことを書いたら、そういう都合の悪いものは掲載時にカットされたり、レビュー募集があって「○○字以内にまとめて投稿をしてください」と書かれていたので、その字数内にまとめて出したら、掲載時にはさらに200字近くもカットされて掲載されたり。
  カットの仕方も、文章的に誤りや無駄があっての修正なら納得いきますが、全て「スペースの都合上」のカットでした。カットの仕方も無理矢理で、言いたい事の一部が切られて、激怒したことがあります。
  また、投稿に対するコメントも、無し、適当に書くというものばかりで、投稿者を何だと思っているのかというものばかりでした。
  本当に、載ってもうれしくない雑誌の一つでした。


・Hippon-Super
  コンシューマ専門誌です。ここではお便りコーナーに1〜2回載りました。
  ここにはレビューコーナーがあって、ここの文章レベルが驚異的に高かった印象があります。そういうところに載りたいと思い、何度か出しましたが、掲載されることはありませんでした。少し残念です。


・ディスクステーション98
  コンパイルより発売されていたディスクマガジンです。ここでは5〜6回載りました。
  色々と意見を書いたりしたのですが、今思えばあまりにも独りよがりなものを書いてしまいました。ユーザーを批判するような発言も書いてしまったので、正直、申し訳ない気持ちです。


・マイコン
  パソコン雑誌です。ここには7〜8回ほど載りました。
  パソコンについての意見を書いたのが多かったのですが、雑誌に対する投稿数が少なかったのか、掲載率100%でした。
  掲載時の文章修正もほとんどなかったのはうれしいのですが、ちょっと手ごたえがないなあって感じでした。


・EYE−COM
  パソコン雑誌です。ここには「オタクちゃんへの手紙」というギャグコーナーに2〜3回、お手紙コーナーに2〜3回載りました。
  ここはギャグ路線の雑誌なので、読んでて面白かったです。投稿も、お気楽お手紙という感じで出せた気もします。


・PC-POWER
  パソコン雑誌です。ここではお手紙コーナーに1回だけ載りました。
  読者コーナーはお気楽お手紙コーナーだったのですが、紙面が他紙とは全く違い、パワーの感じられる雑誌でした。読者として楽しんでいましたね。


・PCマガジン
  NECのパソコン、PC-8801やPC-9801を専門に扱ったパソコン雑誌です。ここでは5〜6回ほど載りました。
  パソコンに関する意見などが出せたり、言いたいことが言える場として出していました。紙面は当時の売れ筋パソコンである8801と9801についてのソフト紹介、プログラム技術など、大変参考になる記事が多かったです。
  あと、この雑誌では掲載されると、何と原稿料として現金2000円がもらえました。投稿というのはほとんど何ももらえないので、これはうれしかったですね。


・The BASIC(ざべ)
  パソコン雑誌です。ここには4〜5回載りました。
  パソコン雑誌としては、プログラミングを中心とした紙面構成だったのですが、読者コーナーはギャグに徹していて、真面目とギャグの混在した妙な紙面でした。それが魅力でもありましたし、楽しく読んでいました。


・OH! FM-TOWNS
  富士通のパソコン、FM-TOWNSを中心としたFMシリーズの専門誌です。ここのお便りコーナーに2〜3回載りました。
  実はここではギャグ投稿が多かったです。


・Be-Vap
  大阪日本橋、東京秋葉原で無料配布されている電気街情報誌で、お便りコーナーに6〜7回ほど載りました。
  ここも投稿数が少ないためか、掲載率100%で、コメントも無愛想なものが多かったです。


・ハロースタンバイ
  大阪日本橋に店舗を持つパソコン店「スタンバイ」で配布されていた情報誌。スタンバイの情報が中心でしたが、レビューなどの読者コーナーがあったので出していました。ここには10回ほど載りました。
  私の今まで投稿した中で、最悪の雑誌でした。投稿者を人間と思ってないという印象でした。
  あるコーナーがあって、そこに投稿を出したのですが、2ヵ月後(月刊誌の場合、掲載時期は投稿から2ヶ月後というのが通常)、「今月は投稿が1通も来てない」とウソを書かれたり、スタンバイの利益にならないゲーム(売れ筋でないゲーム)の投稿を書いたら、掲載時にコメントなどでボロクソに書かれたり、ひどかったです。
 ここの場合、気に入らない投稿に対しては何をやってもいいという考えでした。
  本当に、この雑誌に投稿してしまったことを後悔しています。


  総合的に書くと、自分が載った中での読者コーナーナンバー1は「PCエンジンFAN」、2位は「ゲーメスト」、3位は「ゲーメストEX」でした。
  逆に、悪い読者コーナーは「ハロースタンバイ」「ゲーム会議」でした。

  投稿というのは、投稿者と担当者のコミュニケーションの要素が大きかったと思います。
  投稿者にとって、担当者の印象が良ければ、投稿者は続けて出したくなるし、逆に担当者が「投稿者はただのオタク野郎」としか思っていないところは、掲載時のコメントなどにそれが明確に現れていました。