2001年10月 日記


2001/10/18(木)
 先日、PC版Gダラが動かないなどと書いていたが、ようやく動いた。ビデオカードのドライバーを新しいものに更新したら出来るようになった(DirectX 8に対応したドライバーがいるらしい)。

 というわけで、早速プレイしたが・・・、はっきり言って、どうしようもない出来。

 移植度とか言う以前に、PS版で問題だった、CD読み込みによるゲーム中の音途切れがそのまんま残っている。何でCD読み込みの必要が無いのに、ごていねいに途切れるのか疑問。
 また、オープニングデモはPS版と同じムービー。その他、オプションなど追加要素は、全てPS版にあったものが入っている。

 どうもこのパソコン版は、PS版のベタ移植で、解像度を上げる以外は何の工夫もしていないらしい。


 というわけで、結論。
「PS版を買ったほうがよっぽどいい(爆)」(←かなり切れた)



2001/10/14(日)
 んー、退院早々、車に乗ったら、トラックの運転手にいちゃもん付けられたり、ちと嫌な事があった今日この頃。おかげで当分車に乗りたくなかったりする。
 そんなことを振り払うべく、今日は日本橋に行っていた。

 日本橋で私がよく寄るのは、ゲーム屋、パソコン屋、ゲームセンター等々だが、最近のお気に入りは、ゲーム屋である「ゲーム探偵団」という所。
 ここはいわゆる中古ゲームショップだが、置いているゲームがかなり古く、ファミコン、PCエンジン、メガドライブをはじめ、セガマークIIIやゲームウォッチも主たるラインナップとして置かれている。その店内をうろついていると、かなりのレアタイトルも見られたり、ちょっとしたタイムスリップを味わえる感じで、なかなか楽しい。
 今日も入ってみると、2人の小学生が、店頭でプレイできるファミコンの「デビルワールド」に夢中になっている。当時はまっていた者にとって、その姿はとても微笑ましく見えるというか、「今これがプレイできる君たちは、とても幸せなんだよ」などと思ってしまうのだった。

 そんなことをしつつ、今日、日本橋で買ったものを書いてみる。


・Gダライアス
 パソコン版が発売になったので、値段も安いし買ってみた。移植度についてはあまり期待してないのだが、次の点を期待したのだった。
・アーケードよりも解像度が高い(とパッケージに書いている)
・アーケードほどの処理落ちにはならない(と予想)
・PS版のようにゲーム中の音途切れが無い(と予想)
・PS版のようにエンディングはムービーではない(と予想)

 というわけでプレイしてみたら・・・、動かねえ(泣)。
 んー、音はなるし、ボタンを押すと反応するけど、画面は真っ黒。ビデオカードが合わないのか、いろいろ検討中。


・スーパーゼビウス
 これは音楽CD。昔レコード盤で発売されたものの復刻である。さらに、今回の復刻版では「ガスト・ノッチ・ミックス」という新曲も追加されているので、これは買わねばという感じだった。
 早速聞いてみれば、あー久しぶりやねーって感じで、しみじみと聴いてしまう。また、新曲の「ガスト・ノッチ・ミックス」は、単なる再編集版でしかないが、それはそれでまた良し。
 また、ライナーノートを見てみれば、音楽中の声は、実はゲーム製作スタッフの声だという、驚くべき事実もいろいろかかれていたり、なかなか楽しませてくれる。
 というわけで、当時を知っている人は言うまでも無く、当時を知らない人も、これがプレイヤーを熱くさせた音楽だというのを知っとけって感じで買うのもいいかと思う。


 あと、日本橋でもう一つ。J&Pテクノランドの向いにある中川ムセンの1Fが、何とまあ100円ショップならぬ99円ショップというものを始めて、お菓子類や生鮮食品などを売るようになった。
 あの辺でお菓子を売っているところはなかなか無いので結構便利だったり、このおかげで、今まで見られなかった主婦の客層も増えている。
 ビックカメラ等のおかげで、難波など他に客を持っていかれていると言われている日本橋だが、いろいろと様変わりしつつあるようだ。



2001/10/12(金)
 退院早々、マンガ話など。入院中に近くのマンガ喫茶で読んでみて、面白かったものを書いてみる。


・最終兵器彼女
「この本、本屋でよく見かけるなー」と思いつつ、何気に読んでみたら、なかなか面白かった。
 主人公は高校生なのだが、ストーリーとしては、「付き合ってる彼女は、実は日本国家によって改造された改造人間、しかも最終兵器と呼ばれるほどの武力を持っていた」などという、あまりにも無理矢理な設定のもの。
 でも、内容としては「恋人同士の微妙な心情」とか「戦火の中で死に行く人々」など、かなりシリアスなものが描かれていて、よくこんな設定で説得力を持たせられるなと感心しつつ、はまったって感じ。
 まあこのマンガ、言ってみれば、「恋愛」「ミリタリー」「SF」が1つのマンガで楽しめる、1粒で何度もおいしい作品と言えるのか。


・軍鶏(シャモ)
 これも、本屋で表紙を見て「何かインパクトあるなー」と思いつつ読んでみた。表紙を見る限り、かなり暗いというか、結構やばい内容かなと思っていたら、想像以上にかなりやばい。
 主人公の少年は、両親をナイフでズタズタに切り裂くという、殺人事件の罪で少年院に入れられ、その少年院の中で、他の受刑者に無理矢理カマの役をやらされ、それに切れたあげく相手のチ○○を噛み切ってしまうという、とてつもなく残酷なストーリー。その辺の残酷描写がかなりリアルに描かれている。
 それでいながら、その男は出所後、汚れた世界をさまよいながら少しずつ空手家の道を進んでいくという、要するに異色の格闘マンガなのであった。この辺の結び付けがなかなか面白く、読み入ってしまった。


 ということで、今回は「何気に読んだら面白かった」と「想像つかない2要素を組み合わせたマンガ」というものを挙げてみた。

 そして最近は、引き続き軍鶏を読みつつ、他にも「海猿」「HUNTER×HUNTER」「GET BACKERS」などを読み始めているところ。この辺もなかなか面白いのであった。



2001/10/11(木)
9月の日記が止まっていたが、これには理由があった。私は9月に入ってから1ヶ月ほど入院していた。
 入院の理由は、胃。胃炎のためであった。

 胃炎程度で入院?と思うだろうから、詳しく説明したいと思う。胃の痛みが始まったのは、約2年半前。胃炎としてはよくある神経性、いわゆるストレスによるものではないかと思われる。
 今まで内科の医者に通い続けていたが、いっこうに治らない。むしろ症状はひどくなる程で、内科としては手の施しようがなくお手上げ状態。そのため、神経性の治療のため、精神科にて集中治療という形で入院することになった。

ちなみに、わかる人にわかる言い方でいうと、胃炎が始まったのは、ちょうど「パティオ閉鎖前」。その辺もストレスの一因だったのかもしれない。


 まあそういうわけだが、入院といっても、病院に閉じこもって寝ているだけというわけではなく、私の場合は神経性によるもののため、「ストレスから離れ、開放的な状態で過ごす」ことが治療法との事。
 そのため、時間は決められていながらも、外出は自由だし、その他の厳しい制限もあまり無い。だから、病室内でゲームボーイを持ってきて遊んだり、ノートパソコンを使ったり、携帯電話でインターネットにつないでたり、また外出中はマンガ喫茶に行ったり、結構自由に過ごしていた。


 そんな中、病室で主にやっていたのは、やはりゲーム。ゲームボーイで一番プレイしていたのは、「マリオのピクロス」。やはりこういうところでは、パズルゲームで軽くじっくりプレイするのが一番よく、暇だったらこれをする状態となっていた。


 というわけで1ヵ月、とりあえず胃炎の症状はほぼ完全に無くなり、退院となった。
 まあ正直、元の環境に戻ることによって胃炎が再発しないか、その心配が一番大きいところなのだが、やはり神経性によるもののため、結局それも「自分次第」。
 まあ何とも無いことを祈るだけである。