HSP Source←なんですか??(笑)

■パスワードをかける。(スクリプト内部型)

以下のソースを<BODY>と</BODY>の間に入れてみてください
そうすると、開いたときにパスワード入力ダイアログが出ます。

<SCRIPT language="JavaScript" type="text/javascript">
<!--
password = prompt("パスワードを入力してください","ここにパスワードを入力!");
if (password=="hello"){
location.replace("OK.htm");
} else {
if (password==null){
} else {
alert("入力された文字「"+password+"」はパスワードと一致しません!");
} }
//-->
</SCRIPT>

(パスワードは「hello」です)
hello」・・・・・パスワード
OK.htm」・・・パスワードが一致した後、開くページ。

解説:
さてこのスクリプトですが、promptというところの
「パスワードを入力してください」と書いているのは表示させるメッセージ。
「ここにパスワードを入力!」と書いているのは初期値(=最初から入力されている文字)です。

また、スクリプト内で文字を表示するときには必ず「"」でくくりましょう。(変数、数値はくくらなくてよい)
↑作文で話し言葉を「」でくくるのと同じ感覚です。

★JavaScript:ユーザーに入力ダイアログを出す。
 書式:変数=prompt("表示させるメッセージ","初期値");
 例:name=prompt("お名前をどうぞ!","ここに名前を入力してください");

 実行されるとユーザーに入力ダイアログを表示させます。
 そこでOKをおすと、インプットボックスに入力された文字を変数に返します。

「if (password=="hello")」とは、
もしもpasswordという変数にhelloと入っていたら〜という意味です。「else」はそれ以外なら〜という意味です。
hello」の文字を変えるとパスワードが変わります。

後ろにあるlocation.replaceとは指定したリンク先へ飛ぶことです。

★JavaScript:指定したリンク先へ飛ぶ
 書式:location.replace("リンク先URL");
 例:location.replace("http://www.eonet.ne.jp/~tsu-tan/");

 実行されると指定したリンク先へ移動します。

OK.htm」というところがパスワードが一致したときに表示されるページです。
これを変えると表示されるぺージが変わります。

そしてalertとはダイアログが表示することです。

★JavaScript:ダイアログを表示
 書式:alert("表示する文字、変数");
 例:alert("こんにちは");

 実行されるとダイアログを表示します。

「"入力された文字「"+password+"」はパスワードと一致しません!"」
これは足し算をして仮にpasswordに「win」が入った場合はこうなります。
「入力された文字「win」はパスワードと一致しません!」

パスワードが間違っていると表示する前に「if (password==null)」があると思います。
これは、キャンセルまたは何も入れなかったときに、promptがnullというものpasswordに入れるからです。
これにより、キャンセルまたは何も入れなかったときは何も表示(ダイアログも)させないようにしています。
もしも、「キャンセルまたは何も入力しませんでした」と表示させたい場合はこう変えましょう。

変更前
if (password==null){
} else {
alert("入力された文字「"+password+"」はパスワードと一致しません!");
} }
変更後
if (password==null){
alert("キャンセルまたは何も入力しませんでした");
} else {
alert("入力された文字「"+password+"」はパスワードと一致しません!");
} }


最後に、このスクリプト内部型の方法では、
ソースを見られるとパスワードが分かってしまうためあまりつかえません。
つまり、簡単に使いたい場合に使いましょう。