yoのJava入門

JToolBarは水平または垂直に配置できるコンテナです。
ツールバーはコンテナの上下左右または独自のウィンドウに自由にドラッグすることができます。

表示されたとき
　　　　　

　ツールバーを離したとき
　　　　　

コンストラクタ（抜粋）

ＪToolBar（）　ＪToolBarオプジェクトを生成します。
ＪToolBar（ｉｎｔ　ｉ）　orientation（方向）を指定してＪToolBarオブジェクトを生成します。　（デフォルトはHORIZONTALです。）
JToolBar.VARTICAL　　　　　　　　JToolBar.HORIZONTAL	上下方向左右方向
ＪToolBar（String　str）　ｓｔｒを指定してJToolBarオブジェクトを生成します。　ｓｔｒはツールバーが切り離されたときのタイトルとして使用されます。
ＪToolBar（String　str，ｉｎｔ　ｉ）　orientation（方向）を指定しｓｔｒを指定してJToolBarオブジェクトを生成します。　ｓｔｒはツールバーが切り離されたときのタイトルとして使用されます。

メソッド（抜粋）

JButton　add(Action a）
　ボタンをツールバーに追加します。

void　addSeparator(）
　セパレータをツールバーに追加します。

void　setOrientation(int i）
　ツールバーの方向をｉｎｔ型の変数で指定します。

void　ｇetOrientation(）
　ツールバーの方向を返します。

void　setBorderPainted（Boolean　b）
　boｒderPaintedのプロパティを設定します。ボーダーをパイントする場合はtrueにします。

void　paintBorder（Graphics　ｇ）
　boｒderPaintedのプロパティがｔｒｕｅの場合、ポップアップメニューのボーダーをペイントします。

SampleToolBar．ｊａｖａ

import java.awt.*;

import java.awt.event.*;

import javax.swing.*;

public class SampleToolBar extends ＪFrame {

Container contentPane;

　　JToolBar toolbar = new JToolBar("ツールバー");

←　①インスタンス生成

JButton[] btn = new JButton[5];

JTextArea textarea = new JTextArea();

public SampleToolBar() {

super("SampleToolBar");

addWindowAdapter(new WindowListener() {

public void windowClosing(WindowEvent e) {

System.exit(0);

}

});

contentPane = getContentPane();

contentPane.setLayout(new BorderLayout());

for(int i=0; i<5; i++){

btn[i] = new JButton("ボタン"+i);

toolbar.add(btn[i]);

←　②ツールバーに追加

}

contentPane.add(BorderLayout.NORTH, toolbar);

contentPane.add(BorderLayout.CENTER, textarea);

setSize(350,200);

setVisible(true);

}

public static void main(String[] args) {

SampleToolBar myClass = new SampleToolBar();

}

①JToolBar toolbar = new JToolBar("ツールバー");
ＪToolBarのインスタンスを生成しています。
ツールバーが切り離されたときにタイトルに”ツールバー”と設定されます。

②toolbar.add(btn[i]);
　ボタンをツールバーに追加しています。