■swingコンポーネント->JMenuBar ・ JMenu ・ JMenuItem

windowの上部によく使用されるメニューです。JMenuBarにはJMenuクラスのオブジェクトが入り、JMenuにはJMenuItemクラスのオブジェクトが入ります。

● JMenuBar
コンストラクタ
ＪMenuBar（）
　ＪMenuBarオブジェクトを生成します。
メソッド（抜粋）
ｖｏｉｄ　add（JMenu mｅue）
　メニューｍｅｎｕをメニューバーに追加します。
ｖｏｉｄ　setMargin（Insets　margin）
　メニューバーのボーダとそのメニューの間のマージンを設定します。
　（Insetsクラスはコンテナの境界領域を表すクラスです。）
JMenu　getMenu（int　ｉ）
　JMenuＢａｒの指定された位置のJMenuオブジェクトを返します。
Boolean　isSelected（）
　メニューバーのコンポーネントが選択されている場合はtrueを返します。
● JMenu
コンストラクタ（抜粋）
ＪMenu（）
　テキストのないＪMenuオブジェクトを生成します。
ＪMenu（String　ｓｔｒ）
　文字列ｓｔｒを指定してＪＭｅｎｕオブジェクトを生成します。
ＪMenu（String　ｓｔｒ，boolean　ｂ）
　文字列ｓｔｒを指定してティアオフするかを指定してＪMenuオブジェクトを生成します。
　booleanにtrueを指定すると、ティアオフ（切り離し）できるようになります。
メソッド（抜粋）
JMenuItem　add（String　ｓｔｒ）
　文字列strを指定して新しい項目を作成してメニューの最後に設定します。
ｖｏｉｄ　remove（JMenuItem　menuItem）
　メニューから指定されたメニュー項目menuItemを削除します。
ｖｏｉｄ　addSeparator（）
　メニューの最後に新しいセパレータを追加します。
● JMenuItem
コンストラクタ（抜粋）
ＪMenuItem（）
　項目のない空白のＪMenuItemオブジェクトを生成します。
ＪMenuItem（Ｉｃｏｎ　ｉｃｏｎ）
　ｉｃｏｎイメージを指定してＪMenuItemオブジェクトを生成します。
ＪMenuItem（Ｓｔｒｉｎｇ　ｓｔｒ）
　文字列ｓｔｒを指定してＪMenuItemオブジェクトを生成します。
ＪMenuItem（Ｓｔｒｉｎｇ　ｓｔｒ，　Ｉｃｏｎ　ｉｃｏｎ）
　文字列とアイコンを指定してＪMenuItemオブジェクトを生成します。
メソッド（抜粋）
ｖｏｉｄ　seｔEnabled（boolean　ｂ）
　JMenuItemの選択の有効、または無効に設定します。
ｖｏｉｄ　ｇetText（）
　ボタンに表示されている文字列を取得します。
ｖｏｉｄ　addMenuDragMouseListener（MenuDragMouseListener　ｌ）
　MenuDragMouseListenerを設定します。
ｖｏｉｄ　addMenuKeyListener（MenuKeyListener　ｌ）
　MenuKeyListenerを設定します。
　

クリックして下さい。

JSampleMenu.java
import java.awt.*;
import java.awt.event.*;
import javaｘ.swing.*;
public class JSampleMenu extends JFrame {
   Container contentPane;
   JTextPane txt = new JTextPane();
   JMenuBar menuBar = new JMenuBar(); ←　①インスタンス生成
   JMenu menuFile = new JMenu("ファイル"); ←　②インスタンス生成
     JMenuItem menuOpen = new JMenuItem("開く"); ←　③インスタンス生成
     JMenuItem menuSave = new JMenuItem("保存");
     JMenuItem menuEnd = new JMenuItem("終了");   
   JMenu menuEdit = new JMenu("編集");
     JMenuItem menuCut = new JMenuItem("切取り");
     JMenuItem menuCopy = new JMenuItem("コピー");
     JMenuItem menuPaste = new JMenuItem("貼付け");
     JMenuItem menuDelete = new JMenuItem("削除");
  public JSampleMenu() {
     super("メニューサンプル");
     addWindowAdapter(new WindowListener() {
       public void windowClosing(WindowEvent e) {
          System.exit(0);
       }
     });
     setSize(300,200);
     setLocation(100,100);
     countentPane = getContentPane();
     contentPane.setLayout(new BorderLayout());
     countentPane.add("Center",txt);
     setMenuBar(menuBar); ←　④メニューバーの設定
     　menuBar.add(menuFile); ←　⑤メニューの設定
    　　 menuFile.add(menuOpen); ←　⑥メニューアイテムの設定
     　　menuFile.add(menuSave);
     　　menuFile.addSeparator();
     　　menuFile.add(menuEnd);
     　menuBar.add(menuEdit);
     　　menuEdit.add(menuCut);
     　　menuEdit.add(menuCopy);
     　　menuEdit.add(menuPaste);
     　　menuEdit.add(menuDelete);
     setVisible(true);
   }
  public static void main(String[] args) {
    JSampleMenu myClass = new JSampleMenu();
    }
}  
   
①JMenuBar menuBar = new JMenuBar();
　JMenuBarのインスタンスを生成しています。
②JMenu menuFile = new JMenu("ファイル");
　「ファイル」という名前でメニュー項目のインスタンスを生成しています。
③JMenuItem menuOpen = new JMenuItem("開く");
　 「開く」というメニューアイテムのインスタンスを生成しています。
④setMenuBar(menuBar);
　JFrameにメニューバーmenuBarを設定しています。
⑤menuBar.add(menuFile);
　メニューバーmenuBarにメニューmenuFile（「ファイル」）を設定しています。
⑥menuFile.add(menuOpen);
　メニューmenuFile（「ファイル」）にメニューアイテムmenuOpeｎ（「開く」）を設定しています。
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