■swingコンポーネント->JComboBox
JComboBoxは、複数項目の中から一つを選択するのに使用するコンポーネントです。通常はひとつの項目だけが表示されていますが、右側の▼をクリックするとプルダウンのリストが表示されます。

通常はこんな感じです。

プルダウンを表示した状態です。
コンストラクタ（抜粋）
ＪＣｏｍｂｏＢｏｘ（）
　空のＪＣｏｍｂｏＢｏｘオブジェクトを生成します。
ＪＣｏｍｂｏＢｏｘ（Ｏｂｊｅｃｔ［］　ｏｂｔ）
　配列ｏｂｔを要素とするＪＣｏｍｂｏＢｏｘオブジェクトを生成します。
メソッド（抜粋）
ｖｏｉｄ　ａｄｄＩｔｅｍ（Ｏｂｊｅｃｔ　oｂｔ）
　項目にオブジェクトｏｂｔを追加します。
ｖｏｉｄ　ｒｅｍｏｖｅＩｔｅｍ（Ｏｂｊｅｃｔ　oｂｔ）
　項目から指定したオブジェクトｏｂｔを削除します。
ｉｎｔ　ｇｅｔＳｌｅｃｔｅｄＩｔｅｍ（）
　選択されている項目を取得します。
ｖｏｉｄ　ｓｅｔＳｌｅｃｔｅｄＩｔｅｍ（Ｏｂｊｅｃｔ　oｂｔ）
　選択する項目を設定します。
ｖｏｉｄ　ａｄｄＩｔｅｍＬｉｓｔｅｎｅｒ（ＩｔｅｍＬｉｓｔｅｎｅｒ　ｌ）
　ＩｔｅｍＥｖｅｎｔリスナーを設定します。

クリック
（実際はこちらで確認してください。）
JComboBoxSample.java
import java.awt.*;
import java.awt.event.*;
import javax.swing.*;
public class JComboBoxSample extends JFrame {
   Container　contentPane;
    String［］　ｓｔｒ = {"Ｊコンボ１","Ｊコンボ２","Ｊコンボ３"}; ←　①String型の配列strを用意
   JComboBox cmb = new JComboBox(ｓｔｒ); ←　②ｓｔｒを項目にしてインスタンス生成
  public JComboBoxSample() {
     super(JComboBoxSample);
     addWindowAdapter(new WindowListener() {
       public void windowClosing(WindowEvent e) {
          System.exit(0);
       }
     });
     contentPane　=　getContentPane();
     contentPane．setLayout(new FlowLayout()); ←　③ＦｌｏｗＬａｙｏｕｔに設定
     contentPane.add(cmb); ←　④cmbをレイアイトに配置
     setSize(200,100);
     setLocation(300,200);
     setVisible(true);
   }
  public static void main(String[] args) {
    JComboBoxSample myClass
　　　　　　　　　　　　 = new JComboBoxSample();
    }
}
①String［］　ｓｔｒ = {"Ｊコンボ１","Ｊコンボ２","Ｊコンボ３"};
　String型の配列を用意しています。ここで用意した配列をＪＣｏｍｂｏＢｏｘの項目として使用します。
②JComboBox cmb = new JComboBox(ｓｔｒ);
　①の配列を項目としてＪＣｏｍｂｏＢｏｘのインスタンスを生成しています。
③ＦｌｏｗＬａｙｏｕｔにレイアウト設定
　レイアウトを設定しています。
④コンボボックスをレイアウトに配置
　addメソッドでレイアウトにｃｍｂを配置しています。