Essay



クリスマスイルミネーション 2003年12月18日

 今年ももうすぐクリスマスの時期。そこで趣味の電子工作を生かし、クリスマスの電飾飾りを作ることにした。日頃、私が怪しげな部品を買い込み不思議なものばかり作っていると、家族から思われているかもしれないので、ここらで少し家族受けしそうなものを作ってみようという魂胆だ。

 というわけで、できあがったのが以下の2つ。

作製した2つのクリスマスイルミネーション



 手前の方のものは光ファイバー状の部分(実は釣り糸)がゆっくりと7色に光るようになっている。釣り糸の底から発光ダイオードで照らし出すという構造だ。この発光ダイオードは電池をつなぐだけで勝手に7色(Red, Green, Blue, Yellow, Cyan, Magenta, White)に色が変化するというもの。

 

七色に色が変化する



 もうひとつの方のものは中央の松ぼっくりの前に、自動点滅タイプの発光ダイオードを6個取り付けている。こちらも電池をつなぐだけで勝手にチカチカ点滅する。つまり両方とも回路は至極簡単。なるべく簡潔にすまそうというコンセプトだ。

 ちなみに土台は、家の近くのホームセンターで木板を買ってきて削りだしたもの。下の写真のように裏側を掘りぬいて電池ケースを取り付けている。上に載っている松ぼっくりとドングリ、そして木の枝(折ったのではなく落ちていたのを拾いました。念のため・・・笑)は家の近くの神社で拾ってきたものだ。

裏側を掘りこんで電池を取り付けている



 現在この2つのイルミネーションを玄関に飾っている。電池は3週間くらいは持ちそうな感じだ。とりあえずクリスマスまでは飾っておく予定。

 仕事を終えて家に帰り玄関口のドアを開けたとき、これらのオブジェがささやかな光を投げかけて出迎えてくれるのはなんともうれしいものだ。

 あれ・・・、結局よろこんでいるのは私だけだったりして・・・?



This page was last updated on December 19, 2003.