三川合流・野鳥観察会
                             2025年02月02日(日)

9:00さくらであい館9:15―10:45木津川右岸高水敷広場―
11:00背割堤下流先端―背割堤の遊歩道―12:20公園管理事務所前12:40解散

京阪石清水八幡宮駅で下車、木津川に架かる
御幸橋を渡った所にある「さくらであい館」
に集合した。総員43名。
昨日の雨が朝まで残っていたが、
何とか晴れた。気温11℃、
風が冷たい。

野鳥の会から講師2名が来られた。
3グループに別れ、間をおいて
観察に出かけた。

土手の下に降りて、木津川
沿いの遊歩道を歩く。

砂州にオオサギ、コサギ、
アオサギを見つけた。



















ホオジロ、キジバト
トビ、ヒヨドリ

木の枝に休む小鳥の群れ、
講師はフィールドスコープに
その姿をとらえた。
ヒヨドリが賑やかに
鳴いている。

木の上にカラスの巣がある。
カアカアと鳴くのがハシブトガラス。
ガアガア鳴くのはハシボソガラスとか。


広い円形の空間(木津川右岸高水敷広場)
に出ると、1本の大木が目に入る。
樹齢100年以上の大クスノキで、
木津川堤防強化工事のために
2018年3月20日に八幡市橋本から
移植されたもの。

草むらからチラチラ姿を
見せるツグミ。

















ダイサギ、コサギ
カワウ、オオバン

背割堤西端に来て楕円錐の
階段を登ると展望台になっていて、
天王山から山崎、生駒山地から
男山石山八幡まで見渡せる。

背割堤上の桜並木は延長1.4q、
約220本のソメイヨシノが
植樹されてそうだが、
昭和50年代初めまでは
松が植えられていた。
昭和40年代後半の松枯れに伴い
サクラが植えられるようになった。

宇治川を水鳥が泳ぐ。


オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、
ホシハジロ、キンクロハジロ、カワアイサ、
カンムリカイツブリ。

















カムリカイツブリ、 キンクロハジロ♂
キンクロハジロ♀、ホシハジロ  

サクラの木にコゲラがいた。
日本で一番小さなキツツキ。
背はこげ茶色に白い点模様

宇治川の浚渫工事が始まっている。
かつては、巨椋池という宇治川、
木津川、桂川の三川が流れ
込む遊水地帯があった。
太閤堤築堤の大土木工事により、
巨椋池に流れ込んでいた宇治川が
切り離された。



カワアイサイ、 カルガモ
モズ  カワラヒワ


明治時代まで木津川は淀付近で
宇治川に合流していたが、
洪水による被害を抑えるため
二度の付け替え工事が行われ、
合流箇所から突出する形で
背割堤が設けられ現在の背割堤が
建設された。
流れの異なる宇治川と木津川が
緩やかに合流するようになった。



公園管理事務所前まで戻ってきて、
恒例の「鳥合わせ」で今回観察した
鳥を確認した。
43種になった。
ハシブトガラス、シジュウガラ、イワツバメ、
ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、
ツグミ、ジョウビタキオカヨシガモ、ヒドリガモ、
カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、
カワアイサ、カンムリカイツブリ、キジバト、
カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、
イカルチドリ、ミサゴ、トビ、コゲラ、ハヤブサ、
モズ、ハシボソガラス、スズメ、キセキレイ、
ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、
ベニマシコ、イカル、ホウジロ、カシラダカ、
アオジ、タヒバリドバト、ビンズイ




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