Last Updated 3/3/2005
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〜勝谷医院が参加している研究です〜

HOMED-BP研究

現在、日本人の高血圧治療に関して、東北大学の今井潤教授を中心とした、HOMED-BP研究という大がかりな研究が進められています。どこまで血圧を下げるのが好ましいか、降圧薬の種類によって、長期的にはどのような差が現れるのかなどが調べられているのです。この研究に、勝谷医院も参加しています。

この研究に参加していただく患者さんには、無料で家庭血圧計を進呈致しますので、その血圧計で毎日朝と夜の2回、血圧を計っていただき、診察時に持ってきていただきます。診察時に、そのデータを医院のコンピュータに取り込み、結果を診療に生かすとともに、HOMED-BP事務局にデータを送り、全国的な研究のデータとして使わせて頂くというわけです。患者さんには、計測して頂いた血圧のデータをグラフでお渡しし(一目でその期間の治療の具合がわかります)、前回のものと比較することによって、治療計画についてより深い理解をして頂いています。

高血圧気味かな、と思っていらっしゃる患者さんがおられましたら、このような研究に参加されませんか。どうぞお気軽にご相談ください。


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COPE Trial研究

協和発酵が中心となって行っている、降圧剤コニールについての大規模臨床試験です。この試験では、3年間の投与期間を設けて、カルシウム拮抗剤コニールを基礎薬とし、作用機序の異なるほかの降圧剤(アンジオテンシンK拮抗薬、β遮断薬、利尿薬)との併用で、いずれの組み合わせがより有効かを検証していきます。

参加していただく患者さんには、血圧計をお渡ししますので、それを用いて、ご家庭で血圧を測っていただいてそのデータを書き留めておいていただくことになります。

この研究の重要性は、薬剤併用療法に関して確実なエビデンス(治療や薬剤効果における科学的な根拠)の構築に役立つということであり、日本高血圧学会でも、この試験の結果を受け、高血圧治療の現行ガイドラインを変更していこうとしています。

試験期間は、2004年10月から本試験に入り、2009年までの予定です。

高血圧患者さんのうち、未治療の方、治療中で薬の変更が可能と判断される方に声を掛けさせていただきますので、どうぞご協力をお願いいたします。


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尼崎研究

「身体にあった薬が欲しい、副作用を防ぎたい」「無理なく生活習慣を変えたい」このような問題を解決するために尼崎研究が始まりました。

尼崎研究では、国と共同して、高血圧をはじめとする生活習慣病になる原因を、遺伝的な体質や生活習慣の違いから探ります。

ご協力をお願いする患者さんは、高血圧または正常血圧と言われている方で、採血と試料提供への同意をお願いできる方です。費用はかかりませんし、参加は全く自由です

詳しくは、尼崎医師会、もしくは、大阪大学大学院医学系研究科加齢医学講座まで。


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