4/30 (Fri)

4/29 (Thu)

4/28 (Wed)

阪急電車に乗る:2004-04-28

運転席をのぞき込む息子

特等席で至福のひととき

ガラス越しの運転席

のぞき込んだ先

阪急今津線の先頭車両

歴史を映すあずき色

かつて、私が子供の頃、電車(当時は汽車)に乗ることは、旅行に出かけることを意味していました。北海道の田舎にはJR(当時国鉄)しかありませんで、普段の交通手段はバスだったのです。

いま、私たち家族が出かけるときは、車か電車を使います。息子が電車を大変喜びますので、最近は、意識的に電車を使うことが多いです。我が家は阪神電車沿線ですが、阪急も歩いて10分余り。特に、京都方面、宝塚方面に出かけるときは、阪急電車を利用します。先日、宝塚の手塚治虫記念館に行ったとき、以前は車を利用しましたが、今回、敢えて阪急を利用したのは、息子に対するちょっとしたプレゼントという意図がありました。

阪急夙川駅まで、のんびりと夙川沿い、オアシスロードを歩きました。途中寄り道できるところが沢山あります。息子はJRの鉄橋で立ち止まり、電車の通過を眺めます。引き離すのに一苦労。夙川駅ホームでは鯉の池がお気に入り。やって来た各駅停車に乗り込み、次の駅、西宮北口で、今津線に乗り換え。今津線では先頭車両の特等席に座ることが出来ました。運転席をのぞき込む長男。

この日は、新人運転手のトレーニング中だったのか、運転席には二人の乗務員がいて、ひとつひとつの操作を、声を出して確認しながらの運転。宝塚南口までは10分ほど。

支線ということで、古くさい車両が使われています。運転席の装備も、歴史を感じさせるものでした。そして、阪急電車の歴史と信頼感を映すあずき色の車体は、何十年も変わることがありません。今まで何度も塗り替えが話題になりましたが、私は今のままで良いんじゃないかと思います。

4/27 (Tue)

4/26 (Mon)

公園をきれいに:2004-04-26

きれいになった公園のベンチで

きれいになった公園で一休み

片鉾池をのぞき込む

カメや鯉を眺めて大喜び

町内会行事で、日曜日の朝に夙川公園の清掃をやります。

落ち葉や、枯れ枝に混ざって、たばこの吸い殻や、お菓子の包み紙など、ゴミが沢山落ちています。夙川公園は、人々が行き交う遊歩道でもありますので、散らかるのは致し方ないところかもしれませんが。

トウサンはちょっと寝坊したのですが、我が家からは子供たちと母さんが参加。きれいになったところで、缶ジュースをひとつずつもらって、清掃は終了。大人たちが引き上げた後、子供たちはきれいになった公園でひと遊び。そして、もらったジュースをベンチに座って頂きました。

公園を利用する人々の大半は、地元住民が清掃活動をおこなっていることをご存じないと思います。ようやくきれいになった公園で、たばこを吹かす通行人。あと五分、早くここを通っていれば、吸い殻を放り投げることがみんなの迷惑になっていることに気付いたかも。

子供たちは一旦家に引き上げて、お昼ご飯のあとは電車を眺めるために、また夙川公園へ。今度はオアシスロードを北に向かい、JR鉄橋沿いへ。それから鉄橋をくぐって逆鉾池公園へ。

池をのぞき込むと、巨大な鯉に混ざって、アヒルのつがい、そしてカメがうようよ。子供たちは大喜び。しかし、よくよく見ると、ほとんどのカメはアカミミガメです。これはいわゆる、ミドリガメとして、縁日などで売っているやつが成長したもの。元来、日本国内にはいなかった種類なのです。生態系の破壊が進んでいるなぁ、と思って目をこらすと、鯉に混ざってなにやらすばしこい魚が泳いでいる。おそらく、ブラックバスか、ブルーギルか、そこら辺でしょう。

なんだか複雑な気分で一日を公園で過ごした週末でした。

4/25 (Sun)

4/24 (Sat)

4/23 (Fri)

4/22 (Thu) 

4/21 (Wed) 

いちにちが終わる:2004-04-21

4人揃って行ってきます

一日が始まります

調子の悪いエリポン

急にしんどくなったエリポン

我が家の朝。賑やかな4人が家を出て、一日が始まります。

心配していた二人が、毎朝元気に出かけていくのも、この団結力のお陰かもしれません。

お姉ちゃんたちと一緒に学校に向かうエリポンには、小学校が家の連続という部分もあるらしい。

意外に順調、と思っていたのですが、教室にはいると、今までとは全く違う生活、そして、毎日新しい経験の連続で、かなりのプレッシャーは感じているらしい。先週末、突然ぐったり。いろいろな予定はキャンセル。見かけ以上に緊張の毎日を過ごしているのだと思います。長女、次女も、新入学当時は体調不良を訴えることがあったように思います。幸い、このときは、二時間ほど経ってけろっと元気になり、遊び出しましたが、それでも調子が悪い、と云っていましたが。

少しずつではありますが、クラスメートとの繋がりもできはじめているようです。帰り道は、同じアパートに住むクラスメートと一緒に帰ってきます。さようならの挨拶もできているみたい。

第一歩としては、大成功。ナイーブな彼女のことですから、少しずつ馴染んでゆくはずです。

タンタンの方は、どうやら電車を見るのを楽しみにしているらしいのです。詳細は今もって分かりませんが、家庭訪問にいらした先生によると、機嫌良く遊んでいるとのこと。彼も徐々にペースをつかんでいくことでしょう。

4/20 (Tue) 

4/19 (Mon) 

今年の桜:2004-04-19

小学校の校庭の桜

入学式の大切な脇役

入学式

今年の春の一コマ

ようやく、一通りの行事が終わり、あとは写真館で記念撮影を残すのみ。

さて、桜の話。北海道で育ったトウサンは、入学式と云えば、雪解け、そしてふきのとうを思い出すのです。桜が散った頃は、五月病の季節。北海道の桜、エゾヤマザクラですが、花と葉が一緒に出ます。濃いめのピンクとわかばの黄緑色のコントラストは、それなりに好ましいものです。しかし、春先の季節の変化が、こちらほど急激でありませんので、桜は余り一斉に咲く、という感じではありません。花見はジンギスカン鍋を囲んでやるのですが、寒さに震えながらつぼみを見上げる、と云う思い出ばかり。こちらでは、本当に桜が季節にぴったりで、素晴らしいと思います。

二人の門出を祝ってくれた。今年の桜は、ことさら印象深いものでした。咲き始めてから、好天気が続き、余り長持ちしなかったように思います。私自身が忙しく、のんびり花見をしている暇もなかったのですが、入学式の写真を整理していて、とてもよく取れた一コマを見つけて、今年もきれいだったなぁ、と、しみじみする。

桜が散って、一斉に若葉が芽吹く。印象的な一コマ。本当に良い季節です。

4/18 (Sun) 

4/17 (Sat) 

4/15 (Thu) 

4/14 (Wed) 

いったい、何してんだろう?:2004-04-14

バスを待つタンタン

バス停で既にテンションが上がっている

玄関を出たエリポン

これから学校へ

いよいよ新学期が始まりました。我が家の新入生二人、とりあえず、機嫌良く出かけてゆきます。

そして、我が家にひとときの静寂が訪れ、お昼前に帰ってくる二人。いったい何をしているのでしょう?

入園式で、大活躍した長男、タンタンくん。通園バスに大人しく乗ってくれるかどうか、親の方は随分と心配していたのですが、嬉しそうにバス停まで歩いていって、いともあっさりと乗り込みました。行ってきます、と、手を振って幼稚園へ。とりあえず、幼稚園はJRの線路沿い。立ち上がって背伸びをすると、窓から電車が見えるわけで、これはタンタンには大きな楽しみのはずです。

園の方で何をやっているかは定かではありませんが、今日も「アルプスを見た。スーパーハクトも見た。」と言っていましたので、彼なりの満足を感じているはずです。入園式の姿から想像すると、きっと、相当なテンションで走り回っているはずです。通園初日、バス停に迎えに行ったカアサンが見たものは、うつろな表情でバスから降りて、歩道にしゃがみ込んだタンタンの姿。どうやら、あまりの興奮でペース配分を誤ったらしい。疲れ切って帰ってきて、夜はいつもより早く寝てしまう。そのうち慣れるのでしょうが。

エリポンも、姉たちと一緒に、嬉しそうに出かけてゆきます。スキップしながら家を出ます。何をやっているのか、みんなについて行けているのかどうか分かりませんが、初日は挨拶の練習をしたらしい。今日は食事時に、お箸を使って、鉛筆の持ち方を姉たちに教えていましたから、そういうことを習ったのだと思います。エリポンを見ていると、自分が1年生になったときのかすかな思い出がよみがえってきます。

最近エリポンは、設計図に夢中です。家を作りたいと思っているのです。自分の家の設計図を裏紙に書きまくっています。ご近所の建築士の方に教えてもらったら?と云ったら、本気で電話を掛けようとしていました。この分だと、国語や算数のノートも設計図だらけになっているのではないかと心配になり、ちょっと見てみようとカバンを開けると、授業のノートは学校に置きっぱなしなのですが、連絡帳が出てきました。

おそるおそる見てみると、担任の先生からの伝言。曰く、「元気いっぱいの声で、色鉛筆を借りに来ました。忘れずに持たせて下さい。」とのこと。見逃してしまうところでした。おやまぁ!色鉛筆は勉強机の上です。あわてて、削り直して、カバンに入れておきました。感謝のお礼と署名をして、連絡帳もカバンの中へ。連絡帳には設計図はありませんでした。

とりあえず、色鉛筆を忘れた件は、エリポンが自分で解決した訳です。何となく、一安心。連絡帳は毎日チェックすることにします。

4/13 (Tue) 

4/12 (Mon) 

さっそく、大活躍:2004-04-12

制服姿のタンタン

制服姿、デビューから大活躍

ちょっと計算してみたのです。子供たちが高校まで卒業するとして、4人それぞれに入学式、卒業式が何回あるのか。

32回です。そのうち、今日が10回目のセレモニー。タンタンの入園式でした。あと、22回。

今回10回目にして、初めてトウサンが出席できませんでした。仕事の都合で、式に間に合わなかったのです。幼稚園に駆けつけた時には、入園式が終わり、保育室で顔合わせ、それから写真撮影、と云うところでした。大丈夫だったのかな?と、保育室を覗いてみると、園児と母親が車座になって、先生の説明を聞いていました。何故か、タンタンが一人で車座の中央を走り回っています!

そのうち、刺激を受けた新入園児が一人、二人と立ち上がり、タンタンと一緒に走り回ります。タンタン大喜び、ますます張り切って走ります。立ち上がったクラスメートを振り切って走ります。どうなってるの?

そのあと、園庭で記念撮影。写真屋さんが一生懸命、園児たちをカメラに向かせようとしますと、タンタンは列から離れて砂場の方に向かおうとして、園長先生に捕まり、結局記念撮影は園長先生の膝の上と云うことになりました。

また保育室に戻り、今度はトウサンがタンタンを捕まえていようとしましたが、押さえつけると、暴れて騒ぎます。機嫌良く走らせていた方がマシ、と云う結論。結局タンタンは、一人で保育室内を駆けずり回っていました。タンタン以外の年少の園児たちは、おかあさんやおとうさんと一緒に行儀良く座っていたのです。

初日から、本領発揮、というか、すっかり目立ちまくり。全ての父兄と、先生たちに、強烈な印象を残したのではないかと思います。明日から幼稚園バスで通園が始まります。どうなることやら。

よろしくお願いします。

4/11 (Sun) 

4/10 (Sat) 

4/9 (Fri) 

4/8 (Thu) 

成るようになる:2004-04-08

菜の花の前で

満開の菜の花

教室で待つエリポン

式が始まるのを待つ間

この子は、私たちが想像する以上に繊細な心を持っています。

随分と心配し、悩み、そして、成るようになると、私たちの行き着いた結論は、少々おおざっぱに申し上げればそういうことなのです。彼女がいよいよ、新たなステップを踏み出す、記念すべき一日。

表現することが下手なのです。自分の今思っていることを、分かるように説明できません。決して恐れていたわけではないと思います。姉たちを見て、カアサンに連れられて学校に行く機会は随分ありましたので、学校が楽しいところ、と云う認識はあるはずです。それでも云いようのない、緊張感、不安感を感じていたのでしょう。前の晩は随分遅くまで眠れなかったようです。私が床に入ったときも、彼女はうとうととして、深い眠りにはつけずにいたようです。

ファインダー越しのエリポンは、新しい環境への不安と期待が入り交じった、固い表情をしていました。やけに無口で、それでも一生懸命に、歩きました。

校門をくぐり、教室の間の花壇。チューリップは散りかけて、菜の花が満開になっていました。きれいねぇ。

教室に入り、これは姉たちの参観日に経験済みですが、自分の机に向かうのは初めて。見慣れぬクラスメートに身構えるエリポン。自分の居場所を確保しようと、心の中で葛藤している様に見えました。

入学式を終え、教室に戻り、先生のお話を聞いている間、優しそうな先生を見て、少し安心した様子。緊張がほどけ始めて、あくびを連発。

どうなることやら、想像も付きませんが、成るようになるということです。お姉ちゃんが二人、色々と助けてくれることでしょう。早速ナミンチが様子を見に来てくれました。とりあえず、始まりました。

4/7 (Wed) 

4/6 (Tue) 

4/5 (Mon) 

4/4 (Sun) 

ポジション取り:2004-04-04

トウサンの隣、エリポンとヨウカラ

トウサン側にエリポン、ヨウカラ

カアサンの側にナミンチとタンタン

カアサンはナミンチとタンタン担当

週末のお出かけ。たまの外食も楽しみのひとつです。

外食はコスト重視。そうなると、選択範囲は随分限られますが、今日は久しぶりにファミリーレストランへ。我が家の第一選択は決まっています。サイゼリア、イタリアンレストランです。とにかく安い。そして、おいしい。ナミンチはピザが好き。ヨウカラはペペロンチーノスパゲッティが好物。タンタンとエリポンは、ミラノ風ドリア。とにかく安くあげるために、みんなで思い思いに頼んで、山分けします。ピザ二枚、スパゲッティ大盛りひとつと普通サイズひとつ、そしてドリア二つ。2千円余り。これは、マクドナルドに寄るのと大差ありません。ドリンクは頼まず、セルフサービスの水を汲んできます。

料理をテーブルに並べ、取り皿に取り分けます。色々と食べられるし、無駄になりません。6人がけのボックス席に案内され、どうやって座るか、暗黙のルールがあります。タンタンとエリポンが一緒にならない様に、と云うのが大原則。タンタンはおかあさんにべったり、エリポンはおとうさんの隣にこだわります。姉二人は、その時の運、気分、微妙なバランス感覚で、どちらかを選びます。本日は、ナミンチ、タンタンがカアサン側、ヨウカラエリポンがトウサン側。かなり公平な配分となりました。

下の二人を、トウサン、カアサンの隣にしなければ意味がありません。ファミリーレストランの場合、トウサン、カアサンが、通路側に座ることが多いのです。これは、弟、妹が店内をうろつくことを防止する作戦。一方、回転寿司の場合は、トウサンが奥、つまり、お寿司の側に座り、カアサンが通路側で、下の二人をブロックするというフォーメーション。本日は、ご覧のポジションに納まり、楽しい昼食のひとときを過ごしました。

役割分担が我が家の原則。ルールは自然と出来上がります。

4/3 (Sat) 

4/2 (Fri)