4/30 (Wed) 

4/29 (Tue) 

4/28 (Mon) 

4/27 (Sun) 

Pulp-town fiction:2003-04-27

ピンクの表紙、黄色い帯

友人の本

パルプ工場と廃液の川

この橋を渡ると、故郷の町

生まれ故郷が、ドラマや小説の舞台になる、というのはちょっと特別な気分になります。 

トウサンの生まれた街は、三浦綾子さんの小説の舞台になっています。村上春樹さんの、「ノルウェイの森」の中でも、ストーリーの最後の方に、突然名前が出てきて、「あそこはなんだか作りそこねた落とし穴みたいなところじゃない?」 などと、云われていました。何故に突然、そこに名前が出てきたのか、よく分かりません。紹介の仕方はともかく、悪い気はしません。寒いことでは相当有名なところ。明治時代の低温日本記録は未だに破られていません。

トウサンの古い友人が、作家となってデビューしたのです。彼の作品の舞台が、トウサンの生まれ故郷、なかでも、生まれてから高校を出るまで住んでいた、まさしく生活していた場所なのです。

その街は、私が住んでいる頃は何も違和感をもっていなかったのですが、カタカナの町名で、いつも、製紙工場独特の強烈な臭いに包まれたところでした。余所から来た人にとって、恐らくとても奇異に感じるであろう、不思議な町名と悪臭を、私は、物心付いたときから当然のものとして受け止め、その中に馴染んで成長していったのです。

中学で、工場の煙が臭いといった教師に、ムキになって反論したことをおぼえています。故郷を離れて、ずいぶん経ち、その様子もかなり変わりました。技術は進歩し、社会が豊かになり、パルプ工場の臭いも、泡だらけの茶色い廃液の川も、今では随分と「改善」されました。私たちの生活の場であった、寸分狂わずに整列していた社宅も、今ではほとんど取り壊されてしまったようです。

いつか、煙突から煙が出ない時代が来るのかも知れません。あのころの様子を、書き残してくれた友人に、感謝の気持ち。こども達は今でも、たんかす山で遊んでいるのかしら。それより、たんかす山なんて、今でもあるのだろうか。

書店で見かけたら、お手に取ってみて下さい。
空を見上げる古い歌を口ずさむ (小路幸也著、講談社、第29回メフィスト賞受賞作 ISBN4-06-211842-4)

4/26 (Sat) 

4/25 (Fri) 

ギタリスト:2003-04-25

見よう見まねで、音を出す

ギターの弦を買いに行く途中

見よう見まねで、音を出す

フムフム、分かってきたとナミンチ

半年ほど、5弦が切れたままになっていたギターの弦を買ってきて、弾けるようにしました。

弾ける、というほどではありません。コードの押さえ方をいくらか知っている程度。トウサンは、ちょっと遅れて吉田拓郎を聴き、「氷の世界」は全曲を歌うことが出来るし、イルカのコンサートに何度か行ったり、かぐや姫の「なごり雪」をいい曲だなぁと思っていた。そういう世代ですから、ギターのさわり方は知っているのです。

その頃の人気番組の視聴者参加コーナーの賞品は、白いギターでした。若者は、ギターを弾かねばならないというような、時代だったのではないかと思う。その頃聴いていた音楽は、今はほとんど聴くことはありませんけれど。

日曜日、夙川駅の近くにある楽器屋へ、ギターの弦を買いに行きました。久しぶりにカメラを持って夙川沿いを歩きました。写真は、おやこニュースにも何度か登場したケヤキです。まだ、丸裸のまま。

弦が切れたまま、ほったらかしてあったギターは、タンタンのオモチャになっていたのです。早速、弦を張り直し、調弦しました。こども達は興味津々。ポロロン♪

ナミンチとヨウカラが代わりばんこに挑戦しますが、いつものピアノのようにはメロディが出てきません。音もなかなか鳴りません。ちょっと貸してみなさい。と、トウサンがCのコードをならしますと、ねぇ、弾いて、弾いて!と、大喜び。

何を弾いて欲しい?と尋ねると、返ってきた答えは、「なんでだろう」弾いて!

今の子達にとって、ギターといえばそれなのね。ちょっとがっかりしながら、さわりだけ、なんでだろ〜ぅお、なんでだろ〜♪

その後、ちょっと簡単な曲を、久しぶりに、、、みんなで歌いました。

4/24 (Thu) 

4/23 (Wed) 

参観日:2003-04-23

4年生授業風景

子供の視点から見た教室

ヨウカラと参観

ヨウカラ闖入

先日、ナミンチの授業参観に行ってきました。

当日、エリポンの家庭訪問の予定とぶつかってしまい、トウサンが小学校へ、カアサンは自宅で幼稚園の先生を待つことにしました。家庭訪問はすぐに終わるはずなので、終わり次第カアサンは小学校へ来て、懇談会に出席する手はず。PTAの役員を決めるそうです。父親は私一人だけ。ナミンチの友達は、普通の参観日にお父さんが来ることが不思議に思ったらしく、うらやましがられました。

午後の授業は国語。漢字のへんとつくり、そして冠と足の勉強です。パズル感覚で、問題を解いたり、くさかんむりの漢字を思い出したり。クラスではかなり小さい方のナミンチですが、教室の一番後ろ、窓際の席。参観にはもってこいのポジションです。漢字が出来上がるまでのストーリーみたいなものを取り入れた授業にしても良いんじゃないかなぁ、と思いながら、聞いていました。個々の漢字をおぼえる方に重きを置きすぎという印象です。

国語の勉強は難しいです。何を勉強したらいいのか、達成感を与えるのが難しい。漢字のドリルとか、そういう方に頼ってしまうのは致し方ないのでしょうか。

もう少し、やりようがありそうだと、物足りなさを感じながら授業を見ていますと、突然、ヨウカラが鞄を背負ったまま、教室に入ってきてびっくり。授業が終わって、お友達とはぐれてしまったそうです。2人でならんで、授業参観しました。そこいらは割とのびのびとしています。よちよち歩きの妹がお兄ちゃんの所に行ったり、突然知り合いの父兄を見つけて、廊下に出て世間話を始める母親とか。

トウサンはじっと静かに見入っていましたが、ヨウカラはすぐに退屈していたようです。

翌日はヨウカラの参観日。これはカアサンがタンタンと行ったのですが、タンタン大暴れ。黒板に歩み寄り、授業に使っている磁石で遊ぼうとしたそうです。結局カアサンは半分くらいしか授業を見られなかったとのこと。

参観日くらい、野心的な授業をお願いしたいなぁ、というのが感想です。あと、教室の壁が汚いので、塗り直した方がいいです。大分雰囲気が変わると思うけど。

4/22 (Tue) 

4/21 (Mon) 

4/20 (Sun) 

新緑の季節:2003-04-20

モミジの若葉と花

モミジの花

急に暖かくなって、桜が散る頃に、木々の若葉が萌え出しています。

余り目立たない花です。この木は葉っぱの方が遥かに有名ですので。モミジですが、小さな花は、よく見ると淡いピンク色で、なかなか魅力的です。

エリポンの幼稚園の通園路、バス停までの道のりの途中の庭先に、一本植わっているのです。アカシアや、ツタや、いろいろな若葉が一斉に芽吹いています。ケヤキはまだ裸ん坊ですが。

そろそろ、アカシアの花も咲くでしょう。我が家は5月人形を飾りました。これを片付ける頃には、アカシアの花びらで、歩道が真っ白になっていることでしょう。

カアサンは、花粉のアレルギー。雑草が原因なのだそうです。

4/19 (Sat) 

電車好き:2003-04-19

タンタンとカアサン

JR神戸線にかぶりつき

阪神普通電車

今日乗った電車

たびたび、紹介していますが、我が家の長男は電車が好き。

この時期の男の子はだいたい好きなのでしょうが、つきあう方も結構大変です。先日のお花見の時の写真ですが、お花そっちのけで、JR神戸線のフェンスに張り付くタンタン。トウサンとカアサンが交代で面倒を見ます。

夙川公園で遊んだ帰り道、香櫨園駅の方に親の手を引っ張っていこうとします。なかなか言葉が出てこないタンタンですが、「ハンシンデンシャ」はかなりはっきり言うことが出来ます。

今日はサッカー観戦で神戸へ。もちろん阪神電車利用です。タンタン大喜び。親もほっとします。香櫨園駅から先頭車両の一番前の席を狙います。同じ目的の人に先を越されていることが多いのですが、今日は特等席がばっちり空いていました。

めでたしめでたし。普段はちょこまかとうろつき廻ろうとするタンタンが、ここに座らせると、まるで魔法に掛かったように大人しくしています。御影まで各駅停車に乗り、そこで特急に乗り換え。待ち時間が5分ほどありましたので、電車の写真を一枚。阪神電車は青が各駅停車、特急、急行はクリーム色とオレンジ色のツートンカラーです。

残念ながら、乗り換えた特急は混んでいて、特等席には着けませんでした。

スタジアムの中では、あちこち歩き回るタンタンを追いかけ回すのに苦労しました。試合も半分うわのそらになってしまいました。

帰り道もタンタンは電車を満喫。彼にとっては、サッカー観戦より電車に乗ることの方が重要なことのようです。

4/17 (Thr) 

4/16 (Wed) 

4/15 (Tue) 

4/14 (Mon) 

4/13 (Sun) 

サクラのトンネル:2003-04-13

散り際が一番きれい

今シーズン最後のサクラ

トンネル

トンネル

先週末が花見のピークだったようで、せっかく晴れた日曜日ですが、夙川公園はそれほどの人混みはありませんでした。

木によっては、完全に散ってしまっているものもありますが、まだ十分楽しめます。今日は夙川公園を歩いて、香櫨園浜まで出かけました。途中、花吹雪を浴びながら、桜色の絨毯の上を歩いてきました。散り際もなかなか良いです。たぶん、今日、明日で終わりと思います。サクラは、もしかすると散り際が一番きれいなのかも知れません。

こども達は、舞い降りる花びらをキャッチしようと、帽子を逆さにもって走り回っていました。なんだか優雅で、とても得をした気分になりました。

4/12 (Sat) 

レゴ:2003-04-12

プラレールの駅

プラレールの駅

迷路

スノーウィ迷路

パール

我が家のこども達は、長女から始まって、レゴとその大型タイプのデュプロを少しずつ買い与えてきました。今ではバケツに三つ分くらいあります。それらを使って、色々と工夫しています。最初は、プラレールの駅をデュプロで作ったところ。主にナミンチが作りました。プラレールの上を走っているトーマスに、人形を乗せるかどうかで、エリポンとタンタンがけんかしているところです。駅の方は、改札口や、切符売り場、ロッカーまで揃った本格的なものです。

毎週土曜日か日曜日に、ハムスタの小屋を大掃除します。掃除している間、パールを相手にデュプロで遊びます。 写真のスノーウィ迷路(スノーウィはもう死んでしまいましたが、こども達は迷路にスノーウィの名前を付けています) は板を二枚組み合わせた本格的なもの。二重構造の迷路になっていて、ハムスタのパールが、中を走り回ります。 無事に出口から出られたら、ひまわりのタネをひとつあげる寸法です。

したの写真は、デュプロのバケツの中で掃除が終わるのを待つパール。バケツの中には同じくデュプロで作った滑り台が入っています。パールは滑り台を滑るのは余り好きではないようですが、上に上るのは好きです。

最後ですが、デュプロの列車を作って遊ぶタンタン。食卓で遊んではいけないことになっていますが、せっかく作った列車を見せたいのでしょう。マニアというほどではありませんが、私はこのデンマーク製のオモチャの支持者です。自分が子供の頃に使ったものがどこにあるのか分からないのが残念です。こども達もそのうち卒業するでしょうけれど、大切に使って、お下がりに回したいと思っています。

4/11 (Fri) 

4/10 (Thr) 

夙川公園:2003-04-27

夙川のサクラ

我が家から一番近いサクラ

サクラ

青空と淡いピンク色と

我が家から歩いて、30秒。夙川沿い、夙川公園は、サクラの名所です。

いくらか散り始めていますが、丁度満開と思います。少し風が吹いていましたが、サクラには青空がよく似合います。多分、今週末まで、お花見は大丈夫と思います。

明日から明後日にかけて、雨だそうですが、日曜日までもつと思います。周辺は駐車禁止。取り締まりもしていますのでご注意を。

4/9 (Wed) 

お花見:2003-04-09

いつものサクラの前

これは夙川公園

JRの普通電車と貨物列車

タンタンはこっちに夢中

ソメイヨシノ

クローズアップ

先週末のお花見の写真が、一部出来てきました。 

仲の良い友人たち、合わせて4家族が集まり、いつもの(といっても、トウサンは余り行ったことがないのですが)片鉾池公園で過ごしました。ソメイヨシノがほとんどですが、真っ盛り、天気もマァマァ。少々風が吹きましたが。川沿いは、バーベキューを楽しむグループであふれていました。後かたづけをどうするのか、少々気になるのですが、翌日のローカルニュースで、夙川の花見のゴミを荒らすカラスが話題になっていました。

公園内も人は多かったけれども、こども達が遊び回るには十分。人数が多かったこともあって、砂場遊びと、縄跳びで随分盛り上がりました。トウサンの頭痛が返す返す残念でした。

息子は間近に見られる電車に夢中。 フェンスにへばりついて眺めます。落ちないように離れずについていなくてはなりません。途中で中学生のおねえさんに代わってもらったり。

走る電車の写真はなかなか難しいですが、こんどはブルーとピンクが格好良い、スーパーハクトを狙ってみようか、などと。なんだか昔を思い出しながら。トウサンの子供の頃、北海道の線路には、20分に一度くらいしか汽車は通らなかったけれど。

4/8 (Tue) 

4/7 (Mon) 

新学期:2003-04-27

モーターサイクルショウ

モーターサイクルショウ

手間が掛かるタンタン

なんだかますます、大きくなりました

色々と、世の中の動きに翻弄された春休みだったような気がします。あっという間に始まってしまった新学期。

画像は、春休み数少ないお出かけ、モーターサイクルショウで、ぴかぴかのバイクに跨るヨウカラとエリポン。

なんとか、花見もすることが出来ました。お弁当をもって、友人家族と公園でピクニックという感じ。少女たちにとっては、サクラよりも、砂場や縄跳びやボール投げ。息子にとっては、ひっきりなしに通る電車が気に掛かる。電車を見せていれば、それで満足というのはある意味楽なような、しかし、実際にはなかなか手間の掛かる息子。

育児に時間を割こうとは思うものの、なかなか思いのようには体と気持ちは動かず。どんどん大きくなっていくこども達に、数ヶ月前を懐かしむ父親。こんなことではいけない。

体調の悪さも相まって、父親としては最悪の春休み(勿論、仕事を休むというわけにはいかないのですが)となってしまいました。休みの日はいつも家で、こども達と、、、あるいは、休みの日くらいは、カアサンと交代で、と、

有言したからには実行、しなくては。取りあえず、娘に買い与えた本を、まず父親が読むことにしたり、仕事の能率をもう少し向上して、時間を作ろう等と思ったり。こども達の時間は飛ぶように過ぎ去ってゆく。長女が、もう4年生という、現実。4人まとめて風呂に入れることが物理的に不可能というのも、もはや現実。トウサンがんばれ、と、自分を励ましてみる。

4/6 (Sun) 

4/5 (Sat) 

4/3 (Thr) 

4/2 (Wed) 

4/1 (Tue)