おやこニュースは、、、(2004年の端書き)

さて、2004年が開けました。おかげさまで、家族も皆元気です。子どもたちはそれぞれの速度で成長し、私と妻は、毎年歳を取ってゆきます。家族の状況が変わり、加筆ではつじつまが合わない部分が多くなったので、この部分を書き直すことにしました。

私はどうして、家族を話題にしたウエブサイトを作り続けているのでしょう?ウエブサイト(いわゆるホームページ)を持つことが、何か特別なことのように扱われる風潮もあります。しかし、実際にやってみれば分かることですが、こうしてホームページを作り、サイトを維持管理することは簡単なことではありません。誰かにアドバイスを求められたら、今なら、止めた方が良い、と云うかもしれません。或いは、やるなら、ごくごく軽い気持ちで、と云うのもひとつの取り組み方でしょう。何より、大切なことは、続けることです。

おやこニュースを立ち上げた3年前と比べて、世の中の状況はずいぶんと変わってきています。私の目指すところも、少しずつ現実に目覚め、淘汰されて来たように感じています。インターネットという公共のものを使い、私は何をしようとしているのか。要点は二つです。

  1. あくまで、自己満足で、自分たちの記録を残すということ。
  2. 結果的にそれが誰かの役に立つならば、それが無償でおこなわれ、全く何らの見返りを求めないこと。

WWWがもたらす独特な人間関係の距離感に、私自身が当惑することが多いのです。皆さんがここで目にする全てのものは、私が、私と家族のために作ったものです。他の何のためでもありません。それが、ご覧になった方に何らかの利益をもたらすならば、それは全く望外のことです。私にとって、いらっしゃる方々は、まるで透明人間のようです。私はアクセスカウンターなどで、誰かがここにやってきたことを知ることが出来ます。たった今、誰かが隣のページを眺めているかもしれないと感じることは、管理人にとって独特な感情です。

何かを感じ取っていただいたときに、それは、インターネットというバーチャルな空間に存在していながら、実は、私たちが実際の生活で見聞きし、感じ取った実体であること、そして、私の部屋の(実際の部屋です)机の上で、私が考え、作り出した実体を、WWWと云う空間に、送り出したからこそ、そこにある、と云うことを想像していただきたいと思います。

私がこういったことを始めて3年あまり。私は、自分がすごいことをやっているのだと感じています。全くの素人の私が、自分の感じること、経験したことを、これほど詳細に記録してゆくことは、ウエブページ作製以外にあり得ないような気がするからです。目撃することの快感をお楽しみ下さい。私は私で、楽しんでおります。おやこニュースは、更に当面続く見込みです。

2004年4月 管理人

2002年の端書き

このサイトでは、私(トウサン・ナミンチチ・管理人)の思うが儘に、私たち夫婦と、4人の子供たち(ナミンチ・ヨウカラ・エリポン・タンタン)の日常を紹介してゆきます。親ばかサイトかといえばその通り。しかしながら、子育て、(こどもたちと生活してゆくこと)には絶大なエネルギーが必要です。ただ、日々を平穏に過ごそうとするだけで、次々と話のネタが沸いてきます。このエネルギーのたどり着く先が、こどもたちそれぞれの人生の糧であると信じ、心のよりどころとする次第です。

我が家が子だくさん家族か?といえばそのような気もします。しかしながら、いったい何人子供を作れば子だくさんなのでしょうか。10人兄弟がさほど珍しくなかった時代は遠い昔です。

世の中は急速に少子高齢化時代を迎えています。高齢化は国民のみなさんが長生きして楽しい人生を謳歌すると言う意味で大いに結構。しかしながら、少子化は、社会の将来に思いをいたした場合、きわめて深刻な事実といわざるを得ません。少子化の進行は、現代社会のさまざまな問題を包含しており、一つの視点からくくることは困難で、危険を伴います。女性の社会的自立にともなう結婚年齢の上昇や、未婚者の増加は、ある意味でポジティブな側面 といえるかもしれません。

その反面、いうまでもないことですが、出生率の低下は確実に人口の減少をもたらします。 我が国の将来を支え、国民の多くが幸せな生活を送るために、はたしてどのくらいの人口が必要なのか、そのためにはどの程度の出生率を維持しなくてはならないのか。これは、統計学と経済学の問題であり、答えを出すことはさほど難しくはありません。

当たり前に結婚し、当たり前に子供を作り育てる、そういう社会を作って行かなくてはなりません。それに関してここで二つの問題点を指摘しておきたいと思います。まず、出産・育児の責任が女性の側に偏っていること。政府の策定したエンジェルプランなどを見ても、働く女性のための施策が目立つ反面 、育児を行う夫婦(あるいは家族)に対する支援という視点が欠如し、決定的な男女平等という決意は感じられません。もう一つは、育児に対する社会のバリアについてです。育児は一種の介護であります。育児の担当者には子供が独り立ちするまで我慢しなければならないことが多く、また子供を連れて出歩くには様々な制約が加わります。育児に関わるコストの問題を含め、社会が育児を行う夫婦の負担をいくらかでも軽くするような具体的な仕組みが必要ではないでしょうか。

政府は、過疎地の対策には熱心ですが、今や国全体が過疎に向かおうとしている現実から目をそらしているようにさえ思えます。そろそろ実効性のある具体的な施策が必要ではないでしょうか。(すでに手遅れでないことを祈ります)

私たちのホームページでは、現在、育児まっただ中の我が家の週末の出来事、すなわち私たち夫婦と子供たちの育児を通 した営みを紹介し、子供を育てやすい社会環境(育児バリアフリー社会)について提言して行きたいと考えております。私たちの経験から様々な情報提供をおこなってゆくのと同時に、皆様からの情報提供お願いしながら、進めてゆきたいと考えております。末永く、気長にそしてお気楽におつきあい願えればと思います。

サイトの名称:

管理人のつぶやきと自己紹介

管理人について

サイトの構成について

著作権について

良くあるご質問・・・

どんなサイトなの?
原則的には、写真と絵で、家族の毎日のようすを紹介していくページです。家族と関係ないことは、それなりに別項としてまとめてあります。
体裁としては、軽くて見易いサイトを目指しています。テキストが多くて、見る気がしない、というご意見は、ごもっとも。どうにも回りくどく、理屈っぽい私の性格のゆえでありましょう。
広告が入っていません。全て自前。写真は特別な断りがあるもの以外は管理人の撮影によるものです。
正式名称は、「おやこニュース」であります。
んで、あんたはいったいダレ?
ナミンチチです。おやこニュースをご覧になって戴けば分かるはずです。この手のことについては、全くのシロウト。写真も、HPを作るようになって熱心に撮り始め、趣味にするのもいいかなぁと思い始めた程度。
本職の方は内緒です。親子ニュースの中に、私の仕事の話はおそらくほとんど出てこないはずです。
面白くないんですけど・・・(爆)
ハイ、ごもっともです。笑える所などどこにもありませんよ。でも、まぁ良く読んでください。写真をじっくり見て下さい。余程の都合があって書き飛ばしたのではない限り、私が自分で頷けるようなことを書いています。ふーん、へぇ!そうか!
想像力を逞しくして読んでください。どこが面白くて、どこが悲しくて、腹立たしいのか、読んで下さった皆さんに考えていただくことです。
使用上の注意、何かある?
えぇっと、どうぞご自由に、です。
見易いサイト目指して、日々精進しております。大体、毎日どこかしら更新しています。週に二回くらい、チェックするというのがおすすめです。もちろん、毎日でも、、、
掲示板って、なに?
皆さんに気軽に書き込んでいただけるように、メモ板を設置しています。手短かにお願いします。
あの、ハンドルネームの由来は?
ハンドルネームと言えるのは、管理人、ナミンチチだけで、それ以外(ナミンチ、ヨウカラ、エリポン、タンタン)は実際に家庭の中で使っているニックネームです。うちでこれらの名前を呼ぶと、子供達が返事をしてくれます。
ナミンチチはナミンチのトウサンという意味です。別に並のちちという意味ではありません。
はぁ、長くなりました。最後になりましたが、管理人から皆さんにお願いです。
皆さんがここを見て、どう思ったか。そういったことが、ウエブサイト作製の大きな動機付けになるのです。
励ますとか、そういう大げさなものである必要は何もありません。ここを何回か訪れて、今日で三回目だと思ったとき。とりあえず、お気に入りに加えておこう、などと思ったときにはメモ板、あるいはメールで、ご意見、ご感想をいただけると幸いです。
どうにもくどくど書くのが私の悪い癖です。では、お楽しみ下さい。 Naminchichi & family