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左より・・・クロンボー城・・・ホルゲル・ダンスク像・・・ゲフィオンの噴水・・・人魚姫像
クロンボー城***城はシェークスピアの「ハムレット」の舞台になったことでしられる。1585年フレデリク2世の命によって
造られたが、1639年の火災で大部分を焼失、クリスチャン4世が改修したが、スウェーデン軍や第1次大戦で再度破損、1924年
以降の改修で今の姿になる。
城の地下室に英雄ホルゲル・ダンスクが何百年と眠っていて、祖国が一旦危機に陥れば、起き上がって敵を追い払うと伝え
られている。アンデルセンもこの伝説を童話に取り入れています。
ゲフィオンの噴水***アマリェンボー宮殿前広場を北へ500mの所に、1908年にアナス・ブンゴーが造った市内最大の噴水が
あります。北欧神話から題材をとっています。北欧生みの女神ゲフィオンにスウェーデン国王ギュルフェは一昼夜で耕せる
だけの土地を与える約束をしました。女神は息子たち4人を牛に変えてスウェーデンからシェラン島を耕しだしたのです。
その跡はストックホルム西部のモラレン湖だと言われています。
人魚姫像***ラングリニエ埠頭沿いにある、世界的に有名な全長80cmの像。1913年「人魚姫」を王立劇場のバレエを見た、
カールスペア・ビールの2代目社長カールヤコブセンが、彫刻家エドワード・エリクセンに製作を依頼、人魚姫には足が
無いが、モデルのプリマドンナのエリーネの足があまりにも美しいので付け加えてたそうです。1964年、1998年に
首が、1984年には腕が何者かに切り落とされたが、原型に修復されています。