未体験ゾーンの釣り(十津川支流神納川) 2007.3.18(日)



今期初釣行。寒い日が続いているので、釣果はあまり期待せずに十津川へ行ってみました。

今回は播磨テンカラ会の田中(正)さんとの釣行です。例によって前夜乗り込みの車中泊です。昨
年購入した厚めのシュラフも朝の冷え込みには勝てず、寒さで目が覚めてしまいました。駐車場
所には前日のものか、雪が残っており、地面には長い霜柱が立っております。この時期、あまり
早朝から入渓しても魚の活性が低いので、コーヒーを飲んだり、振込みの練習をしたりで時間を
つぶし、9時ごろの入渓となりました。

早速恒例の水温測定。しかし、なんと水温は1℃。完全に未体験ゾーンの釣りとなってしまいました。今までの実績では水温が4℃を切ると、エサ釣りでも全く釣れてらず、ボウズを覚悟しました。

私は、魚が出るとは思えず、最初竿を出さずにいたのですが、手持ち無沙汰なのでそこに流れ込んでいる小さな支流に竿を出してみたところ、立て続けに4匹ほど反応があり、これはいけるとあわてて本流に戻りました。

本流で釣り始めると早速今期の初物が掛かり、その後も飽きさせない程度に出てきます。ポイントとしては流速の少し遅い目の瀬が良いようです。

残念ながら近づくだけで毛鉤ををくわえない魚も多いのですが、そんな魚も誘いを掛けると毛鉤をくわえることもあり、よい練習になりました。

渓は、険しいところもなく、寒い割りにはお天気も良かったので、3時ごろまでのんびりとした初釣りを楽しむことが出来ました。

釣果もぎりぎりツ抜けし、盛期と変わらぬ結果でした。