難易度 | ★★☆☆☆ |
冬の温度管理 | 必要なし |
夏の温度管理 | 必要なし |
飼育ケース | 普段はオスとメスを離して飼育するため、小プラケ程度の大きさで十分です。 無駄に大きいケースで管理すると動き回り体力を使いますし、幅も取ってしまいます。 ペアリングするときには中プラケ以上の大きさがあれば、大体は成功します。 しばらくしてオスとメスを離す時は、メスをそのまま飼育しオスは小プラケ程度のもとの大きさで飼育してく ださい。 |
マット(土) | 基本的に産卵木に産卵することが多いので、マットにこだわらなくても産みはします。 しかし発酵マットにも産みますので、いいマットを使えば産卵場所が増えることになるため、さらに多くの卵 を得られるかもしれません。 いずれにしても、底の方のマットは硬く詰めてください。 マットの深さは最低でも朽木が隠れきるぐらいは入れてください。 |
温度 | 国産は日本の気候に適していますし、ホーペイも大きな違いはありませんので冬に5度ほどあ
れば生きら れます。 夏場も1日中日陰になっている屋内であれば飼育は十分可能です。 夏場、直射日光が当たる場所や、北海道など特に寒い地域での冬の屋外などは避けてください。 |
ポイント | 産卵木を多く埋めればそれだけ多く産みます。 また、オスとメスをあまり長い間一緒に入れておくとオスがメスを挟んだりメスがオスの足を切ったりする事 も有り余りお勧めは出来ません。 目安としては、1週間〜1月でオスとメスを離してください。 (たまに、いつまで入れていても仲良くし続ける相性のいいペアもいます。) |
要注意 | 国産のオオクワガタやホーペイオオクワガタは簡単に増えます。 そのため増えすぎることもあり菌糸ビンを使う場合、幼虫飼育で莫大なお金が飛ぶ事もあります。 対策として我が家では、毎年2ペアまでしかペアリングしていません。 |
飼育ケース | 3齢の時に蛹になれる大きささえあれば大丈夫ですが、やはり大きいケースに入れれば大きくなりやすい です。 マットでなく菌糸ビンを使う場合3齢に底が広いものを使って下さい。 参考までに、家では蛹化のとき1400ccの底の広いものを使っています。 |
マット | 大きい固体にこだわらなければ、市販のマットで十分育ちます。 しかし大きくしようとするなら菌糸ビンにいれるといい結果が出ると思います。 |
温度 | 常温飼育で大丈夫ですが、冬場に0度近くなると死亡率が高まります。 もし温室が使えるなら、5〜10度程度で飼育してください。 その際10度以上で飼育すると羽化時期がずれて夏でない時期に羽化する事もあります。 冬を経験させる事がとても大事だと思います。 夏場は屋内の日陰で十分です。 |
ポイント | 菌糸ビンの交換時期は、幼虫の食べた量を見て決めます。 オオクワガタの場合側面の半分〜3分の2を食べたら交換します。 オオクワにはあまりないことですが、移動するだけで食べていない事もあり、その部分は菌糸が再生し、ま た食べる事が出来ます。 見分け方は白くなくなった部分の粒が細かいかで見分けています。 他にも、食べた部分は当然減りますので空洞になることも多々あり、その際はさらに見分けやすくなってい ます。 |
要注意 | オオクワガタで気をつけることは、基礎的ともいえることだけですが、底に蛹室を作ってしまった場合に蛹 室がまっすぐになる角度でひっくり返すか、前蛹になってから人口蛹室に移さなければなりません。 それともう1つ産卵木から幼虫を割り出す場合、小さい幼虫も取れるので潰してしまわないように気をつけ てください。 |