コクワガタ

難易度★☆☆☆☆
冬の温度管理常温
夏の温度管理常温

増えすぎて困りそうですが、手放すのも寂しくてずっと飼っています。
なにしろ最初に飼育したクワガタですから、今後も飼っていきます。

成虫

基本的な飼育法

飼育ケース産卵させるなら中プラケ以上の大きさのものを使用してください。
喧嘩してもほとんど致命傷にならないので複頭飼育に適しています。
参考までに家では中プラケに3ペアぐらいで飼っています。
マット(土)材とマットのどちらにも産卵するので出来るだけ良いマットを使ってください。
でも、市販のマットに産卵木を埋め込めばほぼ確実に産卵するので、高いマットを使う必要はありません。
温度完全に常温で飼育するのが一番です。
冬場も土を多めにつめて雨の当たらない屋外に出しておきましょう。
家では土間で飼育しているので、冬の温度は0度近いです。 そのまま春に出てくるまで待ちましょう。
ポイントポイントらしいポイントはないのですが、家では必ず卵から生まれるのを待って幼虫 を取り出しています。
秋(9月ぐらい)になったら、親を別のケースに移しそのまま材から幼虫が出てくるのを待ちます。
ケースの側面によく幼虫がいるので、大きさを見て2センチほどの大きさになっていればためらわず新聞の
上に土を出しましょう。
その際は、上から掘るようなことはせずに、ケースを逆さまにして出して下さい。
おそらくそのころには産卵材の外にほとんどの幼虫が出てきています。
後は幼虫の数を見て適した頭数で飼育してください。
出てきた産卵木は(出てこない事もあります)、もういちど土に埋めて次の年まで取っておきましょう。
まだ出てきていなかった幼虫がいるかも知れません。
要注意コクワガタは大変長生きで生存能力も大変高いため増えすぎに注意しましょう。
家で昔あった話なのですが、幼虫を取り出した後もういないだろうと思い、加水をする事もなくからからに
なったマットから幼虫が見つかりそのあと普通のマットに入れるとその2匹は無事に成虫になりました。
どうやら産卵木だけでなく、餌皿の木にまで産んでいたようです。
このように産卵できるところがあれば産むうえに、幼虫の生存能力も高いためあっというまに増えます。
しかも忘れてはいけません、コクワガタは3年ほど生きます。
長ければ5年ほど生きるので非常に長生きな種と言えます。
それが毎年卵を産んだとすると、鼠算(クワガタ算?)式に増えます
またコクワガタはあまり凶暴ではありませんが、40mmを超えると、凶暴化し喧嘩した際に事故がおきる事も
ありますので、複頭飼育の際にはお気をつけ下さい。
とはいえ、闘争心の強いクワガタではありませんので、十分広い幅を与えればほとんど安全に飼えると思い
ます。


幼虫

飼育ケースお金もかからずもっととも手ごろな飼い方は、コーヒーの入っていたビンに1匹で飼う事です。
土を変えるのが、めんどくさいなら、中プラケに4頭ほどなら、複頭飼育も行えます。
そうすれば、土が減ってくるたびに上から土を足して軽く押さえるだけでいいです。
でもクワガタの幼虫は喧嘩する事も多いので1番いいのは1匹で飼う事です。
マット(土)出来るだけ良い発酵マットを使えば、それだけ大きくなりますが、特にこだわらなくても育ちます。
コクワガタの場合は、よほど悪いマットでない限り、ほぼ確実に育ちます。
温度成虫を育てた場所と同じような所か、室内で飼育します。
温室などで管理をするよりこの方がいいと思います。
成虫ほど丈夫ではないですが、よほど寒くない限り大丈夫です。
個人的には縁側などの家の中でも暖かい場所での常温飼育がベストではないかと思います。
ポイント全てのクワガタの基本ですが、渇きには気をつけてください。
コクワガタは比較的渇きには強いようですが、それでもやはり水分があったほうがいいです。
そのほかに、菌糸ビンを使っても大きくなるようですが、マットでも十分大きくなります。
普通はマットの方が菌糸ビンより安いので、余計な金を使ってしまわないようにしましょう。
(菌糸ビンの方がダントツで大きくなる種類もたくさんいます。)
要注意小さくてもクワガタですので、多くの幼虫を同じ飼育ケース内で飼う事は出来るだけ避けてください。
それさえ気をつければ、無事に成虫まで育つと思います。
一言コクワとオオクワの飼育はそっくりです。
土と一匹あたりの幅を大きくすればオオクワも飼えます。
オオクワを飼う前にコクワで慣れておくと最高です。

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