ワークショップ発表会
『お〜い幾多郎』



八尾市プリズムホール、富田林市すばるホール、狭山市SAYAKAホールの
3市合同の演劇体験ワークショップでの発表会でした。
集まったのは27人、
芝居経験者から全く初めての方、色んな人が集まりました。
年齢も高校生から60歳代(もっと上?)まで様々です。
そんなメンバーでお送りした『お〜い幾多郎』のリーディング
初めは座って読むはずが、どんどん動きがつき、
フルートの生演奏がつき、立派な舞台セットができ
自分達でもびっくりする位に良い物ができました。
発表前日に産経新聞にも掲載され何だか大袈裟な事に。
でも新聞を見てきてくださった方にも恥ずかしくない舞台になりました。
写真がとっとてるりとハーモニーのシーンしか無いのが悔やまれます。



劇団潮流さん作の舞台セット。
行灯のようにボ〜っと光り、季節や時刻の説明に。
この文字や掛け軸の字は、潮流の平田さん作。いい雰囲気です。


幾多郎(キヨタ)の姪、宇良(ジュディ)が、
食べすぎで具合の悪い幾多郎にお見舞い。
チョコレートの差し入れ(笑)です。
宇良とゆーかジュディが出てくると、ぱ〜☆と舞台が明るくなる。


幾多郎の弟、憑次郎(シンちゃん)と、書生の中尾(遊canみつえちゃん)
憑次郎、セクハラで宇良に嫌われる(笑)


何かと問題のある兄弟が、兄を気遣いほっこりするシーン。

 
兄弟喧嘩の迫力シーン
幾多郎、憑ちゃんの事おもいきり叩いてました。


憑ちゃん、リハーサルまで駄目ダシされまくっていた敬礼もキマッテました(笑)
ちょっと頼りなかった憑ちゃんの、ビシッとした軍人の顔のシーンです。
兄弟の別れを予感させられる、切ないシーンです。


幾多郎と幾多郎の妻、寿美(平実生)
クライマックスです。
家族の絆が深まりました。

 
引越し前に掛け軸を片付ける寿美
掛け軸をはずし、巻くだけだのに悪戦苦闘。
本番ではモタつかずにできました☆


エピローグ。
宇良が幾多郎達のその後などを語ります。
フルートのしっとりした生演奏も雰囲気を出します。


感動のカーテンコールです。
前半の幾多郎さんの最後の挨拶が、感極まって
言葉がつまってらしたのが更に感動倍増でした。


是非またこのメンバーで集まって、何かしたいと思える
すごくいい舞台が創れました。

文学座さんの「お〜い幾多郎」もお楽しみに!