ヨシガモ
<形態>
全長オス54センチメートル、メス48センチメートル。翼長オス23〜24.2センチメートル、メス22.5〜23.5センチメートル。翼開張78〜82センチメートル。体重0.4〜0.8キログラム。次列風切の光沢(翼鏡)は緑色。
嘴は黒い。
卵は長径5.6センチメートル、短径3.9センチメートルで、殻は淡黄褐色。
繁殖期のオスは額から後頭、眼先、頬の羽衣が赤紫、眼から後頭の羽衣が緑色。喉の羽衣は白や淡黄色で、黒い首輪状の斑紋が入る。尾羽基部の下面を被う羽毛(下尾筒)は黒く、その側面には三角形の黄色い斑紋が入る。三列風切は長く湾曲し、黒く羽毛の外縁(羽縁)が白い。種小名falcataは「鎌状の」の意で、三列風切の形状に由来し英名と同義。非繁殖期のオス(エクリプス)やメスは全身の羽衣が褐色で、黒褐色の斑紋が入る。
<生態>
河川、湖沼などに生息し、冬季になると内湾などにも生息する。
食性は主に植物食で、種子、水生植物、海藻などを食べる。
繁殖形態は卵生。6〜8月に水辺の茂みなどに枯れ草を組み合わせた巣を作り、6〜9個の卵を産む。メスが抱卵し、抱卵期間は24〜25日。
【出典:wikipedia】
<成鳥:H26.11.17 大坂城公園>

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