ウミアイサ

<形態>
全長48-66センチメートル。翼長22-26センチメートル。体重900-1,200グラム。虹彩は赤い。嘴や後肢の色彩は赤い。
オスの頭部は光沢のある緑黒色で、後頭が二段状に伸長する。頸部に白い帯模様があり、その下に黒色斑が混じった褐色の帯模様が入る。体側面は白色部と黒色部からなる細かい波状の斑紋があり、下面は白い。メスやオスの非繁殖羽(エクリプス)は頭部が褐色で、頸部から体は灰褐色。

<生態>
越冬時は沿岸部や入江などに生息するが、沿岸部の湖などでみられることもある。時々、砂浜に上がり休息している姿も観察される。群れで行動していることが多い。繁殖期は、亜寒帯や北部温帯の淡水湖沼や河川に生息する。しばしば、小規模のコロニーを形成する。
主に魚類を食べるが、雛や幼鳥は甲殻類も食べる。
繁殖様式は卵生。岩陰や藪に営巣するが、樹洞に営巣したり巣箱を利用することもある。7-10個の卵を産む。抱卵期間は28-32日。孵化した雛は母親が保護するが、後に1-2羽のメスが合流した雛を保護する。

【出典:wikipedia】


<成鳥:R1.11.30 堺2区>





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