オカヨシガモ

<形態>
全長46〜58センチメートル。翼開張84〜95センチメートル。体重0.5〜1.1キログラム。次列風切の光沢(翼鏡)は白い。次列風切は白い。
後肢は橙色や橙黄色。
卵は長径5.5センチメートル、短径3.9センチメートルで、殻は淡黄褐色。
繁殖期のオスは頭部の羽衣が褐色や灰褐色で、黒い斑点が入る。尾羽基部を被う羽毛(上尾筒、下尾筒)が黒い。尾羽は黒や灰褐色。嘴が黒い。非繁殖期のオス(エクリプス)やメスは全身の羽衣が褐色で、黒褐色の斑紋が入る。メスは嘴が橙色で、嘴上部に黒い斑紋が入る。
翼長オス26〜28.2センチメートル、メス23.5〜26センチメートル。

<生態>
湖沼、湿原、三角州などに生息する。
食性は主に植物食で、種子、茎、葉、根、水生植物、昆虫、魚類、両生類などを食べる。主に小規模な集団で水面に頭をつけて泳ぎながら採食を行う。
繁殖形態は卵生。集団繁殖地(コロニー)は形成しないものの巣から5メートル以内に別の個体が巣を作ったり、十数メートル間隔で数十個の巣が密集した例もある。5〜7月に水辺の茂みなどに枯れ草を組み合わせた巣をメスが作り、8〜12個の卵を産む。メスが抱卵し、抱卵期間は24〜26日。

【出典:wikipedia】


<成鳥:H26.11.17 大坂城公園>





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