マガン
<形態>
全長65-86センチメートル。翼開張135-165センチメートル。体重2-3キログラム。上面の羽衣は羽毛の外縁(羽縁)が淡色の暗褐色で、後部につれて黒みが強くなる。腹部には不明瞭な黒い横縞が入る。尾羽基部を被う羽毛(上尾筒、下尾筒)は白い。額から嘴にかけて白い斑紋が入る。種小名albifronsは「額が白い、前頭が白い」の意で、英名(white-fronted)と同義。
嘴はピンクや橙色。後肢は橙色。
幼鳥は額の白い斑紋や黒い横縞が入らない。
<生態>
湖沼、湿原、水田、池などに生息する。
「キュユユ」「クワワワ」と大きな声で鳴き、飛び立つ時や飛翔中によく鳴く。地上や水上では互いに頸を水平に伸ばして「グァァァァ」と低い声で鳴いて挨拶をする。
繁殖形態は卵生。主にツンドラの低地の湖や河川のそばで繁殖する。3-7個の卵を産む。抱卵期間は24-28日。雛は孵化してから35日で飛翔できるようになる。
非常に警戒心が強く、食事の際に仲間が周囲を見張るなどする。
【出典:wikipedia】
<成鳥:R3.2.28 岡田スポーツ広場(和歌山県岩出市)>

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