クロツラヘラサギ

<形態>
全長70-80センチメートル。翼長36センチメートル。翼開長110センチメートル。体重1,580-2,200グラム。全身は白い。
眼先や嘴、後肢は黒い。繁殖期になると冠羽が伸長し、冠羽や胸部・眼先の皮膚が黄色みをおびる。幼鳥は外側初列風切や次列風切の外縁(羽縁)が黒い。

<生態>
干潟や河口・池・水路などに生息する。満潮時にはヨシ原や干潟・池・低木林・堤防などで休む。樹上にとまることもある。
魚類、甲殻類などを食べる。干潟や浅瀬で水中や地中に嘴を浅く差し入れて細かくふるわせ、頸部を左右に振り採食を行う。
無人島の断崖にある岩棚に木の枝を組み合わせた巣をつくるが、古巣を再利用したりアオサギなどの巣を奪うこともある。5月下旬から6月上旬に、3個の卵を産む。雌雄共に抱卵し、抱卵期間は26日。雛は孵化してから11日で巣立つ。飼育下ではオスが生後5年、メスが生後3年で性成熟した例がある。

【出典:wikipedia】


<成鳥:R5.12.2 久米田池>





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