キアシシギ
<形態>
全長は約25cm、翼開長は約55cm。成鳥夏羽は、体の上面が灰褐色で眉斑、頬、体の下面は白色。顔から頸にかけては灰褐色の縦斑が、脇から胸にかけては横斑がある。成鳥冬羽は、体の下面が淡い灰褐色になり、体の下面の斑は不鮮明になる。
雌雄同色である。
足は黄色で、他のシギに比べて短めである。嘴は黒く、基部は灰色がかった黄色。
<生態>
非繁殖期には、砂浜や干潟、磯、水田などに生息する。群れで行動することが多い。海岸部からかなり離れた河川でも観察されることもあるが、この場合、単独か多くても数羽のことが普通である。繁殖期は樹木の疎らな草原や川原、小石が混じったツンドラ地帯に生息する。
水深の浅い場所を歩きながら、カニや昆虫類などを食べる。防波堤、テトラポット、海岸の石の上などで休む。
地上に営巣するが、木の上のツグミの古巣に営巣した例もある。20世紀始めまで、本種の巣は未発見だった。通常4卵を産む。
ピュイピュイとすんだ声で鳴いたり、飛びながらピュイーと鳴く。
【出典:wikipedia】
<成鳥>

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