ハヤブサ


<形態>
全長オス38〜45センチメートル、メス46〜51センチメートル。翼開張84〜120センチメートル。体重0.5〜1.3キログラム。メスの方が大型になる。頭部の羽衣は黒い。頬に黒い髭状の斑紋が入る。体上面や翼上面の羽衣は青みがかった黒。喉から体下面の羽衣は白く、胸部から体側面にかけて黒褐色の横縞が入る。
眼瞼は黄色く、虹彩は暗褐色。嘴の色彩は黒く、基部は青灰色。嘴基部を覆う肉質(ろう膜)は黄色。

<生態>
河川、湖沼、海岸などに生息する。和名は「速い翼」が転じたと考えられている。
食性は動物食で、主にスズメやハト、ムクドリ、ヒヨドリなどの体重1.8キログラム以下の鳥類を食べる。獲物は飛翔しながら後肢で捕えたり、水面に叩きつけて捕える。急降下時の速度は、飼育しているハヤブサに疑似餌を捕らえさせるという手法で計測したところ、時速390kmを記録した。
繁殖形態は卵生。巣をつくらずに(人工建築物に卵を産んだり、他の鳥類の古巣を利用した例もある)、日本では3〜4月に3-4個の卵を断崖の窪みに産む。主にメスが抱卵し、抱卵期間は29〜32日。雛は孵化してから35〜42日で巣立つ。生後2年で性成熟する。

【出典:wikipedia】


<成鳥:R1.5.26 ホテルサンルート関空>





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