アリスイ
<形態>
全長17〜18cm。背面は灰褐色の羽毛で覆われ、褐色や黒褐色の複雑な斑紋が入る。また頭頂から背面にかけて暗褐色の太い縦縞が入り、側頭部や肩部にも黒い斑紋が入る。喉から胸部にかけては黄褐色の羽毛で覆われ、黒褐色の横縞が入る。尾羽には黒褐色の横縞が約5本入る。
<生態>
開けた森林、林縁、草原、湿地などに生息する。樹上では木の枝に対して水平に止まる。警戒のために頻繁に首をかしげるような行動を行う。種小名torquillaは「首を捻る者」の意で、英名(Wryneck=曲がった首)と同義。
食性は動物食で、主にアリを食べ、和名の由来になっている。地表や朽ち木に止まって舌を伸ばし、獲物を捕食する。
繁殖形態は卵生。樹洞や地面に空いた穴、キツツキの古巣に、日本では6〜7月に1回に6〜10個の卵を産む。主にメスが抱卵し、抱卵期間は12〜14日。雛は孵化してから18〜25日で巣立つ。
【出典:wikipedia】
<成鳥:H27.10.12 大泉緑地>

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