ドナーの方への御礼
ひでくんの骨髄移植は、バンクを通じて提供を受けました。
骨髄移植推進財団では、患者とドナーの方との接点は、匿名による手紙の交換だけです。直接はできず、財団が取り次いでくれます。回数も限定されており、ドナーの方との手紙の交換は、移植後1年以内に、2回までです。
うちのばあい、手紙の交換はできませんでしたが、1度、ドナーの方へ手紙を送っています。
手紙の内容にはルールがあり、氏名・住所・生年月日(年齢)・病名・移植後の具体的な経過、病院名、所在地は、書いてはいけないことになっています(ドナーの方と患者のプライバシーの保護と、骨髄バンク事業の公正さを保つためとのこと)ので、不自然な表現となりました。
直接会って、感謝の気持ちを伝え、元気にしていることも知っていただきたいですが、今の制度では無理です。
手紙を公開すれば、もしかしたら、その人の目に留まって……。なんて考えたりして。
でも、お返事をいただけなかったことから考えて、何らかの事情で、連絡を取りあうことはお望みではないかもしれません。
ということから、一時は掲載を考えましたが、やめることにしました。
ドナーの○○さん(名前を呼びたかったです)、本当にありがとうございました!