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宝島の自然NATURES

みんなの自然

モリアオガエル

宝島は別名大阪の北海道と言われている大阪の北方、能勢町と言う所に 在ります。家の周囲は山に囲まれ、肌で四季を感じとれる環境の中で暮らしています。その昔先人が斜面を切り開き想像を越える年月と苦労の積み重ねで築き上げた畑で、毎日ハンディを持つ若者と農作業を行っています。 今多くの市町村ではこのような美しい農地が、後継者不足や 、ある種 無意味な 開発により少しずつ少なくなっています。見る者には山間地の農地は棚田と呼ばれ四季を通し美しい物ですが、その美を守って行くには大変な労力を伴います。斜面がきつい所では当然耕地が狭く大型の機械で耕作する事が困難な為体力勝負の作業が日々続きます。このような農地を守り続けて欲しいと願う親も 、子も辛い選択の日々が日本中で行われていると思います。このような農地を守って行くには営利を目的としない多くの団体・個人が地主と手を取り合い守り続けるのがベストなのかなと思っています。農地の持つ意味は単に作物を作るだけでは在りません。年間を通し大量の水を保水浄化しやがて飲み水となる又水害や山林火災の延焼を防ぐ為にも大きく貢献しています。弥生の時代から続く田畑とその周辺の里山は動植物にとっても無くてはならない物なのです。   山間地でのきつい農作業、私達が作業をしている農地も耕作面積より草刈面積のほうが多い耕地です。そんな中で私は農作業を楽しくするために、農地はもちろん里山と呼ばれる周りに自分なりの楽しみを取り入れています。(実は農作業より力を入れている) 畑のタカゼと呼ばれる水路を広くし ピアトープ作り・山にはナラなどの広葉樹を植えたり、どの木を残そうかと後の山を想像しながら農作業に変化を付けています 。



社会福祉法人 宝島福祉会

〒563-0365
大阪府豊能郡能勢町上杉102

TEL・FAX  072-734-1812
mail:ta-kara@zeus.eonet.ne.jp