先にまとめると、うさぎ=君=病気でしんでしまった彼女。 彼氏(男とする)視点の歌詞。 過去と現実が混ざってる。 最初は猟奇殺人の方向で解釈してたんだけどあまりにも酷いからやめた('A`) 甘い匂い時計がチクタク キスも無き夜 この叙情にはうんざりだ! >(現実)時計の針は進む。それでも君がいた時間は戻ってこない。 君を思う気持ちが溢れだして、もうどうしていいか分からない。→厭世観 君の泣くように歌うたう声で 胸はびしょ濡れで溢れた。秘密の花園 >(過去)助けてと君はすがりついて泣いた。 悲しむ君の涙と助けられない僕の憤りの涙で胸は濡れる。 秘密の花園→君の病気の事は秘密にしてある? 耽美な夜はいつだって指をすり抜けてゆくのに どうして僕は懲りないの? 瑠璃色の鍵は今、何処? >(現実)君との楽しかった思い出は幾等反芻しても思い出でしかない。 それさえ次第に無くしていく。 それなのに僕は執拗に君を求めている。 君に会うにはどうしたらいいのだろう。→鍵 お茶会の時間来ました お気に入りの服も着ました だけどロンド奏でるの 遠くで >(現実)それでも今は僕を追い立てる。想いに耽ってばかりはいられない。 だけど、もういない君が僕を呼んでいるんだ。 うさぎは逃げてく花園 赤い瞳遠くで「ぎらり」 >(過去)君は病気だという事実を受け入れられず、逃げ出そうとする。 泣き腫らした目で僕をいらめく様に睨む。何故なの?と。 二人でとろけた花園 ずっと続く幾何学な隠れんぼ >(過去)君をなだめ様と僕は君を抱く。 いつだって君をみつけてあげるから→隠れんぼしてもみつけてあげる 「ぴょこり。」覗く白い耳が「ここまでおいで。」と告げる、愛しいよ。 >覗く白い耳→隠れんぼしてる最中。 なのにここまでおいでとわざわざ耳を出すという事は僕に みつけて欲しいというサイン。その強がりも愛しいんだ。 絵本のようにゆかないね 揺らぐ幼児期の感覚 薔薇咲く茂みが視界、遮断。 >(過去)絵本は大抵ハッピーエンド。 子どもの頃はなんだってハッピーエンドだった。 絵本の様に君も助かればいいのに。 薔薇咲く茂みが〜 →後述するけど、この茂みは最後に出てくる瑠璃薔薇茂みの事。 瑠璃薔薇茂み=僕の想い(君のいる場所)と現実の境界線 「でも、また逢いにいくよ。必ず〜」 >後追いしようと考えている。 いんびな夜はいつだって儚く溢れてゆくのに どうして僕は求めるの?棘痛い蛇苺。 >(現実)蛇苺=君との時間。 君との時間を求めて思い出す度に君がいない事実をつきつけられて 痛いのに、なんでだろう。 血まめが踊った小指で なぞるよ絵画の迷宮 今もロンド響くかな?ずっと遠く >ここ深読みしちゃったんだけど、 小指=約束 血まめのある小指=破られた約束 多分君と僕は約束してたんだと思う。 「死ぬ時は一緒」みたいな。 絵画の迷宮→君への道のり 今もロンド響くかな? →君はまだ約束を覚えてるかな。 ずっと遠くにいるけど。 『君の声が聴こえたら僕は、ただ切なくて。 ふわり響いていたあの日の歌 >あの日の歌=冒頭の「君の泣くように歌うたう声」 頭の中で君の声が聞こえると、胸が締め付けられる様に痛い。 約束と君を守れなくてごめん。 君の声が刺さった「だめだ」もう壊れそう 今はただ、汚れて忘れかけた夢の中。』 >もう君を思い出して恋しく思うのは限界だ。 こんなに切ないならいっそ、しんでしまいそう。 うさぎは逃げてく花園 はなさないよ捕まえなくちゃ >君は花園(天国)に逃げていく。だけどもう寂しい思いはさせないよ。 今でも探すよ花園 君をさらう あの月夜来る前に >生きている僕は花園を見付けられない。 でも、君がいなくなるあの日を(頭の中で)繰り返す前に見付けなくちゃ。 さらら 風が頬にキスして菩提樹のブランコ揺らしてる >菩提を弔う→死者の冥福を祈るって意味の言葉がある。そこから、 君は天国で風と遊んだりして楽しんでいるのかもしれない。 (僕の都合的解釈) 絵本の中に見つけたよ 浮かぶ幼児期の残像 瑠璃薔薇茂みのその先に。 >絵本=ハッピーエンドの中に見つけたんだ。君に会える方法を。 走馬灯の様に浮かぶ過去のスライド。でももうすぐ、それが本当になる。 瑠璃薔薇茂みの先にいく為には「瑠璃色の鍵」が必要。 ここで瑠璃色の鍵と薔薇咲く茂みと瑠璃薔薇茂みが繋がってくる。 「でもまた逢いにいくよ。必ず逢いにいくよ」 >後追いしちゃった僕。
304-307 [sage] 投稿日: 2006/12/07(木) 06:13:10 ID:hjjqPbXWO