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ファイン・モールド社 1/48 SnowSpeeder の製作
  

2009年10月にファインモールドの新作1/48 スノースピーダー が発売されました。
Y−wingに続く私の好きなSWビークルです。MPC、レベル、プレイメイツのトイと持っていますが、さすがFMパネルラインは正確に再現されています。
 さて、どのバージョンで作るかですが、やはり実際に自分の目で見た「ルーカス展」や「アート・オブ・SW展」に展示されていた約50cmの赤ラインモデルに決まりです。

 ところで実際の撮影用モデルはどんなバージョンがあったのでしょう。
スカルプティング・ア・ギャラクシーによれば三種類のモデルがあるとのことで@大サイズ約70cm、A中サイズ約50cm、B小サイズ約20cm?でしょうか。@はパイロットの首がモーターで動く精密モデルで墜落用や爆破用も大サイズとのことです。Aはモーションコントロール撮影用でBは遠景用だと思われます。(実物大は別に6機作られたとあります)

 資料で確認できるのは以下の通りです。(写真の権利は出版元にあります。掲載がNGの場合は削除します。)
@装甲板が2箇所無いレッドマーク機(ルーカス展の図録の大きい写真)、装甲板が1箇所無いグレーマーク機(クロニクルの左上の写真)で墜落バージョンと差し替えが出来る。の2種類
Aウェッジのレッドマーク機(ルーカス展の図録小写真やクロニクルの白黒俯瞰写真もマークは無いが同じ機か)、ルークのグレーマーク機(クロニクルの左下のバックビュー、ルーカス展図録には使われなかった模型とある)の2種類
BアートオブSW展でAのレッド機の横にある小型レッドマーク機
 テクニカル・ジャーナルやスカルプティング・ア・ギャラクシーの写真も@のグレーとAのグレーが掲載されています。
 又、インターネット上ではAのレッド機とグレー機の写真が見る事が出来ます。


@70cmレッド機

@70cmグレー機

@70cmグレー機

@70cmグレー機のダメージVr.

A50cmレッド機

A50cmレッド機

A50cmレッド機マークなし

A50cmグレー機

A50cmグレー機

B小モデルレッド機


それでは、このA中サイズモデルのレッド機を目指して製作していきます。

1、製作開始です。まずは、少しですが撮影用モデルに近づける為の工夫をしています。「2009.11.03」  


機体底面のフィンを再現しました

後部座席のスコープを上下逆に付けました

パイロットの首を左にひねりました

エアブレーキの角度を変更しました

スタンド用の穴を開けました

仮組み完了

ハープーン銃の高さ変更

塗装に入ります


2、基本塗装を行いました。 「2009.11.07」


ライトグレーで塗装

あまり変り無し

放熱フィンは軍艦色

塗分し易いパーツ割

内装はガルグレー


3、パネルの塗分けを薄いグレーと濃いグレーでおこないましたがほとんど判りませんね。「2009.11.08」
  それと本体の最後端部の下側にプラ板を追加してスキマを再現してみました。


はみ出しはご愛嬌

最後部下端にプラ板を追加しました

こんな感じ



4、デカールを貼りました。「2009.11.15」
  はじめは塗り分けようとしたのですが、このデカール、50cmレッドモデルのハゲチョロを見事に再現しているのです。
  少しオレンジっぽいですが、お手軽デカールを利用することにしました。目が見えね〜。



5、ウオッシング、エージングなど、基本の汚し作業を行いました。「2009.11.21」
  デカールを貼ったあと一度つや消しクリアでコートし、エナメル塗料(ダークグレイ、フラットアース等)を使用しました。
  あと、飾り台も作りましたよ。こちらはお手軽のダイソーのコレクションケースと、これまた同じダイソーの鉛筆です。
  アート・オブ・スターウォーズ展で展示されているこのプロップの支柱は6角形なのです。
  スケールからみてもちょうど良く、しかもこの鉛筆、元々つや消し黒で表面の刻印などが無くまさにピッタリ。



6、さらにウエザリングや弾痕を加えていきました。 「09.11.23」
  プロップの写真を見ながら弾痕などを入れて行きました、かなり汚したつもりなのですが写真では結構あっさりしています。
  もう少し微調整して、パイロットも塗って来週には完成予定です。




7、完成しました。 「09.11.28」
  フィギュアを塗りました。パイロットは右手を少し上げ、パーに変更しております。
  シートはダボを切り取り出来るだけ前にずらしました。 
  本体も最後の仕上げをおこない、フラットクリアでコーティングして完成でーす!!
  本体が小さいのでダイソーのクリアケースにピッタリです。鉛筆の支柱にはキズ防止のフェルトを貼ってます。
  スターウォーズ展風に見えますでしょうか?(写真は蛍光灯下でEV値を下げて撮影しています。)



8、あとがき
  今回もアート・オブ・スターウォーズ展で見たモデルを再現すべく工作しました。
  このファインモールド社のキットは下面のディテールに簡略化が多く若干残念ですが、上面は展示会モデルを良く再現しているし、パーツの分割も組み立てや塗装がし易い様に考えられており本当に作り易キットです。
  週末の作業だけでも1ヶ月で完成しました。
  展示ケースもちょうど良いサイズでしかも激安の物が見つかったので、一気に創る気が上がりました。
  次回はAかBを出してくれないかな。
  それでは、完成写真スライドショーをご覧下さい。

  
完成写真スライドショー


  

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