そば用語辞典   < Mobile 辞典へ   < PC 辞典へ

とちり蕎麦
 
歌舞伎の世界では、役者が台詞を忘れたり間違えたり、出番を間違ったりすると、自腹を切って共演者などに蕎麦を振る舞う習わしがある。舞台のとちり(失敗)の責任をとることから「とちり蕎麦」という。登場人物の多い「忠臣蔵の討ち入り」や「女暫(おんなしばらく)」の場面だと役者の懐は大変だが、いまはコーヒー券を配ることになっているそうだ。
 
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