そば用語辞典   < Mobile 辞典へ   < PC 辞典へ

峠の大根
 
伊吹山の麓、滋賀県坂田郡伊吹町で古くから知られる辛味大根で伊吹大根。 鼠大根とも蝮大根(まむしだいこん)と呼ばれる事もある。石灰質の土質であるこの地以外では辛味を生成しなく小規模栽培。独特の甘味と辛味があり、小型で尻づまり型、茎の部分が少し紫色。土中に浅いので蹴って掘り起こすので「けっから大根」ともいう。 宝永3年(1706)に「風俗文選」を刊行した森川 許六は、この大根について「伊吹ソバ天下にかくれなければ、からみ大根また此山を極上と定む」と書いている。*「森川 許六」の項参照
 
[PC掲載ページ]  dai 

[Mobileのページ]  dai