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出前機
 
出前の歴史は江戸時代からだが、昭和に入ると自転車やオートバイの出前が登場する。片手でハンドルを持ち、もう片方に岡持ちや出前盆の「手持ち」や二段、三段重ねの「肩かけ」といった片手運転の出前が市中を横行して交通事故も多発するようになった。そこで登場したのが「出前品運搬機」で通称「出前機」である。発明は、東京都目黒区のそば屋の二代目で、昭和30年(1955)に実用化され、同40年に会社を設立している。現在も、自転車や二輪オートバイ、三輪スクーターに取り付けられて出前機は活躍している。
 
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