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タスマニアそば
 
タスマニア産の「利平」と名付けているそば粉のことで、一般市販されていない。昔から、その年の秋に穫れたソバを「新そば」といって青みを帯び、食味と風味がともに良いとされ、気温と湿度の高まる夏にはそば粉の色合いや食味も風味も落ちる。これに対し、タスマニアの南緯は40度で、日本とは四季が逆になるのを利用してソバの栽培をし、日本の夏に「新そば」を味わうためにタスマニアで栽培されたソバ。浅草の並木藪そばの発想から習志野市の白鳥製粉がタスマニアで取組んだ永年の労作である。「利平」というのは、白鳥製粉の先代白鳥利重と、並木藪そばの先代堀田平七郎のそれぞれ一字から付けられた。
 
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