そば用語辞典   < Mobile 辞典へ   < PC 辞典へ

のし棒
 
麺棒・のし棒。そばやうどんをのす道具。地域性や打ち方の違いがあって、一本だけで打つ場合や、太い麺棒や細いの、長短三本を使い分けるなどいくつかのケースがある。江戸流といわれる打ち方は、短い延し棒と、長い巻き棒が2本のあわせて三本を使う。延し棒(長さ90cm×〜3cm)が一本、巻き棒(〜120cm×〜3cm)が二本である。のし棒の延しは麺生地を均一な厚さで平らにするのが目的で、巻き棒は生地を巻き取って作業をしやすくする。材質は、ひのき、ひば、樫、朴の木、桜、栂など。延し棒はいったん反りがでると修正ができないのでできるだけ柾目が通り節目のないのを選びたい。保管時の直射日光や湿気にも注意が必要である。
 
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