そば用語辞典   < Mobile 辞典へ   < PC 辞典へ

振り売り
 
天秤棒を担いで物を売り歩くのを、棒手振(ぼてふり)とか振り売りといってそのほとんどは天秤棒の両端に荷を付けて担ぐか、肩に担ぐ、背負う、頭上に乗せるなどで、さまざまに荷を運ぶ姿が各所で行き交った。店を張らずに広く町中で商売(あきない)をする物売りが繁盛していた時代で、そばやうどん売りは勿論のこと、野菜売り・魚売り・飴売り・甘酒売り・水売り・氷売り・すし売り・〜など、食べ物や薬類・小物・道具類 などさまざまな物を売り歩いた。その姿は、江戸時代から明治の頃まで続き、職種によってはほんの少し前の時代までどの町でも見られる風景であった。
 
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