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箸袋(関西版)
 
そば屋で割箸(当時は引裂箸)が使われるようになったのはせいぜい文政(1818〜)の頃あたりで、それまでは竹の丸箸かせいぜい杉の角箸あたりだったようだ。そば屋が箸袋を使用するようになるのはさらに遅れるが時期は判然としない。もともと箸袋は上流階級のもので、室町時代の料亭などでは祝膳の箸を紙で包んで出すようになって、それが江戸時代に徐々に定着していくが庶民への普及は江戸の後期である。
 
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