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蕎麦粒山
 
蕎麦の実は黒褐色で、三本の稜線がそば立っている。蕎麦の実の形状と山の険しい姿から付けられた「山の名前」に蕎麦粒山が各所にみられる。東京都・奥多摩の中にある「蕎麦粒山」(そばつぶやま)は、遠くから望むと三角の形に見える:1473m。静岡県・南アルプス深南部の「蕎麦粒山」は寸又川流域:1627m。長野県・上水内郡と北安曇郡の境「蕎麦粒山」:1065m。以上は「そばつぶやま」という。岐阜県・揖斐郡奥美濃の高峰から見える「蕎麦粒山」(そむぎやま)は蕎麦の実のような三角錐:1297m で、「小蕎麦粒山」は:1230m。
 
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