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蕎麦地蔵 |
葛飾区柴又の薬王山医王寺にある蕎麦地蔵。後にこの寺の住職になった室町時代の僧が高野山の本堂復興の勧進で四国遍路の途中で病にかかり、その時、村人から恵比寿像とそば粉をもらって病も癒え修行を満願した。その後そばの効用を説いたと伝わることから、昭和になって東京の麺類組合が蕎麦地蔵尊を安置したという。当時はそば屋の参詣も多かったようだが、今は柴又七福神巡りの恵比寿天の方が地元では知られていて、そば地蔵はひっそりとたたずんではいるがそば寺の面影がないのが残念である。 |
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