そば用語辞典   < Mobile 辞典へ   < PC 辞典へ

ソバ そば 蕎麦
  
@カタカナ、ひらがな、漢字で書き分ける場合、その多くは、植物や農作物、種子及び穀類などには「ソバ」を、歴史や文献、特に漢文体、店名・地名・山名などの固有名詞などは「蕎麦」を、それ以外は「そば」を使う場合が多くみられる。
Aソバはタデ科ソバ属の植物で、普通ソバ(通常は単にソバという)とダッタン(韃靼)ソバ(別名、苦ソバ)に大別される。これらはいずれも一年生草本であるが、普通ソバは自家不和合といって虫媒による他家受精植物であるのに対してダッタンソバは自家受精植物という遺伝的な違いが認められる。さらに、ソバにはこれ以外に野生種もあって、そのひとつに宿根ソバ・別名、シャクチリ(赤地利)ソバがあり多年生である。
B普通ソバの原産地については、1990年に中国・雲南省でソバの野生祖先種が発見され、その後も、四川省、雲南省、チベット自冶区の境界地域や東チベットの地域などでも発見されていて、中国の西南部の比較的狭い地域だとするのが有力となっている。
 
[PC掲載ページ]   

[Mobileのページ]