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下素麺屋一里塚 |
素麺が地名になっている例がある。山梨県身延地区の波木井二区はかつて富士川舟運が華やかな頃の舟つき場として栄えた地域で、いくつかの町名の中に西素麺屋町と東素麺屋町がある。一方、広島県三次市の尾道石見銀山街道には下素麺屋一里塚という地名が残っている。一里塚とつく地名は各地にあるのでめずらしくはないが、素麺が付けば他に類をみない。西素麺屋と東素麺屋、下素麺屋それぞれのいわれはわからないが、同じ麺類でもうどんやそば切りとは異なる側面が窺える。 |
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