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酒餅論 |
仮名草子「酒餅論」寛文(1661〜)・元禄以降(1688〜)。本文中の「めんるひ(麺類)」のところに「そば打つ所」と題した挿し絵があって、そばを打つ傍らに包丁が描かれている。一方、元禄9年(1696)刊の「茶湯献立指南」という料理本で12種類の用途別に包丁が描かれている中に、初めて「蕎麦切包丁」と分類されたのがある。おそらく「そば切包丁と分類された初見」であろうがそれとこの傍らの包丁と同一形状である。 |
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