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節用集 |
室町時代中期に成立した用字集・国語辞典。初期のものは漢字の熟語を並べて読み仮名をつけた程度でほとんど用語の解説は無い。その後、充実されて江戸時代から昭和の初期にかけて出版された。室町時代の古辞書には(古本)節用集のほかに庭訓徃来、運歩色葉集などがある。これらによって、室町時代に入って見られるようになった素麺・索麺や饂飩・温飩・武飩・烏飩の表記、または、「サウメン・ソウメン」や「ウトム・ウトン・ウドン・ウントン・ウンドン」の訓み(よみ)などもわかる。 |
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