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色物 変わりそば
江戸時代の半ばに「変わりそば」が登場するが、その中でも色があざやかで見た目も楽しめるものを「色物」といって区別している。さらしな粉に混ぜものを入れてそばを作るが、代表的な例をあげると、ひとつのせいろに「白・赤・緑・黒・黄」を盛り分ける五色蕎麦がある。さらしな粉で打った白、海老切りの赤、茶そばの緑、胡麻切りの黒、卵切りの黄の五色である。この他、桜切り、草切り、木の芽切り、紅切り、菊切り・・・四季折々にあわせたものも多い。
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