2003/03前半

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2003年03月15日 土曜日

16時間睡眠→徹夜



うほーい


名盤紹介ですが、見ての通りテクノやゲームミュージック、サントラの類には一切触れてません。
何でかと言うと、自分で妥協できるラインまで文章をまとめる自信が無く、幾らでも長ったらしい話になってしまいそうだからです。
ハゲとかBTとかFさんとか愛撫とか福井とか卓球とか化学とか俺女とか、今の自分にゃ目移りし過ぎてとてもじゃないけど・・・(;´Д`)オワラナイノデ


洋楽の続きー

Mechanical Animals/Marilyn Manson

前回がNIN特集だったから今回はマンソン特集とか言う訳ではなく。
初めて聴いたマンソンの曲がThe Dope Showだったり後の映画MatrixにこのアルバムからRock is Deadが使われたりと、
キャッチーな曲も含みつつアルバム全体の印象が前作である「Antichrist〜」や後の作品である「Holy wood」なんかと比べて落ち着いたと言うか、
どことなくNINに近い「暗さ」を持っているので奴等の中で最も好きなアルバムage。

ただ、昔友人にマンソンと言うアーティスト自体が決まったバンド観念を持っているようには見えないので
安定した何かを求めるのは間違ってるのかも知れないと言われた時には妙に納得した事も事実で、
マンソンと言うバンドの流れの中で最も良いバランスの位置にいた時に出たアルバムと言う解釈でも可かも。

マンソン=キワモノと思ってる人にはTr.6 Speed of Painを是非聴いて欲しい。
因みにAntichristよりHoly woodの方が好きで、特にThe NobodiesからBurning Flagの流れは最高に格好良い。


Magical Mystery Tour/The Beatles

少々場違いな気もするが、俺の音楽遍歴の中で確固たる重要性を持っていて、
今なおその音楽性に新しい発見があるアーティストってのはBeatlesをおいて他に無い訳で。

Beatlesの曲と言うのはそれこそ山のようにあり、その過去の名曲群を全て聞くのが最終的には望ましいとは思うが
興味の無い人にいきなりそれで魅力を分かれと言うのは無茶だろうから、聴き易く聴き応えがあって
なおかつ聴いてて楽しいアルバムをオリジナルアルバムの中から一つ選んでみた。

最近ポールのタバコで話題の「Abby Road」はLPが家にあるモノの、聴いた事が無いと言う罠。

で、これまた厄介な話なのだが、Beatlesは世界的にも有名なバンドでその解散から30年以上経った
今なおファンが増えている事を見ても分かるが、CDその物が物凄い種類で出回っていて、
「ビートルズのアルバム」と言うとLPオリジナルの物、それをCDにプレスした物、ライブ音源集
レコーディング前の音源(スタジオテイク)集、I am Samサントラのようなアンソロジー盤まで、
多岐多作有りすぎてとてもじゃないが捕捉しきれない(と言うか殆どの人にとって無理だろう)

因みに俺はオリジナルアルバムすら全部聴いた訳じゃないし、ベスト盤等全ての音源を聴いた訳じゃないが
以前(まだジョージが生きていた頃)Beatles Anthologyなるビデオ(確か全8巻)・CD(2枚組み4セットだったかと)
が作られたんだが、それを網羅した程度のBeatles知識だと言う事を付け加えておく。

※HMV見てたらそれのDVD版が・・・こ、この値段なら買うかも・・・


Desperado/Nicotin

好きな邦人パンクロッカーと言えばKemuriかNicotinしか思いつかないんですが
Kemuriは単曲だと凄い良いんだけどアルバム構成で見た時にNicotinに分があるかと思ってこっちをage。

前も言った気がしないでも無いが、多くのパンクアルバムは最初の数曲がキャッチーで
後はショボショボの曲が続くと言う構成の物が多い(最初の数曲でそのバンドの音に飽きると言う説もあるが)中で、
このアルバムはラストの「ダメだこりゃ」を聴いて「あ、一周したんだ」と気付く程にアルバム進行と飽きが比例しない。

高校時代に最もよく聞いたパンクアルバム。

因みにTr.9 Kids wanna RockはBryan Adamsの同名曲カヴァーだと最近知った。



アルバムとして「聴いとけ!」ってのはコレぐらいか。あ、あと「LENNON LEGEND」
洋楽ヲタだと言ってもNINを熱狂的に好きなだけだし、音楽経験は言うほど豊富じゃないからなぁ。

何となくコレだけじゃ寒い気がするので以下に単発で挙げてみる。




JAM/The Yellow Mokey
ワンダーフォーゲル/くるり
忘却の空/SADS
HOT FASHION-流行過多-/B'z
Celebration/hide




Changes/2pac
Like A Rolling Stone/Bob Dylan
Crawling In The Dark/Hoobastank
Cloud Number Nine/Bryan Adams
The Kids Aren't Alright/The Offspring
Thank God It's Monday/NOFX
Playmate Of The Year/Zebrahead
Whatever/Oasis
Here To Stay/New Order
Home And Dry/Pet Shop Boys
Chop Suey/System Of A Down
Virtual Insanity/Jamiroquai



何か書き漏らしとか凄いありそうなんだけどこの辺で音楽話終了。

Techno編はまたいずれ書くかも。


で、何でこんな事いきなりやりだしたんだって言うと、なにやら奇特な(笑い)閲覧者がいらっしゃって
「お前の洋楽話がもっと読みたい!」と言って下さったんですよ。いや、脳内の話じゃなくリアルで。

「ネタが無くなったらで良い」と言われても、洋楽話に興味持ってる読者が居る事自体に感動したおいらは
ネタ切れを待つ(常にネタ切れと言う説もあるが)なんて悠長な事言ってられるはずもなく即書いてしまった訳ですが。
一般の読者、と言うかヲタネタだけを求めてる方々にはひどく興味の沸かない話になる事は分かってたんで、
可能な限り洋楽ヲタ第一歩的な内容にしてみたんですがどうだったでしょうか。え?読んでませんかそうですか。∧||∧


まぁそんなのはどうでも良くて、こうやって文章に書くことで自分の音楽経験の浅さを認識したり、
ラルクのベストが出る事を知ったり、NIN熱の再燃、と得る事も多かったので自分では満足してます。

次回同じようなネタやる時はテクノ、トランス、ゲームミュージック、同人音楽とかにも触れてみたいと思いまつ。


いじょー


・・・


(;´Д`)。oO(物凄く中途半端だな・・・)



私信

ご愁傷様です(・∀・)

 


2003年03月14日 金曜日

Feline2に金振り込むのとSO3送り返せたのは良いが



久々に外出たせいか、物凄く体調悪いのでsage。

ダメだこりゃ。



今日買った物

//漫画

MONSTER@/浦沢直樹:\485
しゅーまっは@A/伯林:\390
ARIAA/天野こずえ:\552

//CD(全部中古)

Scatman's World/scatman john:\280
Punk-O-RamaV/V.A:\580
on a day like today/bryan adams:\980



あー、赤い赤い鼻水が大量に。

 


2003年03月13日 木曜日

引き続き音楽話



今日は俺の短く浅い音楽経験に基づく名盤紹介をしてみます。
終始音楽話なんで興味ない人はスルーで(´ω`)ノ


まずは邦楽
俺が熱心に邦楽を聴いていたのは1999-2001頭にかけてだけなので、殆ど役に立たないとは思うが。


B'z the best Pleasure &Treasure/B'z

日本のミュージックシーンを語る上でB'zの存在がマスト、なのかどうかは知らないけど
過去にあるB'zの名曲を二枚のアルバムに(後者はファン投票により)収めただけあって聴き応え十分なアルバム。
俺の音楽生活の第一歩だった事を理由に推薦盤に入れたと言うのは否定出来ないが、
それを差っ引いても非常に質の高いアルバムに仕上がっていると思う。

B'zと言うアーティストは各アルバムに二三曲(・∀・)イイ!曲があるからCD買い難いと思ってる俺と同類の人にもお勧め。
個人的にはRiskyとかIn the Lifeなんかも好きなんですけど、強いて言うならベスト盤かなと。


KUROYUME 1994-1998 BEST OR WORST/黒夢

いきなり二つ続けてベスト盤かよとか言われそうですが、ベスト盤はアルバム構成の良し悪しが全く出ないけれど
曲ごとの良さと言うのがかなり高い水準で選ばれている「はず」なので、そのアーティストを知るには有用なんですよ。

で、黒夢ベストであるこのアルバムはB'zと同じように、後期の傑作アルバムであるCORKSCREWや
FAKE STARと比べてどれを挙げようか迷ったんですが収録曲数と選曲で言えばこれが一番だったかなと。
因みにアルバム構成で選ぶならCORKSCREWを挙げたい。これは本当にパンクロックの傑作。

※現在出回ってる奴はHARD DISC(Disc2)の一番「autism-自閉症-」が削られてるようです。
※現在清春はSADSと言うバンド率いてますが、俺はNIGHTMARE以降(ポルノスターから)CD買ってないし聴いてません。


Heavenly/L'Arc-en -Ciel

ラルクには第一期、第二期、第三期がありまして、第一期がインディーズからドラムのsakuraがヤクで捕まるまで、
第二期が活動再開からNEO UNIVERSE発売まで、そして第三期がそれ以降のダレ続けた現在までなんですが
その第三期である現在メンバーは既に離散、麻薬所持で捕まったsakuraとバンド組みなおす人(ken)とか
ジオン大好きなGacktと一緒に映画に出てる人(hyde)とかで、挙句に今月19日にDVD付きベスト盤だしたりするようです。

ベスト盤は兎も角、他の活動には一切興味が無い人がかつてラルクの音楽が好きだった人には大半だと思いますケド。
「昔は良かった」の代名詞的アーティスト。

愚痴は置いといて、第一期のラルクのアルバムにはインディーズリリースのDUNE、メジャー第一弾Tierra、
そしてHeavenly・Trueと続き、どれも名アルバムなんですけど取り分け良かったのはと言えばHeavenlyだと思われ。
曲の一連の流れが物凄く美しく、一つの別世界を構成してるこのアルバムはラルクの中でも指折りです。

ただ単曲での優劣で言うならTrueもDearest Loveだけで勝負できそうな気もする。


ray/L'Arc-en-Ciel

ラルクからもう一作。
第二期、つまりyukihiroをドラムに迎えて以降に発売されたアルバム第一作のHeart、
arkとray(同時発売かつ両方ダブルミリオンで話題を呼んだ)、real、13singlesの中でのベストを選ぶとならばrayだろうと思う。

と言うか二期のラルクで実質アルバムらしいアルバムはHeart、ark・rayだけであって、realは正直イマイチだし13singlesはベスト盤と言う罠。
逆に(?)Heart、ark・rayにはそれ程質に差が無く、どれも安定して良いアルバムだったりする。

ラルク関連をそこそこ聴いた事がある人で、もしも今度出るベスト盤のどれか買おうと思っているのならC/W集を買ってみる事をお勧めします。
シングル以外でI'm So Happyや賽は投げられたが聴けるのはコレしかないし・・・

そう言えば、昔聴いてたMDを漁ったら面白い物が出てきたのでage。(゚∀゚)字キタネー13曲シカネー


マテリアル/SOPHIA

俺の定番鬱回避アルバム。

世に出るソフィアのシングルが黒いブーツとかbeautifulとか、今ではもっとアレな歌ばかりだし
歌番組にでたらメンバーがアレな所ばかり目に付くから往々にして誤解されてると思われ。
実はソフィアってすげぇシュールで風刺的で良い歌作ってる(た?)んですよ。

このマテリアルの一曲目「大切な物」なんか、世界が灰色に見えてる鬱高校生を泣かすには十分過ぎた曲だし。
ALIVEにも「Replay」とか「ALIVE」見たいな泣ける曲があるんだけど、「せめて未来だけは・・・」でマテリアルをage。


Lily of da Valley/Dragon Ash

急に最近聴いたアルバムになる罠。

Dragon Ashと言えば一世を風靡した「Let yourself go, Let myself go」だと思う。俺もシングル買ったし。
このアルバムよりも一つ前に「Viva la revolution」と言うアルバムがあって、流行った当時にリリースされたんですけど
それは友人から借りて聴いてたんだけども、それ以降はDAに殆どノータッチだったんですよ。

それを最近、兄が車でかけてるの聴いてこりゃいいやと聴き始めた訳でそ。
Buzz songsとかMustang!とか聴いてないから安易にベストだと言うのもアレなんですが、
ギドラとか聴いてジャパーニズヒップホップ=クソ図式を立てて「嫌いだ」とか思ってる人が居たら是非聴いて欲しいアルバムです。

どっちかって言うとDAはロックなんだけど。



洋楽編

俺がプッシュするアーティストと言えばNINかUnderworldだってのは前々から繰り返し言ってる事なんだけど
意外とアルバム解説とかした事が無かった気がする、それを書くのが今回の音楽話の目的だった訳でこっからが主題だったりする。


NINE INCH NAILS

馴れ初めは以前解説したから省略。

こいつ等(実際はトレント一人なんだけど)の音楽の魅力ってのはHM/HR系によくある「何もかも壊したい」
と言う曲風に、他者否定だけでなく「まず自己破壊ありき」でこの世をクソッタレだとする所にあると思う。
これは言ってしまえば自虐性の事で、もっと言えば壮大な引きこもりの歌なんだけども。

だから100人に聴かせたら100人が(・∀・)イイ!と言うとはとても思わない。
50人もこの音楽を好きにならないと思う。多くて20人か30人ぐらいだろうと。

なのに日本での知名度No1歌手宇多田ヒカルの「生涯変わらない好きなアーティスト」に入れられててワロタ。
因みにMAD界では、どの程度か知らんが黒餡の中の人がNIN好きだと言ってたような希ガス。


トレントの特異さの一つに、自分のリリースしたアルバムに対する姿勢が他のアーティストとは全く違い
彼はアルバムなりEpなりを出した後にはかならずそのリミックス盤を出す事が挙げられる。
それがただのリミックス止まりならば評価にならんのだが、彼のリミックスはある種常軌を逸している。
全曲全解体し曲順から歌詞から雰囲気まで全てを再構成して、全く別だが対になる存在を作り上げるのだ。

この辺の拘りと言うか偏執ぶりも魅力の一つだと思われ。


因みに、余り知られていないがこのトレントレズナーと言う人物はレーベル「nothing」の創始者で
Marilyn Mansonをプロデュースし世に送り出した張本人だったりする。
マンソンがメジャー志向だとか何とかで、長らく不仲な時期があったのだが、最近PVで共演し、
更にワールドツアーではステージ上で共演して見せ一応仲直りが出来た事をアピールしていた。

もう一つ、トレント自身が使っているレコーディングスタジオはチャールズ・マンソンによる
シャロン・テート殺人事件の起こった現場、つまり旧シャロン・テート宅を買い取って改装した物(pig studioと呼ばれている)

また、察しが付くとは思うがMarilyn MansonのMansonとはチャールズ・マンソンから取った物である。
因みにMarilynはそのまんま、マリリン・モンロー。
Marilyn Mansonとは個人の芸名でありバンド名でもあるのだが、
そのバンドメンバーも皆同じ名前のつけ方(有名人+殺人鬼)をしていたりする。


以下アルバム紹介

pretty hate machine

NINの記念すべき第一作アルバム。
俺が最初に聴いた二作の内の一つ。

オリジナルは89年リリースで、使用しているシンセとかが古いからか音も古く聴こえるが「音楽」その物は全く劣化の色が無く
デビュー当時から既に自己破壊願望と外向きの攻撃性を兼ね備えた独特のパワーを持っていた事が伺える。
トレントの足跡・音楽変遷を辿る為にはこのアルバムを聴く事は必須であろうと思うが、
NINを聴き始める上でまずこのアルバムから入るのは少々酷と言うか、聴き難いかも知れない。

例外的にこのアルバムにはリミックス盤が存在しない。
(US盤のみ発売されている「Head Like A Hole」がリミックス盤にあたると言う話を読んだ事があるが、
俺は国内盤しか手元にないのでどうとも言えない。因みにこの文では基本的に日本盤を元に解説する)


Broken

今で言うミニアルバムにあたるEp盤(レコード時代の「extended play」の名残)として92年にリリースされた本作は
6曲+2曲(これがまた捻くれていて、Tr.7〜97までは無音状態が続き、98・99とまた曲が入っている)構成になっている。
三面デジパック仕様と言うのも珍しいし、その辺捻くれてるとも言える。

本作はトレントの持つ対外的攻撃性のみを前面に押し過ぎた感があるが
それが他の作品には無い暴走性を生み出していて、聴いているとそのキャッチーさの中にある力に驚く。
そして対になるEpと併せて一つの作品として見た時、ああこれで完成してるんだなぁと思える。

Gave UpのPVは秀逸。


Fixed

元Epが「壊す」のなら対になるEpは「直す」と、タイトルは安直に見えるが実際に音を聴くととんでもない、
原曲が何だったかは分かるんだが、どこをどうリミックスすればこんな物になるんだと言いたくなるEp。
再生スタートして流れるTr.1、続いて流れるTr.2が余りに暴れまくっていてただただ感動する。

しかしこのBroken/FixedもPHMよりキャッチーだからと言ってNIN入門として聴くにはまだ難しい部分があると思う。
特にFixedはNINがどんな音楽なのか大体分かっていても理解に苦しむのだし。Tr.6screaming slaveはヤヴァイ。

因みに、FixedのMDを聴きながら電車に乗ると、全編に渡って周囲に物凄く迷惑がかかるので要注意。


The Downward Spiral

コレ。傑作。

一曲目からいきなり「Mr.Self Destruct」なんてタイトルでノイジーな叫びと物凄い内容の歌詞が飛び出し
Tr2.piggy、Tr3.heresy、Tr4.March of the Pigsと、自己嫌悪の音楽でありつつキャッチーで変化に富んだ構成になっている。

NINを聴き始めるのなら(今のNINとは少し違うが)このアルバムから入って間違いではないだろう。
大体こんな感じの人ってのを端的に表した作品が傑作なんだから、正直もう何も言う事は無いような。
歌い出しが「I hurt myself today...」で始まるhurtは必ずライブの締めに歌われる名曲中の名曲。

因みにTr.5のcloserは別ヴァージョンだがブラピとMフリーマン主演のサイコ映画「Seven」のOPクレジットで使われた。


Further down the spiral

その傑作「TDS」と対になる形で作られたリミックスアルバムがこれ。
元アルバムが螺旋状に落ちて行くのなら、リミックス盤は更に螺旋状に落ちて行くと言うネガティブさ。
そして前回に引き続き完璧なまでに「混ざり合わない同一のアルバム」になっている。

全てのリミックス盤に当てはまる事なんだが、もう通常のロックと言う括りではNINのリミックスは纏められないのな。
このFDTSも音を切り取って聴けばロックと言えなくも無いが、アルバム単位ではロックとは思えなくて
様々なジャンルの音楽が持つ特徴や技術をごちゃ混ぜにして一つの作品に仕立てたと言う感じ。
テクノ畑出身のリミキサーを使うってのもその理由の一つだろう。

NINのリミックス盤は三作あるのだが、おそらくこれが最も優れたリミックス盤だと思う。

hurtのライブ音源や、Ruinerのテクニカ解釈、アルバム上の最終トラックTr10までも自己破壊願望で埋めてしまうその構成。
TDSと併せて聴くと興奮度倍増で、TDS&FDTSはNINの中で最も取っ付き易いアルバムのセット。


the perfect drug versions

先に言っておくとこれはアルバムではないです。
この曲が収録されているアルバムが無いので紹介するまでで。

97年リリースのこのシングルは6曲構成で、全て「the perfect drug」のリミックスになっている。
1から順にリミキサーを挙げると、
1.meat beat manifesto、2.plug、3.NIN自身のリミックス、4.spacetime continume、5.the orb、6.original
となっていて殆どテクノ盤に近い。

この曲はNINにしてはキャッチーさが前面に主張され過ぎているかなり異質な存在で
PVも従来のNINのような破滅的な物ではなく、どちらかと言うとスマートな映像になっている。
一体どうしたんだ?と言えばそれはトレント自身がスランプだった時期に頑張って作ったからに他ならない訳で
オリジナル曲に関して言えば、ある意味でこれはNINとしては失敗作にあたるのだと思う。

だが、本人によりリミックスされたTr3を聴けば、それはまさしくNINの音楽である事が分かる。
じゃあなんでオリジナル(嫌いではなくむしろ好きだが)がどうしてあそこまで聴き易さを前面に押し出した
キャッチーな「らしくない」音楽になっているのかが疑問・・・


the fragile

99年リリースで初の二枚組みアルバム。
TDSが94年発売だから、ブランクが約5年。

その5年を経て届けられた音が、今までのアルバムでは垣間見る事しか出来なかった
トレントの激しい他者否定の裏にあった繊細さを真っ正面に持ってきたこのアルバムだった。

普通、アーティストがその方向性を変えた時に納得出来てもその変化に戸惑わない事は無いのだが
不思議とNINがこう言う変化の仕方をしても俺は気持ち悪さを感じなかった。
恐らくそれは繊細さが元からあった要素だからなんだと思うが、表面の音楽性だけを見れば大変化してる訳で
それを大変化と感じさせないで、内包して「味」にしまうアーティストってのはNINぐらいじゃないかなぁと。

で、変化したと書いた通りピアノメインの曲が目立ち、ノイジーな曲が減っているので
所謂HRを毛嫌いする人にはこのアルバムから入ってもらったら良いと思う。

シングルカットもされたthe day the world went awayや、その歌詞とPVが印象的なWe're in this together
極めてロックらしいstarfuckers inc.(そっから急にcomplicationへ行く流れも)や、underneath it allからripe(with decay)の終末的な終わり方
そのどれもが今までのNINの音楽の産物であり必然の元に昇華した芸術になっている。

因みに、starfuckers inc.のPVには最初に説明したMrilyn Mansonが出てくる。
どこで出てくるのかは伏せるが。


things falling apart

日本公演も無事終了した00年の末にリリースされたFragileのリミックス盤。

実はこのアルバム発売にも色々あり、リミックス盤(このTFAの事)とライブ盤CD(後に出た「and all that could have been」)、
さらにはライブDVD(CDと同タイトル)も同時発売になる予定だったのだが、例によって例の如くにライブ盤だけ延期になり
ファンが揃ってションボリな事になったりしたのだ。

内容はと言うと、大胆に曲を分解・再構成しているもののアルバム全体を通して「凄すぎて笑いが止まらない」程ではなかった。
聴き易過ぎる(変化が少ない)と言うのも確かに原因の一つとしてあると思うし、スゲェと叫べるのがTr7.where is every body(version)と
Tr10.starfuckers inc(version)しかなく、その終わり方もthe fragileのような余韻虚無感の残る物ではなかったのが凡作の印象を与えているのだろう。

the fragileが会心の出来だったんだから、リミックスも頑張って欲しかった。
と言うかリミックスも2枚組みで出す位の心意気で全然構わないのに。

因みにこのアルバムの発売日が00/11/22なのだが、修学旅行中(12月頭)にこのアルバムの事を思い出して
旅行から帰るなりその足でCD屋に買いに行ったのを覚えている。


and all that could have been

lowlifeさん所でレビューやってる通り、ライブ盤にあるまじき高音質で音が無茶苦茶クリアです。
普通のスタジオレコーディングのCDと大差ない。
コレ聴くとまたライブに行かなかった事で自責の念ばかりになるからsage(つд`)

選曲は迷いに迷った感じ。
ライブの流れを考えたら必然的にこうなるかなとは思うけど、入ってない曲に納得行かない所もある。

ライブ行きたかったなぁ・・・



あー、その他の洋楽話は明日(またそれか)



>そんな誕生日でしたヽ(`Д´)ノウワーン

(*´∀`)アリガトウゴザイマース

と、うがあさんも誕生日だったんですか。
ええと今年で・・・何歳になられたのかは敢えて聴きませんが、おめでとう御座います。

・・・大台に乗られたのかなぁ(何



えっと私信。

ウチはIPによる閲覧者カウントしてませんし、第一あのアク解じゃそんなの集計するのが手間過ぎるのでやる気もありません。
前も言いましたけどあの解析がやってくれるのはアクセス日時、IP、ブラウザのユーザーエージェントの「表示」だけです。

リファラ解析なんかする気もないし、誰がどっから何度アクセスしてもそんな事は俺がどうこう言える話じゃないです。
気にせずご自由にどうぞ。

 


2003年03月12日 水曜日

音楽話



困った。

音楽遍歴を書こうと思ったのは良いが全然文章がまとまらない。
纏まらないのはいつもの事かも知れんが、自分で納得の行く文章にすらならねぇ。

うーん。


俺が最初に音楽を意識して聴き始めたのが中三の時、B'zのPleasureが発売された頃だろうか。
初めて自分で金を払って買ったCDがこれだったんだが、当時は基本的に邦楽専門だったのな。

消防の頃から音楽は聴いていたしカラオケで歌う程度には好きなアーティストも居たが、
自分でCDを買ったりだとかアーティストの動向に注目したりはしなかった。
音楽番組を見てこの曲いいなぁとか思う程度。

中学に入って周りには洋楽好きな奴が居たけど、あくまで俺が好きだったのはB'zにラルクに黒夢と言った邦楽で
洋楽なんかBEATLESしか知らなかった(だがBEATLESに関してならかなりのヲタだと自負している)

中学時の音楽のペーパー試験で「Yesterdayを作曲したのは誰か」と言う問いに
「Lennon McCartney(カタカナで)」と書いて教師に×食らったりした。


そこへ来て、以前語ったマンソンショックにNINショック。ハッキリ言って世界が変わった。
洋楽の世界に触れたのが中三の終わり頃で、高校に入ってからはアホのようにCDを買い漁った。

コレは毎月の小遣いに併せて飯代をちょろまかせるようになり、CDを買う金が工面できるようになったからと言うのも勿論あるんだが、
それよりも、通っていた大阪市内の高校まで片道1時間かかって、更に地元の駅で電車に乗るのが朝の7:30だったからラッシュの只中。
一緒に通うダチも居たが毎日鮨詰めだから話す事も出来ない、その暇をどう潰すかと言うと音楽しかなかったのが最大の原因だと思う。
(今でこそ駅のダイヤが改正されてある程度快適になったらしいが、当時は毎日身動き取れない程に込み合ってて通学が拷問だった)


洋楽との出会いにショックを受けたがこの時既に洋楽専門になっていた訳ではなく、高校一年の頃はSADS(解散した黒夢のvocal清春が作ったバンド)
の出すCDは全て買って聴いていた(ビデオまで買った)し、ラルクに至ってはファンクラブに入会してまで応援し続けていた(恥
そう言えばSOPHIAなんかも聴いてたなぁ。

これも余談みたいな内容ですが、高校入学当時、ヘタレな俺は物凄い自殺願望に囚われまして何べんも飛び込もうかと思ったんです。
ウチの高校では入学して直ぐに合宿をさせられまして、三日かけて教師に反抗しない従順な精神を植え付けられるんですが
それを終えて直ぐの5月頃は本気で世界が灰色に見えて、そんな時にSOPHIAの「マテリアル」ちゅうアルバムを聴いて
「クソッタレな人生でも生きていこう」とか決意した痛い過去があったりします。アヒャ。


こっからは大分時系列があやふやになるから詳しく書くに書けないんだけど、
邦楽では相変わらずラルクや黒夢、THEE MICHELL GUN ELEPHANTとかイエモンとか聴いてて
洋楽ではpunk(NOFXやKEMURI、Hi-STANDARDとかNICOTINE(日本人ばっかだな))、NINやマンソンのようなドギツいロック、
ATARIに代表されるCORE、あとはJamiroquaiとかリッキーマーティン(ワライ)とかその辺のナヨ系音楽を聴いてた。

因みに高一の時にその筋の友人からRegretとverge借りたけども、当時は別段気に入る事は無かった。


そして忘れもしない2000年の頭。NIN初来日・初日本公演。
当時俺が好んでみていた番組に「個室関係」と言う洋楽専門のかなり無茶苦茶な番組があったんだが
(当時深夜番組を見るのが好きで、偶然見た時、セットのタンスにNINのステッカーが貼ってあったから見始めた。
日本語喋る外人と日本人がちゃぶ台囲んでずっと雑談してて、たまにPVが流れると言うアナーキーな番組)
ある時NINのライブ宣伝があって「We're in this together」のPVをバックにチケット情報が流れた時は感動に打ち震えたね。

もうね、どれ程ライブに行こうと思ったか。
大阪公演が大阪城ホール(毎日通る)でやるって言うし、金さえあったなら本当に行ってたんだが
当時の俺は悩みぬいた結果NINのライブよりもPS2購入を選択してしまい・・・(つд`)

今思えば死ぬほど勿体無かったと思うばかり。
ホント行っときゃ良かった。


高二になり、邦楽のCDを殆ど買わなくなって出費に占めるCDの割合も下がってきた頃にUnderworldと出会う。
奇しくも最初に彼等を知ったのがDVD盤Everythin,Everythingだったのだが、知ってから一年後に買ったのがなんとも。

前の年の12月頃、TSUTAYAでDVDが紹介されていたのを見て衝動的に買おうと思うも再生機が無かったので止めたのだが
2000年にWill VSと言うトヨタ車のCMソングにborn slippy nuxxが使われて、それを機にDVD買わなきゃ熱が再燃。
DVDを購入以降完全にアンダワヲタとなりテクノにどっぷり浸かった現在に至る。

因みにほぼ時を同じくして携帯の着信音からsystem Fの存在を知り、電子音楽マンセー!してる時に
鍵オタな友人からBTやChicane、ATBと言ったepic tranceの世界を教えられたのもこの辺だった。
そしてめくるめくI'veの世界にも。



・・・あーやっぱり収拾がつかないので二回に分けよう。

今回は割とどうでもいい俺の音楽遍歴編、次回はお勧め音楽紹介編と言う事で一つ(;´Д`)



>唐突だがもっと上かと思ってました。

自意識過剰なだけだと良いんだけど、もしかして俺の事ですか?

以前この人に同じ驚かれ方されて以来、元々隠すつもりも無いから年齢分かるような事書いてきたつもりなんですけど・・・
改めて自分の文章力の無さに(´・ω・`)ションボリ


しかし、暫く反応無いと思ったら寄生してたんスね。



>Qy@からの細かいコメントはおそらく後日。

ここ見落としてました。
スミマセン。



追記レス

>>606
「どこの馬の骨とも知らん個人ニュース管理人」であってもこのルールは守るべきで
それを守れないニュースサイトの管理人なんかはサイトやってちゃいかん、と俺は思う。

ネットは自由だし嘘言ったって意図的に事実を捻じ曲げたって一介の個人がやるようなサイトなら余り問題にならないのだろうが
社会的に大きく問題にならないと言うのと、それをやっていい/容認してOKと言う事は全然別次元の話であって
自分の信じるルールから外れるのならば「それは間違っている」と声を上げるべきじゃないのか。

言葉足らずだったようなので補足するが、俺は俺の意見が正しいとは思うがそれが唯一絶対の真理だとは思ってない。
>>606で引用されたような俺ルールは他人にぶつけ、相手ルールと比較してこそ初めて意味を持つ物だと思うわけよ。
相手ルールと俺ルールを比べ相手と議論して結論(自分が正しかったか相手が正しいかったか)をだすのが理想的で
「そもそも相手と俺は違う人間なんだから俺ルールは通じない、諦めよう」なんて意見の方が余程建設的じゃないぞ。

そうやって相手ルールと比較した時、俺ルールが正しいとなれば相手はこちらが望む動きをしてくれて一件落着。
俺ルールが間違っていたならその事を謝って一件落着。
相手が何も考えていないアホだったならその事を問題提起し、そのニュースサイトが正確な情報を伝えない事を明確にして一件落着。

だが放置、静観、無視、黙認した場合は何の解決にもならんだろ?
まずは俺ルールに則って声を上げる事が大事なんじゃないか。

俺ルールをぶつけなければその相手ルールも分からんのだし、ひょっとしたら与り知らない所で何か思惑があったのかも知れんだろ。
あくまで意見の押し付けではなく、相手に相応の理由があったなら議論する用意は根本にある上での「俺ルール」主張なんだと。

まぁ大会側が「これで良い」みたいな感じになってるのでこれ以上言っても仕方ないんだけどー

 


2003年03月11日 火曜日

うーん



そう言えば007今回はPaul Oakenfoldだったのか。

いつぞやのMOBYリミックスも良かったけど今回のもナイスだなぁ。



遺言集

アパッチ解説

サイドワインダー解説

おにぎりワッショイ

月光浴

くるり

Bryan Adams

ソブさん

Samurize


リンクネタで誤魔化してみる。

 


2003年03月10日 月曜日

ボーンアイデンティティーも面白くなかった訳だが



相変わらず深夜営業の毎日でつ。


Flash倉庫捕捉。

特に目立って取り上げる物も無いんだけど。


>JAL123便墜落事故Flash

人の生き死にってのはやっぱ大きいし、今はもう死んでしまった人の記録と言うのはその事実だけで生々しい。
だから今でもこうしてネタにされてそれを見て胸が一杯になった気分を楽しめるのだろう。


>はたらくくるま

精神剥奪者とか言ってるからどんな厨が作ったんだろうと思ったらこんな厨だった。

誤植を指摘して悦に入るのは厨房のする事だとかよく言われるんですが、俺が思うに誤植ってのは
正しい綴りと正しい意味を知っている上でのケアレスミスによる書き間違いの事を指すのであって、
それは「せいしんはくじゃくしゃ」を「せいしんはくだつしゃ」と間違える事ではないのですよ。

間違え方から見てこの作者は精神薄弱者と言う単語も意味も知らない奴で、
そんな厨にこのもせをネタにしたFlash作られても( ´,_ゝ`)プッとしか思えないんでそ。


>松井師匠

(;゚Д゚)ver上がってる!?

前も言ったけど「Flashのページ」(現在は閉鎖)で公開されていた野球ネタフラッシュの一つ。
しかし、俺は閉鎖するまでこのページを追っかけ続けていたのに手元に保存してある物よりもverが後なのは何故だ。


>PSOよありがとう

PSOってこんな萌えゲーでしたっけ。

いや、やった事無いんですけど、折角糞箱買ったんだしライブでも買ってみるかなぁ。


>新橋

前回取り上げた「千葉!滋賀!!佐賀!!!」と同じくラーメンズの漫才と言うかコントをFlash化した物。
ぶっちゃけた話ラーメンズが面白くないのでFlashも面白くない。


>ウリナラ最強

もうおわかりですね?



ここ行った事あるよ俺・・・

て言うか割と地元だし同じ柄のコースター(コルク製)持ってる罠。
放出(はなてん)とかを常識だと思ってるのってダメなのかな。



静止画M@D大賞2002を終えて

今の所F改さんしかまともなコメント書いてないみたいで、期待のあのいさんは尻狙われてて全然書く気が無さそうだから
今度こそ俺の出番かと思ったけど、よく考えたら初出が去年の夢寐ってのを殆ど見て無いからこそあんな投票せざるを得なかった訳で
とどのつまりが俺に出来るのはデモ夢寐のランク考察ぐらいなんじゃなかろうかと言うションボリな結論に行き着いて鬱。

大会は比較評価だったけど夢寐自体をブッ叩くのは誰だって主観評価でやって良いんだからやってみよう。
因みに、書き込みの中で「まだ日が浅い」「そんなに数を見ていないので」と言う行を書いた人が俺を含めて18人いますた。


一位がRepeatedlyってのは納得行ったんだけど、今までの感覚から言ってtearと世界ノ全テがあの位置に来るのは評価されすぎだとオモタ。
どっちもまだまだ突っ込める点(tearにおいては構成そのものに)が多いのにベストだと言っていい物なのかなぁと。


S2H氏の技術は凄いと思うしそれだけでも夢寐作家としては十分に評価対象になるとは思うけど、
この独特の動的映像を駆使した夢寐が一年通して二番目に「良かったMAD作品」だと言われるとそれは少し寂しい所がある。
何故かと言うと、氏の映像は凝っているしその技術力には敬服するが、この夢寐を見て感動したかと言われれば疑問符だからだ。

もっと言えば別段何も思わない「あー綺麗な夢寐だなー」程度。
その最大の要因はやっぱ構成だと思う。

文字を殆ど廃した構成で視聴者を飽きさせずに最後まで見させるのはそれはそれで確かに凄い事だが
いざ視聴者が見終わったとき「で、だから何?」と思わせてるようじゃイカン訳で、それはひょっとしたら水夏ノストーリーが持つ厄介さを
俺が多少なりとも知ってるからかも知れないんだけど、最たる原因は構成と元になるメインテーマをしっかり決めてないからなんだと思う。

そもそも4分に満たない夢寐で水夏と言うゲームを納得の行くような一つの夢寐にする事に無理があるのかも知れんが
延々動的加工したCG繋いで中身の薄い夢寐作るのならいっそ一人に絞って作れば良かった訳で。

まぁ夢寐技術のみに限って言うなら2002年MADの中ではダントツだろうけど。


こがらし氏の世界ノ全テは上下二作を見てないからどっちが上とか言えないんだけど
映像作品として普通、丁寧に作ってある以外は平凡な印象しかなく特にSUGEEEEEEEEEEと雄叫びを上げる事も無かったのに
何故か年間6位なんて言う位置に来てるのがどうもよく分からない。順位的にまっく〜氏のKAKERIよりも上と言う・・・

何だかなぁ。


ふと思って先の大会の集計結果今大会の集計結果を見比べてみたら・・・作者の質が下がったのか?
上位数作こそ2001年大会で競っても高位置に来そうだが、それ以外は果たしてどこまで食い下がれるのやら。


ベストクリエイター/新人クリエイターは流石に何も言えません。


歴代ベスト部門は評にもあるように、所謂「常識MAD」や大作を避ける傾向があったためか広く浅く票が入った感じ。
ベストを選ぶと言うよりも皆で各自好きな夢寐を言い合って「こんなMADもあったね」と懐かしむ結果になったと言える。


で、最大の問題はデモ部門。
各自一票のみの投票権だったので下手すれば数作のみランクインと言う事になると危惧したのだが
蓋を開けてみれば皆さん幅広くデモを見ているようで、総計33種ものデモが格付けされた。
(これを多いと見るか少ないと見るかはそれぞれなんですけど、俺は十分に多いと思います)


感想としては終始コレに尽きるのだが、バルドフォースが一位ってのはおかしいんじゃないか。
これさえ抜ければ後は順位がしっくりとくるのに、この不出来な単調夢寐がトップに来てるせいで
ランク自体が非常に不正確な物に見えて仕方が無い。

一つ下のWindが「Windは好きだけど、あれはアニメだし。」てな風に避けられた事を考えたら9票は仕方ないにしても
GONNA BE??やSinsAbell(アズラエルは見てない)がバルドフォースに劣る票数だと言うのはとてもじゃないが納得できない。


「誰でも気軽に投票してくれ」と言うスタンスの大会だったから様々な投票意見があって然りだと思うし
必要以上に堅苦しくしてしまっては今度は順位付けをするに足る十分なサンプルが取れないかもしれないし、
それのせいで意見の多様性そのものを潰す事になっては「楽しくない」大会になってしまう事になる。

けれどもその弊害として正確性を欠き、作者・企業・ゲームの知名度が評価に直結してしまうのであれば
非常にナンセンスな話だとは思うが投票システムを考え直すか、もしくは心構えを正す呼びかけを行うべきだろうと。


俺は2002年のMAD界最大の出来事が「大手を振って業界で生きる人の輩出」だと思ってるから
デモ作家がどんな夢寐を作って、今まであったデモ業界にどれだけ食い付いて行っているかを見るのが楽しみだ。

だから「知名度あるからなんとなく」「コレしか見てないし」と言う理由で順位付けはして欲しく無かったし
出来ればコンシューマー部門(最近はこっちもネット配信が増えてきたし)と所謂エロゲー部門を分けて欲しかった。

結局どちらも叶わなかったが、それはこの部門がオマケ扱いだったから(名前からして当たり前だが)
な訳で、機会があれば前述の事をきちっと規定したデモ夢寐大賞をやって欲しいと切に願う。



取り合えず終了。

またなんかあったら書くかも。

例によって意見とかあったらなんぼでもよろ(´ω`)ノ



>私信

書く時は頑張りますけどあんまし期待しないでくださいー(笑

 


2003年03月09日 日曜日

ハイ消えたー



2003年以前の画像全部消しますた。



しかしこの調子だと半年毎に画像消す事になりそうだなぁ。
日記自体の容量は確実に増えて行く訳だし。

鯖容量10Mに増やしてもらおうか・・・



昨日の続き


隻眼獣ミツヨシ/上山徹郎




やっぱ上山徹郎は(・∀・)イイ!

いやー、この人は本当に漫画の事を熟知してるよ。
大王連載陣の中でも指折り、と言うかストーリー漫画の面白さで言えば筆頭なんじゃないかと。

で、単行本化の為に二ヶ月も休載してて、流石にそこには文句言おうかと思ってたら
予想を遥かに上回る全編に渡る細かな手直し+ページ単位での加筆修正なんかがなされててもう完敗。

連載時でも既に完成されてた物を単行本化において更にここまで密度を高めるなんて・・・

大王スレでも上山兄弟スレでも好評、ついでに俺も絶賛の一冊。



なつのロケット/あさりよしとお

解説付き科学漫画を描かせたらこの人に並ぶ奴は居ないんじゃないかと思われる
あさりよしとお氏によるヤングアニマルで99年に連載された8話完結の短編漫画。

うーん、思っていたよりも面白くなかったと言うか、ストーリーに不明な部分・語られなかった部分が多すぎた感が強い。

俺にとってあさりよしとお氏の漫画ってのはHALやまんがサイエンスのような「大人も知らない子供の疑問」を
明快かつ面白く表現してるのが最大の魅力なのであって、それを排除した物語である今作はどうしても「合わない」

氏には悪いが、ストーリー全く無しであさりちゃんやよしおくんを使ってロケット解説話にしたら俺も楽しめたんだろうと思う。



まんがサイエンス[/あさりよしとお

で、コレ。

一応最新刊。

前も同じ解説したかも知れないけども、何処からとも無く学研のおばさんが持ってくる「学研の科学」巻末連載漫画で
毎月毎月最新テクノロジーから所謂"バケガク"の分野の不思議や自然現象の疑問等を一話読みきりで説明してくれる。

リア小の頃に学研の科学を買い与えられていたので当時からこの漫画は知っていたし好きだったんだが
本屋でHALを買ったついでに懐かしさの余り衝動買いしたら、実はこれが覚えていたよりもよく出来ていて感心し
現在ちまちまと買い集めてる最中(と言ってもまだ二冊だが)

[の大半を占める「ロボットの来た道」は登場キャラも違う外伝的ストーリー仕立てのロボット話だが、
これはギャグ無しで教訓めいた終わり方なので微sage。サキさん萌えるけど。

やっぱ「ボールの翼」みたいな構成が氏の力を最大に生かせる形だと思われ。



ひめくりあずまんが2003

あずまきよひこ氏の人気四コマ漫画「あずまんが大王」の既出カットと僅かなラクガキ使ったひめくりカレンダー。

前回は大阪さん表紙で月めくりカレンダーがオマケに付いてただけだったんですが、
今回はちよ+忠吉さん表紙で、更にこの組み合わせのポリストーンフィギュアが特典に。因みに造型は浅井真紀氏

2001発売当時はあずまんがこそ知ってたケドも、そんなに熱狂してなかったので買わなかったんですが
紅月氏の持ってくる「ひめくり過去ログ」を見てたらなんだか面白そうに思って2002を購入したのが一年前。

これは感想もへったくれもないのでsage

しかし、もう一年経ったのか。



長らく宣伝していた静止画MAD大賞2002が集計も終わり、閉幕を迎えたようです。
それに伴って明日でTOPの看板下げときます。美凪氏、F改氏共にお疲れ様でした。

で、2002年のベストMADにはムキャを知る者氏の「Repeatedly」が選ばれたみたいですが
この夢寐は今もなおDL出来るみたいなので見てない人はどうぞ、って知らなかったの俺ぐらいか∧||∧

歴代ベストMADはとても分かりやすい票の集まり方で納得行ったんだが
メーカーデモ部門の一位がバルドフォースなのはどうなんだろーか。



花粉症を家事手伝いが出来ない理由にかこつけていたら、今までウチで稼動していたナショナル製空気清浄機(10年ほど前の)
に代わってダイキン製最新式空気清浄機が導入されました。ありがたや。

新時代過ぎるフォルム

ええと、木目調のフローリングの床に田舎の玄関に置いてあった絨毯引いてあって、
洗濯物や教科書、ゲーム類が地べたに落ちてる俺の部屋には大変不釣合いです。

オマケに動作中は前面のランプがエメラルドグリーンに光り、内部では青白い光を放ってるし・・・

シーズンが終わったら先代空気清浄機の代わりにタバコの煙を吸う任に就くのだろうけど
その設置場所が階段の途中だから来訪者に禿しく不審に思われそうなヤカン。

効果の程は良く分からん。
所詮プラシーボ効果な気が(ry



グラXが出ると思ったらこっちも出るのか。

 


2003年03月08日 土曜日

(゚∀゚)アーヒャヒャヒャヒャ



久々に大学まで行ってきた。


今日はサークルのOBが機材を(サークルに)譲ってくれるつー事でそれをBOXへ搬入する作業手伝ってきました。

ええたったそれだけの為に(いつもAM8時に寝る俺が悪いんだが)わざわざ徹夜で電車に揺られてきた訳ですが
雨が結構降ってたせいかシーズンのヤマを超えたのか、はたまた強固な精神によって「病も木から落ちる」の逆を証明したのか
花粉症特有の目・鼻・喉の奥の痒みこそあれ、鼻水でポケットティッシュ瞬殺とか駅のホームでクシャミ→昇天とか言う惨事は起きませんでした。

心配なら行かなきゃ良かったのにとか言うな。
脳がお天気な俺でも行事・作業不参加を続けるとマズい事ぐらい察してるんだよヽ(`Д´)ノ


と、何だか体裁を取り繕ってみたものの、本当に察しの良い人なら見透かされてるような・・・



今日買ったもの

//漫画・小説

ながされて藍蘭島/藤代健:\390
シャーリー/森薫:\620
隻眼獣ミツヨシ/上山徹郎:\850
なつのロケット/あさりよしとお:\581
まんがサイエンス[/あさりよしとお:\781

//雑誌

まんがタイムきららvol.9:\300

//その他

ひめくりあずまんが2003:\2000


税込計\5782


ああそうさ俺は漫画・ゲーム・DVD以外に外出する用事なんか無いさ。


・・・


まぁいい。


ながされて藍蘭島/藤代健



エロゲンガーによるガンガン漫画。

ガンガンだから当然健全本。
エロは当然、B地区もありません。

まぁ大方の予想通り表紙買いなんですが、ありがちなキャラクタにありがちな設定にありがちな展開と、
読んでて「ベタベタなエロゲ感」は拭えませんが中々思ったよりも良かったと言うのが正直な感想です。

どう言う経緯でこの人が漫画を書く事になったのか知らないけど(元々漫画家だったのかも知れん)
少なくとも急に書けと言われて書いた素人漫画には見えないし、同人のノウハウだけだとも思いにくい感じ。

ブッチギリに面白い訳じゃないけど、絵に萌えれた人は普通に買って良いかと。



シャーリー/森薫

 1 3 歳 メ イ ド 。


以上。

作者公式



まんがタイムきららvol.9



以前ととねみぎ氏の漫画が載ってるとのタレコミがあったので買ってみました。

因みにコレはTSUTAYA行って、辺境の本屋行って、旭屋行って、Avanti(京都駅の前にあるデカい本屋)行って
京都駅地下の本屋行って、ampm行って、乗換えに使う駅の本屋でやっと発見出来たと言う曰く付きの雑誌。
ヲタの執念なめんな。

で、読んでみた感想ですが、この内容で300円/月とは間違いなく買いの雑誌。
値段対面白さで言ったらアワーズに次いでコストパフォーマンスが良いので
四コマだけは読んではいけないと遺言や家訓で定められてないなら一度買ってみる事を禿しく推奨。



その他はまた明日。



んで、ちょっと気になってた鯖容量を調べてみたら



           (゚Д゚;)

さぁこれで過去ログをスッ飛ばす口実が出来たわけだが。

近日中に去年までに上げた/uploadsフォルダ内の画像ファイル(2.31MBあるらしい)を全て消しますんでその辺宜しくです。
もしかしたら日記を月毎に圧縮して放置と言う形になるかも知れないけど、取り合えず今のままではなくなるんで。

まぁ無いだろうけど過去ログの形について何か案があったらよろ(´ω`)ノ

 


2003年03月07日 金曜日

誰か



俺の鼻を何とかしてくれ。

起きてから寝るまで一日中ティッシュを詰めた生活で死にそうだ。
油断して鼻をかもうものなら今度は血の海になるし。

あーもう。



さて昨日も書いた通りイカレチンポな俺も来年で成人する歳になってしまった訳ですが、
まこと平和な事に我が家では家族全員で誕生日を祝う習慣が残っておりまして
昨日は晩飯に好物のスパゲッティをたらふく食わせてもらって、円ケーキなんかも食ったりしました。

げぷ。

俺は昔からスパゲッティ好きを公言してて当然家族もその事は知ってたんで
別段何のネタも無いように思ったんですが、兄貴がそのスパゲッティの袋を持ってきたのでよく見ると



粉塵爆発キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ッ!!!

参考書籍

いや、何と言うか、小ネタなんだけど。


因みにこの「デュラム小麦のセモリナ(セモリナ=荒挽き)」ですが、その食感と風味が本国イタリアでも評価されており
イタリアの法律で「市場に出回るパスタは全てデュラムセモリナ粉を使わなければならない」と定めてあったりするらしい。

ホ ン ト か よ



そう言えばこのサイトでは暫く触れてなかったTOMCですがなんだか捕捉されつつ、早くも
>現在はGROOVER、Clear、Witchが名乗りをあげてる模様。
なんて言うそこはかとない語弊を含んだ紹介されてたりするみたいです。

じかに言わないと意味ないんだけど、間違ってもメーカーが名乗りを上げたのではなく大会運営側から許可を求めた訳で、
間違ってもメーカーが「是非ともウチのゲームを使ってMADを作ってくれ」と言ったのではない。

この第一回大会がすんなりと(はいかないだろうけど)開催され閉幕する為には、
まず絶対に誤解を招かない表現で文章なり趣旨なりをガチガチに固めてから挑む事が最低限必要だと思うんだけど、
その辺をお察し出来ないと言うか、深く考えないくせに下手に宣伝力を持った方々が居るのは問題なんじゃなかろうか。

このニュースをどっかが捕捉してそれを更に宣伝して行った場合、ニュースサイトの管理人が自分の目でソース
(この場合大会運営概要)に目を通してコメントを書いてくれないと、無限に「メーカーが名乗りを上げた」と言う情報が伝播して行き
そうなると最早メーカー側が言葉の端々に敏感でない事を祈るしか無い訳で。

なまじ半端に大会公式サイトまでageちまったんだから、大会概要も急がなきゃならんがそれより先に
ニュースサイトで取り上げる場合のガイドラインでも組むべきじゃないのかなぁ。
実際上記のような語弊を伴った取り上げられ方がなされているわけだし。
いや、大会側も「企業が名乗りをあげてる」と認識してるならそれは俺の独り勘違いだから問題ないんだけど。


と思ったらカトゆー家とかSLPでも捕捉されてるジャン。
しかも「名乗り」扱いで。南ー無ー



夜中の四時ぐらいに目が覚めて気付いたんだけど、Feline GrooveUって振込みの締め切り今日までなの忘れてた。
ぐっは。

と思ったら3/14まで延長するとか書いてあって一安心。
って、振込み期限守らなかった奴が安心とか言ってちゃダメなんだけど。

crankyは兎も角"変人"MORRIGAN萌えな人は買っとけー



Flash倉庫またふえてるー

前回以降追加分まとめて


>2ch大王

アニメ版あずまんが大王のOPを2chを代表するAAキャラ達で忠実に再現した作品。
これをやろうと思いついた発想も去ることながら完璧なまでに再現している技術力の高さに感動する。

いや凄いよコレ。


>DinkyBOMB

中学時代に塾で、英語の授業中クラスメートが読み上げた宿題の答えを文法が間違ってると思って大笑いしたら
それが実は正解で俺が独りで間違っていて大恥をかいたと言うか知障扱いを受けた事があるんですが
もしもそれの二の舞になっていないのなら、俺の英語知識があってるのなら大笑いできる下の英字幕がステキ。

まぁコレは「この程度の文法力でも無問題!」みたいな意味でわざとやってるのだと思うんだけど。


>変な歌を映像で忠実に再現するFlash

確かに変な歌だ。

そう言えば昔、友人が「PUFFYって人種差別してるよな」とか言ってたんで理由聞いてみたら
どうやら「VACATION」と言うタイトルの歌をヴァカチョンと読んでたからだとか。

当然ネタだったんだと思いたいけど・・・家に遊びに行った時、そいつがプリンスオブペルシャやってる横で
俺が北斗の拳読んでたら「オヤマ!菊之助」をしきりに進めてきた彼は、一体今何をしてるんだろう。


>Walla Walla

黄龍剣age


>面接試験

「俺って波動拳使えるんだぜ」

「見せてみろよ」

「一日に一回しか使えなくてさー、朝使っちゃったんだ」

「帰れ」

と言う会話を小学時代に(ry


>エロラピュタ

ムスカスレでよく見かけたMAD音声が今度は映像付きで登場。
コレは音声が先。

こう言うMADも確かに形としてあるわけで、有名所ではPassing Tensionなんかでやってたなぁ。


>中中作品

タイトル見て直感で日本人による小小作品オマージュかなと思ったら本当にそうだった。

よく出来てると思うけど、まぁ絶賛する程ではないかと。
それは二番煎じだからとかじゃなくて、技術的にも改善するべき部分が多い事や
カット割が見ていて興奮する物じゃなかったりする事に起因するんだけど、その辺差っ引いても評価は出来る内容。

上の下ぐらい。



ふらミシュランかーずSP内のコンテンツだと今日知ったんだけども
過去ログ見てたら静かな日々の階段をのFlashがあると言う事で見てみた。

・・・( ゚Д゚)エート

そう言えばDAの映画ソングつながりで、コレは面白かったんだろうか。
結局挿入歌はLily of da Valleyで、しかも歌ったのがイルカの息子だったとか言うションボリな話を聞いたんだけど。

どうでもいいか。

 


2003年03月06日 木曜日

さて



やっと19になったワケだが。

そろそろ若さを謳歌できる年齢も終わりだな。


で、こう言う時に限ってさっさと更新してる俺萌え。

もう空も白みだしたし栄養剤飲んでボチボチ書類書くか。

 


2003年03月05日 水曜日

やっぱり



ポールは良い。うん。

去年の大阪公演行っとけばよかった・・・



バグ以前にシナリオとゲームバランスのクソさで人気絶不調のスタオー3ですが、
やっとと言うか早くもと言うか、一応公式でこんな公知がなされました。

要約

・型番が10000のハードでのみバグ(チンピラフリーズetc)が発生
・悪いのは俺等じゃなくライブラリでトチってたSCE
・文句はSCEに言ってくれ
・問題起きた時はソフトをチェックした上で対応

上から順に消化していこう。


まず「型番がSCPH10000※でプレイした場合のみ起こる」との見解。

俺は10000番以外でのエラー発生をこの目で見たわけじゃなく、あくまでスレやサイトでの報告を聞いただけなので何とも言えないが、
もしもこの見解が正確ならスレやサイトでのバグ報告で名乗りを上げた相当数の10000以降ユーザーが全て「嘘吐き」となるが、それは甚だ疑問。
この場合、初期型以外でもバグが起きるとする方が自然ではある。

(※SCPH〜はプレステ関連ハードのナンバリングで、PS1が1000〜、PS2が10000〜となってたはず。多分。
そして俺が持ってるのはPS1がSCPH1000、PS2がSCPH10000(つд`))


次に「ライブラリ※でトチったSCEが悪いんだ」との発言。

これは論外も論外。こんなアホな公知は何の言い訳にもなってない。

どうせ言い訳するならせめて、「マスターアップ後に時限式のバグが発生したんだ!」ぐらい言った方が幾分か笑えたのに。

だってよ、いくらバグまみれのプログラム作って開始1時間で進まなくなるゲームが開発段階で出来上がったとしても
これだけ盛大なバグならデバッグっつー作業にかけたなら絶対必ず確実にまず間違いなく見つかる訳で、
(あってはならんのだが)万が一、デバッガがたまたま全員発見出来なかったとしてもその後にはSCEのチェックがあり、
この二段階踏んだら少なくともどちらかで所謂「致命的なバグ」は発見されてないといけないんであって、
それを何が「ライブラリの不良が原因です」だヴォケ。口先三寸も大概にしとけやモルァ

ここで素直に「バグ分かってました」と言ってりゃまだ救いようもあったのに、わざわざ他所に頼ってまで理由を探してくるとはな。

心底呆れた。

(※PS2でのゲームプログラムを組む上で使われる関数。普通メーカーはSCEから開発用ライブラリを貰って、それを元にゲームを作る。多分)


「文句はSCEに言え」と理解不能な公知。

上記絡みなんだが、デバッグ作業すっ飛ばしたか一部でしかバグが出ないのを良い事に強行発売したのかは分からんが
取り合えず一企業としてクソな仕事をしてくれたAAAもしくはエニ糞が、自分等のチョンボを棚にあげてSCEに助け舟要請するとは何事。

ひょっとしたらエニ糞とAAAへの集中砲火を防ぐためにSCEが動いた(ライブラリの不良が原因と公知しろと指図した)のかも知れんけど。
どこの思惑だとかの真相は兎も角、エニ糞とAAAが正当な制裁を受けないのが腹立たしい限り。

それに、もしもエニ糞が言うようにSCEのせいで今回のバグが発生したのだとしても
SCEが「苦情処理兼交換窓口」を請け負う道理はどこにも無いんだが。


最後は「問題起きたソフトは検査してから対応」で上手く終わらせたつもりに。

まぁ「バグがDVDの傷によるものだったかどうか」とか「正しく取り扱った上でバグが起きたのかどうか」
とかを確認してから交換に応じますよと言いたいんだろうけど。



俺は当然の権利として不良品を交換させるけども、なんか全然スッキリしない解決だったなぁと。

 


2003年03月04日 火曜日

もうだめぽ



花粉症がどんどん悪化してまつ。

昼から晩まで鼻水が出っぱなしで全身倦怠に鼻血もプラス、更にクシャミと目が痒い相乗効果で頭痛を併発。

死にそう。



昨日は日記がどうにもならなかったので申し訳程度に諸々の小ネタを更新してみた。
とは言ってもリンクと自己紹介だけなんだけど。

サイトの全面改装は花粉の季節が終わってからにしよう。うん。
もうこれ以上削れるコンテンツ無いけども。(゚∀。)アヒャヒャ


で、自己紹介を手直ししてる時に思ったんだけど、俺がよく行くようなサイトでは当たり前の如く書いてあるこの「好きな物」リストは、
よくよく考えたらアニメやゲーム・ましてやエロゲなんかが日常単語に含まれてない人が見たら思いっきり引く内容なんじゃなかろうか。

いや、多分とか恐らくとかじゃなくこれは「確実にそう」なんだけど、書いてる当人の俺は全くその点を考慮してないのな。
恐らくは他の同じような自己紹介を書いているサイトさんにも当てはまる事だと思う。

考慮する必要が無いっちゃお終いなんだけど、このサイトがネット上に存在する限りは俺がターゲット(?)としている読者だけが読む
なんて事はありえない話であって、何が言いたいんだって言えば俺は自分から進んでヲタショップを経営してるんだって事なんですよ。
何だか日本語が不自由過ぎて意味不明ぽいですが、つまりは俺は自ら自己紹介と言う「店の看板」に「ここはオタサイトです」と書いてるんです。

結果どうなるかと言えばオタの看板を掲げたサイトにはオタの客が寄り付き、オタでない客は看板を見て引き返して行くと言う
まさに黄色い看板の店と同じ状況になると思うんですよ。まぁ改めて言うまでも無く当たり前の話なんですけども。

俺は今までその事を考えずにただ「俺の趣味を知ってもらおう」とかのノリで書いてたのだけど、それじゃ唯の痛い厨房だ。
「俺はオタで、ここはオタなサイトだから、俺の趣味が分かるオタなヤツだけが見てくれ!」と意識して書くべきだ。

ネットの世界にはオタしか居ないと思って自己紹介に「好きなエロゲ」と書くのと
パンピー(・∀・)カエレ!!ヲタ(・∀・)イラシャーイ!!と自己紹介に「好きなエロゲ」と書くのでは
閲覧者をふるいにかける効果こそ同じだが持つ意味は全く違う訳だ。

厨脱却を図るには徹底的に自分を分析し、理解しなければならないのだ。


と、厨っぽく書いてみますた。



http://www.gakubun.co.jp/miko.html

こんな元ネタがあったなんて知らなかったよママン・・・



昨日のリンク編集中に画廊を指す「ギャラリー」の英語の綴りがGarellyだったかGarallyだったか思い出せなくなって、
マウス辞書ツール使ったら何故か両方とも「画廊」単語の該当が無いと言われた。

そんなはずは無いと思ってGooの英和辞書使ってみるが、やはりどちらも無いと言われる。
ギャラリーって英語じゃなかったっけ?と思いGoogleで調べてみた

「garelly」で検索 =>15,700件
「garally」で検索 =>21,400件

???

どっちもあるのか?
それともGarallyが「より正しい」とか?

結局分からんままなので、この単語をよく見かける所謂CG系サイトさんではどっちを使ってるのかと行ってみた。

そしたら「Gallery」

なーんだ。根本的に間違ってたのか。

「gallery」で検索 =>983,000件



Flash倉庫ふーえーてーるー



>先生ラスボス10秒で落ちました

( ゚Д゚)ポカーン

俺まだチンピラなんですけど。

バグフィクス版マダー?

 


2003年03月03日 月曜日

目が覚めたら



六時半でした。

まぁ、こう言う事もあるわな。



マイノリティリポートってホントに面白くないなぁ。

 


2003年03月02日 日曜日





あー、肉食会レポ書こうと思ったけど禿しく内輪ネタにアニメネタだらけだったから止め。
途中ノンストップ鼻水のせいでダウンしてたしな(´・ω・`)

面白かったのでいずれまたやりたいのう。



で、通常営業。


最近買ったもの

//漫画・小説

パラサイトムーンY 迷宮の迷子達/渡瀬草一郎著、はぎやまさかげ画:\690
HELLSINGD/平野耕太:\495
GIRLSブラボーD/まりお金田:\540
.hack//黄昏の腕輪伝説A/依澄れい:\540
新カスミンA/あもい潤:\400


パラサイトムーンY 迷宮の迷子達/渡瀬草一郎著、はぎやまさかげ画



キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)゚∀゚)´-`)━━━!!!!

発売は先月上旬だとか言う突っ込みは禁止。

これでようやく甲院薫とか言うウゼェ年増女に終止符が打たれます(予

現在130ページぐらいなんですが、6巻通して影も形も出てこなかった人達がオンパレード。
「沈黙の山之内」と言われ全編でおそれられてきた味方の総大将にあたる人物が、
何の事は無い、ただ単に口が利けないだけとか言うナメた種明かししたりして(´・ω・`)ションボリ

座王と仙崎が禿しくアホなのにも大分ションボリしたんですが、過去の話と無理なくリンクしまくってるのと
やっと、本当にやっとの事で籤方君が復活を果たせそうな雰囲気なのが嬉しい限り。


HELLSINGD/平野耕太

一部界隈で大人気の「ガイジンには見せられない漫画大賞」受賞作品の最新刊。
・・・内容が内容なだけにそれ以外に説明のしようがない気がする。

キーワードは「おんぷたん発見ロックオン」(違

作者のサイトは逃亡に次ぐ逃亡で中々捕捉出来ない事で有名。
現在は行方知れず。


GIRLSブラボーD/まりお金田

中身の無い「絵だけ漫画」の代名詞的作品の最新刊。
こっちもこれ以外に説明のしようが無い気がする。本当に中身無いし。

流れとしては
女性アレルギーの主人公と異界からやって来た少女(なぜか主人公はこの少女にはアレルギーが出ない)とが同居して
幼馴染やら異界の男性アレルギー少女やら男性アレルギーなリッチ男やら幼女が出てくるハイテンションコメディー

作者が女性だと知って驚いた今日この頃。


.hack//黄昏の腕輪伝説A/依澄れい

現在はアニメ版が放映中の.hackシリーズ漫画版最新刊。通称ロリハック。

無難な展開になってきたと思うが、これがマイナス評価かと言えばそうでもなく。
1巻で見せてくれた適当さ満点の投げやり話が見られなくなった事、実際のネットゲーム経験者から見れば
鼻で笑えてしまう展開であっても何とかゲームの範囲でのリアリティを描こうとしている事など、幾分か読める漫画になっている。

創造すると言う行為において勿論「面白くある事」も大切だが、面白くしようとする姿勢を忘れない限り俺はその作品を評価するし、
自身の作品を少しでも面白くしようと四苦八苦しなくなった作者は漫画家として評価するに値しない。

誤解を避ける為に言っておくが、1巻では見られなかった漫画に対する熱っぽい姿勢を読み取ったから
最低限のラインを評価しているだけであって間違っても俺はこの作品を傑作だと絶賛しているのではない。

因みに作者公式


新カスミン/あもい潤

二期を一回も見ていない非国民が申し訳を立てるために読むNHKコミックス。

表紙カバーをはずして(;´Д`)ハァハァするのが魅力の50%を占めているのは秘密。
内容はまぁ、いつも通りマターリ路線で。

それにしても霧彦うぜぇ、殴りたい。

因みにカスミン役の水橋かおりさんはコチラ・・・じゃなくてコチラ



ええと、以下買い漏らしリスト(つд`)

ながされて藍蘭島 /まぁネタ半分期待半分ですが。エニックスじゃ無理だろうなぁ・・・(何が)
まんがタイムきらら /毎月9日発売らしいが発見できず・・・ホントに売ってるの?教えて漫画のえろい人!
GAAB /日本橋にしろ四条にしろ、取り合えずゲーマーズに行く機会が無いんだよう(;´Д`)



今日で静止画MAD大賞2002の投票が終わった訳ですが、
フタを開けてみればアラ不思議、去年よりも投票数が多かったりするじゃないですか。
これは色々と考えなきゃならんのう。


で、投票の中にこんなのがあった

toki氏による投票

ゲームメーカ発デモムービー部門 1作品
ARMORED CORE 3/フロムソフトウェア


・・・乳バレーも選択肢としてあった訳か!

ってこれは流石に「デモムービー」の枠が広すぎる気がするが。


因みに俺は

[2002ベスト静止画M@D部門]
[2002ベストクリエイター部門]
[2002新人クリエイター部門]
※「ベスト」を選ぶに足る十分な数のM@Dを見ていないので、上記三部門の投票に関しては棄権いたします。

[歴代ベスト静止画M@D部門]
・ConcLude:Another Style Abyss-infinite rhyme/乃怒亞女
・Azurewind/AK1
・t_m_h/絹
・iniquity/M1st
・M@D/紅(ねこみみ)楓

[ゲームメーカ発デモムービー部門]
・GONNA BE??(gonna-be.mpg/9,494,532bytes)/GROOVER


こんな感じの投票をして見た訳ですが。
コメント色々書きたかったけど折角自サイト持ってんだから集計の邪魔にならないここで書く事にする。

しょっぱな三部門の棄権は別に深い理由があるわけでもなく、
全体の数%しか見ていない奴がベスト選出もへったくれも無いだろうと思っただけです。
それ以上でもそれ以下でも無く。


で、歴代ベスト部門。

・ConcLude:Another Style Abyss-infinite rhyme/乃怒亞女

Awarenessかこんくるかで悩んだんですが、作品の斬新さよりも完成度の方が価値はあるだろうと思ってこっちに投票。
しかしよく考えたら歴代のMAD選出でこの二作品を挙げないと言うのはほぼ万人にとって在り得ない事で
意図的に扱き下ろさない限り基本的に「この二作はスバラスィですよ」と評価していると思われるのは最早暗黙の了解なんじゃなかろうか。

ぶっちゃけた言い方をすれば「常識」

けれど常識で片付けてしまっては万が一その「常識」に当てはめてもらえなかった時にはどうにもならない訳で、
言わば「ベスト選出にあたって、前提としてAwarenessとこんくるマンセーしてますよ」と言う意味も込めてるんです。
ベスト5を選べと言われて誰もがこの二作を書いていたのなら、前提として枠が3つしかない事になって他の票のバラツキが出なくなるのだし。

勿論、その事(5つの枠の内2つを上記二作に使えるかどうか)もその作品への評価を表す事にはなっているんだろうけど。


・Azurewind/AK1

MAD作家の中で誰が最も優れていたかと問われれば俺は間違いなくAK1氏を挙げる。
そんな氏の作品郡を見直した時、最終作であり代表作であり傑作であったコレを選んでみた。

人によってはAwareness・こんくると並ぶ「常識」の一つと数える人が居るかもしれない。

氏の最後の消息はココ


・t_m_h/絹

どうしてこの作品が注目されずに流されていったのかが不思議でならない。

決して目新しい効果を使っている訳でも、信じられない程に技術力が高い訳でもない、完成度も「上手い」レベルだ。
しかし俺は明確な理由無くこの作品が大好きで、今まで何回見たか分からないけども未だに飽きが来ない。

今回投票にあたって久々に見たが、やっぱり(・∀・)ee!!
何かがツボにはまったんだろうとしか言い様が無いが、俺みたいな人が他に居ても良いのになあ。


・iniquity/M1st

長らく作者を「M1st & M2nd」だと思っていたらM1stだけだとかM2Union(合作時の名前か)だとかハッキリしなかったので
使い勝手と信頼性はともかく、現在最大の夢寐リストであるこじゃっく部屋のリストに準拠した。

この作品は画像ソース・音楽ソースの両方とも「Alive Renewal」と言うゲームの物なのだが、
開発元であるWitchの利用規定を守り(この場合Witchの姿勢が珍しかったと言う方が大きい)
そして細かな芸を配置しつつ、とても丁寧な作りでゲームの世界を表現した傑作だと言える。

因みにサイトは既に反応なし掲示板も


・M@D/紅(ねこみみ)楓

この人の作品は数本しか見ていないのだが、その中で「ななちゃい」を除く全てが所謂黒系MADだったから
きっとそう言う人なのだろうが、後期の作品になる程手をかけていてどうにも作り込んだ感が強いのがいけない。

黒系MADと言うのはシャープでなくてはならない。ブラックジョークが丸くては意味が無い。
だから頭狂アンダーグラウンドは失敗していると思うし、烏の詩も「練った」様が見えてどうにも黒く見えない。

その点、M@Dは特異だ。

鋭さは無いと言えば嘘になるが、喩えるならばナイフで斬られると言うよりも鈍器で殴られると言った方が近いのだが
とにかく俺は「見た人間に十分なダメージを与えるMAD」と言うのはコレ以外に見た事が無い。


で、デモムービー部門。

・GONNA BE??(gonna-be.mpg/9,494,532bytes)/GROOVER

俺の中で候補に挙がっていたのが既にガナビーとWindだけで、Windはある意味イレギュラーな存在
(MADの合法違法話の時必ずと言って良い程出てくる「ソースを自分で作れ」を実践してしまっている)と言う観点から
動画主体のこの作品は今回の比較対象である他のデモとは性質が異なる、だからあくまで静止画を使ったガナビーを選んだわけです。

このムービーが後にも先にも最高の作品であると言う保証なんか出来ないけれども、
今現在発表されているデモムービーの中では間違いなく最高の作品だと確信する。

魔女のお茶会?魔法少女アイ2?

確かにどちらも優れた作品だとは思うが、ガナビーの前には霞んで見える。


いじょー

弁明と言うかコメントと言うかこじつけと言うかグダグダ話ですた。

 


2003年03月01日 土曜日

肉食会



肉を食いました。酒も飲みました。
ええ、そりゃもうガバガバと。

参加メンバーは掲示板でお馴染み、紅月、関西の、cgbspender、そして俺の四名。



鼻水垂れ流しの延長か知らんけど体調悪いのでレポとかその辺は明日以降に先送り。

あうあー

 


かふんしょお