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"アメリカンロックの王道を行くカナダ人"とはHMVの評だけど、確かな王道ロックを地で行ってかれこれ20年以上になるブライアン10枚目のアルバム。あんまし買う気は無かったんだけど中古CD屋で900円だったから購入。
ブライアン・アダムスと言えばEpic Tranceアーティストの大御所であるChicaneの楽曲に歌を入れてる人(「Don't Give Up」なんかがそう)で、このアルバムの購入動機はChicaneがリミクスした名曲「Cloud Number Nine」のオリジナルを聴くためだけだったんだけど、普通の曲も意外と「聴ける」(俺は普通の洋ロックが嫌いなんだけど)ロックアルバムで儲けモノだった。流石にもう10枚目のアルバムだけあって14曲のどれもが完成度の高い曲ばかりなんだけど、ChicaneファンからBAの音楽聴き始めた身としては何と言ってもTr.7を贔屓目に見てしまう。やっぱりこの曲が一番だなぁ。しかしChicaneにしろBTにしろ、何かしらエピトランスにリミックスすると元のアーティストのファンから煙たがられるのが辛い所か。
因みにUS盤だと、今作で三番目ぐらいに良い曲の「Tr.14 lie to me」が入っておらず曲数自体ヨーロッパ盤より一曲少ないので注意。国内盤はTr.15にHey Babyとか言う曲が入ってるけど、買うならヨーロッパ盤の「On A Day Like Today+1」にすればChicaneのリミクスも入ってて完璧。ブライアンの他の曲で良いのはKids Wanna RockとかSummer of '69とか、って前者はNicotinの、後者はNOFXのカヴァーを聴いて知ったと言う罠があったり・・・ネタにされやすい人なのかな。
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日本のミュージックシーンを語る上でB'zの存在がマスト、なのかどうかは知らないけど過去にあるB'zの名曲を二枚のアルバムに(後者はファン投票により)収めただけあって聴き応え十分なアルバム。 俺の音楽生活の第一歩だった事を理由に推薦盤に入れたと言うのは否定出来ないが、それを差っ引いても非常に質の高いアルバムに仕上がっていると思う。
B'zと言うアーティストは各アルバムに二三曲(・∀・)イイ!曲があるからCD買い難いと思ってる俺と同類の人にもお勧め。個人的にはRiskyとかIn the Lifeなんかも好きなんだけど、強いてどれかと挙げるならベスト盤かなーと。
個人的には「Wonderful Oppotunity(In the Life収録、試聴可)」がベストに入らなかったのが残念でならない。Tresureの収録曲投票の時にこの曲に投票したんだけどなぁ。