表4.転帰評価の中間に位置する群
                                         
報告者名称定義
西尾(1988)中間群不定期に登校はするものの種々の身体症状や精神的症状を訴えるもの.
福間ら(1980)やや問題ある群社会生活にほぼ適応しているが,”ささいなことを気にする”,”頭痛や腹痛など身体の不調をよく訴える”,”物ごとに倦きやすい”,”疲れやすい,気むずかしくわがまま”で、なおいくらかの問題をもつもの.
藤田ら(1988)予後やや不良群退院後通学可能ではあるが時々休むものや、高校中退しても職業につき、一応社会的に適応しているもの.
若林ら(1983)第2群問題をもちながらも、何とか適応的に安定しているグループ.
大高ら(1986)第II群問題を持ちながら、何とか適応しているグループ
可知(1993)予後中間群ほぼ問題なく生活しているが時々調子がくずれる
森口(1986)やや良好群周囲の援助があり、治療を続けながら、社会生活が一応なりたっているもの.
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