三嶽〜小金ガ嶽
2009/04/26(日)小雨 山あそオフ会
参加者 山あそさん、狸夫婦さん、OAPさん、かねちゃん、To_ryouさん、
    カズチャン、しみけんさん、wa-san 以上9名
山あそ掲示板に表題の山行きの参加者を募集していた。
初めてお目にかかる山なので地図で調べたら丹波の山でした。
分県登山ガイド「兵庫県の山」本では丹波・多紀アルプスの主峰で修行の山と紹介されていた。
9:30鼓峠集合なので家から1時間半を予測して7:50自宅を出発する予定をたてた。
朝少し手間取り8:00出発。カズチャンの車にしみけんさんとwa-sanが同乗し3人で出かけた。
道順は国道175号線からデカンショ街道を走ります。途中に電話が入った。主はOAPさんでした。
今日師匠が参加とは思わなかった!「wa-san遅いな!はよこんか!」
「師匠申し訳ないですが15分ほど遅れます」その頃から雨が落ちてきた!
おかしいなあ?天気予報では今日は雨ふらんとゆうとったけどぁ?
しかし予報はあくまで予報であって現実には降っているんです。
運転手のカズチャンが「雨やから止めよか?」
「あかん、雨降っても行くだけはいかんと。ゴルフのコンペと一緒や!
 それと参加するゆうとって参加せんかったら、2度と誘ってもらえんで!」
10分遅れて9:40着。OAPさん、狸夫婦さんの3名が待っておられた。
あまりの寒さのせいで師匠はもう大分飲まれたそうな・・・
あれぇ?山あそさんは?    師匠曰く「To_ryouさんと先に行ったで!」
置いてきぼりにされましたが、
やさしい御3人が我々を待っていてくださいました。
登山用意+雨対策中にかねちゃん到着。やっぱり最後はかねちゃんか!
以上7名で歩きはじめる。9:50頃
登山口(何の標識もありません)にMTBが止めてあります。
どうも矢問さんが我々と逆方向から出発して三嶽頂上で会い、下山後のために
置いていったようです。時間の関係で山あそさんは早く出発したようです。
小雨の上気温が低く手袋がいります。この道は正規の道ではありませんが
非常にしっかりした道で迷う事はありません。周囲が自然林に変わり1時間ほど
歩いたころに山あそさんたちに追いつきました。と言うよりは待ってくれていた様子です。
すぐに上から矢問さんが降りてこられました。山頂で1時間ほど待ったが寒くて、寒くて
降りてきたとの事です。皆さんが立ち話中にGPSの電源の入れ忘れに気付きました。
ここから先は急斜面の登りです。両手、両足を使います。前の方で大声です。
うわぁ!このシャクナゲ綺麗や、あっちもすごいで!
シャクナゲ   ヒカゲツツジ
見て見てこのヒカゲツツジ、やっぱりヒカゲは地味やなあ。その点ミツバツツジは派手やなあ!
ミツバと違うでコバノミツバツツジです。と母狸さんに教えて頂く。
 コバノミツバツツジ
激斜面の登りも3種類の花の競演に見とれて疲れを感じません。
突然に三嶽への稜線にでました。参加の誰かが言いました
「今までの道と比べたらこの道は高速道路や!」まさにその通りです。
すぐ先に役行者を祀っている岩でできたお堂があります。
しかしお堂の庇部分は完全にミスマッチです。
お堂
ここから山頂は直ぐです。
あいにガスっていて展望はありません。
もしガスっていなくても木々が邪魔をして360度は無理でしょう。
三嶽頂上では1本の山桜が我々を迎えてくれました。

ほかの桜がすべて散っているのに満開です。小さい花びらが印象的です。
たぶん今日の日にあわせて花を散らさずにいてくれたようです。
ゆっくりせずに次の小金ケ嶽に向かいます。途中で年配の3人連れの女性に出会いました。
リュックなしで登っています。直ぐ下に駐車場が有るんでしょうか?
有りましたよ!県道301号線(本郷篠山線)です。アスファルト舗装も当然されています。
ここは広場になっていて東屋、トイレもあります。ここから三嶽又は小金ケ嶽に登るのが
ポピュラーな様です。ここの東屋で食事とします。雨は未だやみません。

食後に山あそ隊長が「雨も降るし、小金ケ嶽は止めて県道沿いに帰りませんか?」
本心でいったのか、冗談で言ったのかよく判りません。
普段の会話でも80%のジャダレと20%の本音を同じ顔で言う人なんで・・・
県道の歩きはグネグネ曲がりくねった道で距離は相当有るので誰もうなずきません!
必然に小金ケ嶽に向かいます。
最初は立派に手入れされた杉林で高度を上げるに連れ自然林になります。岩肌が目立ち始めます。

アルプスの異名の通り岩肌を縫っての登りとなります。
所々に少し怖い場所があり又ここが展望スポットとなります。雨の中、登ってきて良かった!!
山頂は三嶽頂上と同じ状態なので展望はありませんが、雰囲気重視のwa-sanには展望は不要です。
山頂の周囲はコバノミツバツツジが満開でした。
帰り道は尾根を東方向に行き途中を北方向に向きを変えます。向きを変える地点は山あそ隊長の
記憶です。ここからの下りは何の目印も有りませんが、ともかく枯葉絨毯の敷き詰められた
自然林の広い斜面を両手で木をつかみながらでも時々尻餅つく、
しかし鼻歌がでそうな素晴らしい下りが続きます。途中でお宝もあります。
お宝
まさに山あそワールドです。
第二駐車場には15:23着。いつもどうり狸さんにアンパンを頂く。今日は運転手付きなので
車中でパンをあてにしてコンビニビールを頂く。山行きの後のビールはうまいわ!
いやぁ今日の山は良かったわ!!
ありがとう山あそさん、皆様。
 GPSの電源を途中からON
本日の歩行距離 6.2+α KM 
写真集