12月に入ると近くの山にたくさん生えているコナラが一斉に落葉します。 毎年、この落ち葉
 を90リットル入りのビニール袋に12個ほど集め、落葉堆肥を700リットル作っています。 
 この落ち葉堆肥を入れると土がフカフカになり、土壌改良材としては最適です。
 作り方は以下の通りです。
  @ 90cm×90cmの板4枚を杭で固定し、枠を作る。(写真−1)
  A 作った枠の中で落葉90リットルに油粕2kg、発酵鶏糞1kg、米ぬか500gを、水を
    かけながら混ぜる。 混ぜる水の量は落ち葉を足で踏むと水がしみ出る程度。(写真−2)
  B 上から5リットルぐらいの土を載せる。
  C 上から足で十分踏み付ける。
  D A、B、Cを枠が一杯になるまで繰り返す。
  E 積み上げた落葉の上に板を乗せ、その上に重しを置く。
     (私の場合は水を入れた18リットルのポリタンクを2個置いている)
  F 雨が入らないように枠の上をブルーシートで覆う。
  G 3ヶ月ほど寝かせ、3月中旬に枠をはずして、積み上げた落ち葉を横に移動させながら
    上下入れ替える(切り替えし)。 乾いている場合は水を加える。(写真−3,4)
  H さらに2ヶ月ほど寝かせて、5月中旬に再度切り返しを行う。
  I さらに2ヶ月ほど寝かせて完成。
落葉堆肥
写真−1  落ち葉堆肥用の枠
写真−2 落葉を入れて、油粕、
       骨粉などと混ぜる 
       (2001年12月15日)
写真−3  枠をはずしたもの
       (1回目切返し前)
         2002年3月24日
写真−4  切返し1回目
         2002年3月24日