被害者の約95%は女性!・・・なぜ?
 ひったくり事件の被害者の約95パーセントは女性です。女性のほうが「力が弱い」ということも理由の1つと考えられますが、大きな理由として、女性は財布・通帳などの貴重品をひとまとめにしてバッグ等に入れて持ち歩くことが多いことがあげられます。
 
男性の多くは、財布等の貴重品を上着やズボンのポケットに入れて持ち歩くため、被害に遭いにくいのです。  ウエストポーチなどを
利用して、できるだけ
貴重品は身に付ける
ようにしましょう。



被害の約70%は自転車の前カゴからの被害
 ひったくり被害の約70パーセントは自転車の前カゴからの被害です。 自転車の前カゴにそのままバッグ等を入れると、無防備な状態 になるため、ねらわれやすいのです。
 自転車の前カゴには
 防犯ネットなどの覆いをしましょう。



防犯ネットを使って
ひったくり被害を防ごう!
取り付け方法
 防犯ネットは、自転車販売店やホームセンター等で取り扱っています。
注意  ハンドルにバッグ等の手提げ紐をかけると、万が一ひったくりに遭った場合、自転車ごと倒されるなど、思わぬ被害を招くおそれがありますので、やめてください。


 
ひったくり防止対策
〜ひったくりはあなたのちょっとした工夫で防げます〜
   
◎ 自転車の前カゴには覆いをする
   自転車の前カゴには、防犯ネットなどの覆いをしましょう。貴重品の入ったバッグ等の上に買い物袋や脱いだ上着等をかぶせるだけでも効果があります。
◎ バッグは車道の反対側にしっかりと持つ
   犯人はバイクなどを利用することが多いので、バッグ等を持ち歩くときは、車道とは反対側の腕に通してしっかりと持つように心掛けましょう。
◎ 人通りの多い明るい道を選ぶ  
   犯人は顔やバイクのナンバーなどを見られるのを嫌うため、人通りが少ない道でひったくりを敢行するケースが多くなっています。少し遠回りになっても、なるべく明るく人通りの多い道を選ぶように心掛けましょう。
◎ 貴重品は身に付ける
   ウエストポーチを利用したり、バッグをたすき掛けに持つなどして、貴重品を身に付けるようにしましょう。
◎ 金融機関からの帰り道は特に注意する
   一度に多額の現金をねらって、金融機関から出てきた人がねらわれたケースもあります。金融機関からの帰り道は特に注意が必要です。
 また、多額の現金をおろす場合は、家族等と一緒に行ったり、自動車を利用したりするようにしましょう。