「Sound of Silence」


メイン 見学


PC1:縁田 波瑠緒(えにしだ・はるお)キャラシート)PL:さささ
PC2:夢前夜見(ゆめさき・よさみ)キャラシート)PL:粘土
PC2:都島シンヴァツ(みやこじま・─)キャラシート)PL:DT


目次




プリプレイ


RL:それでは、始めてまいりましょう!まずはアクトトレーラーから!


【アクトトレーラー】
"災厄"の街、トーキョーN◎VA。
華やかな街の裏側─ストリートでは、小さな事件が起きていた。

アサクサを蝕むドラッグ。
若きエグゼクの過去。
そして、とある青年の死の謎。

それらは互いに絡まり合い、やがて大きな陰謀劇へと繋がってゆく。
事件を追う者たちの思惑が交錯するなか、少女は"沈黙の音"を追い求める。

トーキョーN◎VA THE AXLERATION
「Sound of Silence」

かくて運命の扉は開かれた。


RL:それでは、HO順にシートのURLを貼っていきますので、簡単に自己紹介をお願いします。
RL:(あれば)一言台詞、スタイル(ペルソナ、キーの宣言)、やれることややりたいことなどあれば。
RL:自己紹介後、各位のHOを貼っていきます。では!

RL:HO1:縁田 波瑠緒(PL:ささささん)
RLhttp://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY1-O32AIM
RL:お願いします!
縁田 波瑠緒:はい、縁田 波瑠緒(えにしだ・はるお)。イエローエリアに住まいする若き探偵です。
縁田 波瑠緒:いつも目を閉じているように見える青年ですが、正体はヒルコで不定形のスライムです。
縁田 波瑠緒:がんばって人型を保っております。
縁田 波瑠緒:◎フェイト/●ヒルコ/チャクラ。
縁田 波瑠緒:普段はのんびりぼんやりしていますが、近距離から種別Xで捕縛可能な攻撃を行います。
縁田 波瑠緒:うでがのびるよー
縁田 波瑠緒:やりたいことはなんだろう、マイペースに不定形トークなどをしたりしたいですね。
縁田 波瑠緒:一応事情通も持っているので情報にもがんばれる
縁田 波瑠緒:そんな感じでやっていきたいと思います!
RL:は、ありがとうございます!では、そんな縁田さんのハンドアウトはこちら!

RL:シナリオコネ:ソニア(推奨スート:スペード)
RL:ある日キミは、ふとしたトラブルからソニアという少女を助けた。
RL:彼女はキミが探偵だと知ると、なけなしのシルバーを差し出して「一年前に死んだ兄の、死の真相が知りたい」と訴えた。
RL:ソニアから真実を求める強い意志を感じたキミは、この依頼を受けることにした。
RL:PS「ソニアの求める真実を見つけ出す」

RL:フェイトのお約束!助けた少女からの依頼!
縁田 波瑠緒:見つけ出さねば
縁田 波瑠緒:自分の真実は隠すけど、人の真実は暴く!
縁田 波瑠緒:がんばります!
RL:少女の笑顔は、キミの(のびーる)うでにかかっている!
RL:では続いて!

RL:HO2:夢前夜見(PL:粘土さん)
RLhttp://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYmI-0wwIM
RL:夢前さん、お願いします!
夢前夜見:はーい!
夢前夜見:ユメサキ ヨサミ29歳。生まれも育ちもグリーンエリアの千早アーコロジーっ娘です。
夢前夜見:眼鏡にスーツ、ポニーテールの見た目普通な女の人ですね。
夢前夜見:スタイルは◎クグツ/タタラ/●カブトワリ。
夢前夜見:所属は千早重工査察部、後方処理課第三班。いわゆる非合法工作の部署。給料もらって影を走ったりしてます。
夢前夜見:オヤカタ千早のお仕事のための装備開発・調整が趣味。
夢前夜見:にっくき社敵を自らの銃で殺すのが大好きです。実験体葉隠射撃によるあふれる理性の力で戦います。
RL:理性10が見える。
夢前夜見:企業情報もあるので、ミドルもそこそこ……?
夢前夜見:今回が初めてですが、頑張ります。よろしくお願いします!
RL:は、それでは、そんなアラサー企業女子夢前さんのハンドアウトはこちら!

RL:シナリオコネ:ファルケ・シュレーゲル(推奨スート:ダイヤ)
RL:小上紫乃に呼び出されたキミは、とある千早系列企業のエグゼクの身辺調査を命じられた。
RL:ファルケ・シュレーゲルという名のそのエグゼクは、相当に後ろ暗い過去があるらしい。
RL:しかし、彼を取材したトーキーが死体で見つかる等、どうやら一筋縄ではいかない仕事のようだ。
RL:だとしても、キミは仕事をやり遂げねばならない。
RL:PS「社命を果たす」

RL:というわけで、お仕事です。慣れないストリートだけど……頑張ってね!
夢前夜見:千早の為ならエンヤコラ!社の利益のために頑張ります!
RL:ヤー!頼もしいぜ!それではラスト!

RL:HO3:都島シンヴァツ(PL:DTさん)
RLhttp://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY3OXKwAIM
RL:締め、都島さん!お願いします!
都島シンヴァツ:はい!
都島シンヴァツ:みやこじま・シンヴァツ。フリーランスの傭兵です。
都島シンヴァツ:チャラついた金髪の若者。ヘラヘラと笑っていて覇気がないが、
都島シンヴァツ:ただそれだけのやつがここで生き延びれることはないのです。
都島シンヴァツ:”神”の血を引く力を継承しているとかいないとか。一族を抜けたので今となってはわかりませんが。
都島シンヴァツ:スタイルはバサラ●/カゼ/カブトワリ◎。ただの暗殺者ではなく
都島シンヴァツ:魔術師としての力を持つ雷帝(レクス・サンダラス)。
都島シンヴァツ:性能的には、電磁(正)を叩き込むしか出来ません。
都島シンヴァツ:3スートで達成値+9と攻撃力P+21が保障されているので
都島シンヴァツ:どんな状況からでもだいたい殺しにかかります。そういう傭兵。
都島シンヴァツ:そんなとこです!よろしくおねがいします!
RL:押忍、頼もしい荒事屋…!
RL:では、そんな都島さんのハンドアウトは、こちら!

RL:シナリオコネ:キックス(推奨スート:クラブ)
RL:キミにはキックスという友人がいた。
RL:一年前に死んだ彼は、"スタイルを捨てた裏切者"、"ドラッグに溺れて死んだ間抜け"として軽蔑されている。
RL:しかし、キミが知るキックスは断じてそんな男ではない。
RL:きっと仕組んだ奴がいる、そいつに引導を渡すのだ。
RL:PS「キックスの仇を討つ」

RL:というわけで、友人の仇討ちです。どのくらいの間柄の「友人」であったかは……
RL:彼に頼まれて、キミの力を貸すことがあった。そのくらいには親しい間柄、という感じで。
都島シンヴァツ:押忍
都島シンヴァツ:神罰を下さなきゃ……
RL:コロニーレーザー撃たれちゃう……。

RL:各キャストに、切り札を配布します。これは、各キャストのキーにしているスタイルのニューロデッキです。
RL:縁田さんにヒルコ。夢前さんにカブトワリ。都島さんにバサラ。
RL:この「切り札」の使用を宣言することで、「手札のうち、好きなカードをジョーカーとして扱う」ことができます。1アクト1回。
RL:神業に加えて、文字通りもう一つの「切り札」としてカッコよく使ってやってください。
RL:と、いう感じで!早速、OPから参りましょう!

■OP:復讐するは我にあり


RL:シーンプレイヤー:都島 シンヴァツ
RL:登場判定:不可

RL:これは、一年ほど前の、とある夜の出来事だ。
RL:ストリートのはずれにある小さな酒場に、キミは友人であるひとりの男と共にいた。
RL:彼はストリートを守るギャング団を率いており、友人であるキミの腕を頼ることも多かった。
キックス:「君のおかげで、僕のチームも大きくなってきた。今日は一杯奢らせてくれないか」
都島シンヴァツ:「お、いいの?じゃあ何にすっかな……」
RL:そう言って酒を注文するのは、浅黒い肌の男。市民ランクを持たない、Xランクのストリートの住人。
キックス:「おいおい、高いのから順番に全部、なんてのは勘弁してくれよ?」
都島シンヴァツ:「ああ、それいいな」
キックス:「そいつは、ここいらが平和になって、僕のチームの解散パーティーの時に、な。今夜は」
キックス:「こいつで我慢してくれ。僕も、そんなに金持ちってわけじゃないんだよ」
都島シンヴァツ:「冗談だっての。俺はオレンジジュースがありゃいい」
都島シンヴァツ:「クライアントの懐具合くらい、百も承知だ」
RL:苦笑いを浮かべながらも、キミに店員から差し出されたのは、望み通りのオレンジジュース。ただし。
都島シンヴァツ:「俺は取れるところから取るって決めてるんで」
RL:ストリートでは、いや、グリーンエリアでも滅多に見ないであろう、オーガニック果汁20%配合の上等なもの。
キックス:「そりゃありがたい。……でもまあ、これくらいはね」
都島シンヴァツ:「だいぶ強いやつだな。まあ、くれるなら貰うぜ」
キックス:「ああ、貰えるものは貰っておく。それも、僕たちの流儀だ」
RL:そう言って彼は、強めの酒が注がれた自分のグラスをそっと持ち上げて。
キックス:「それじゃあ、乾杯」
RL:何に、誰に捧げるでもなく、それを掲げて。
都島シンヴァツ:「俺たちの未来に」杯を掲げて。
RL:キン、と澄んだ音が、響いて─。

RL:─それから時間が経って。深夜にも差し掛かろうか、といった頃。
キックス:「なあ、都島。前にも言ったかもしれないけど、僕はドラッグが嫌いだ」
RL:アルコールが回り、少しとろんとした瞳と、声で。自分に言い聞かせるように、彼は言います。
都島シンヴァツ:「言ってたなあ」話半分に聞いている。
キックス:「うん。「ストリートにドラッグをバラ撒くような奴は許せない。もし、僕がそんな奴と戦うことになったら……」
キックス:「また、君の力を、僕に貸してくれないか」
都島シンヴァツ:「当然」ジュースを飲み干して。「ご用命とあらば、だ」
キックス:「ああ、贔屓にさせてもらうとも。……それと……」
RL:言うべきか、言わざるべきか。酔った頭で、少しの間、迷っていたようでしたが。
キックス:「……僕には妹がいる、っていう話も、前にしたよな。ソニアって言うんだ」
都島シンヴァツ:「ああ。美人なんだろ?」
キックス:「将来は必ずな。今は……」
キックス:「……都島が手を出したら、犯罪だぞ?」
RL:喉を鳴らすように、小さく笑って。
都島シンヴァツ:「お前と兄弟ってのもな」茶化すように。
キックス:「僕としちゃ、それも悪くないと思うけどね。……まあ、その、何だ。僕はこんな生き方をしてるからね」
RL:熱に揺れるような目を、すぅ、と細めながら。
キックス:「……都島。もし僕に何かあったら、妹を……ソニアを頼む。あの子はしっかりしてるから、一年くらいあれば、自立できると思うが……」
キックス:「一年。……うん、一年でいい。僕がいなくなったら、あの子のことを、見守ってやってほしい」
都島シンヴァツ:「バカ」デコを弾いて。
都島シンヴァツ:「酔っぱらいの弱気はみっともないぜ」
RL:キミの友人は、一瞬、きょとんとした顔をして。そして。
キックス:「……ははは!いや、そうだな!変なことを言って悪かった!」
RL:指摘された弱気を誤魔化すように、笑いました。
都島シンヴァツ:「チームの連中に何言われるか分かったもんじゃないだろ?」

RL:キミと話した数日後、キックスは木更津湖に浮かぶ死体となっていた。
RL:検死結果によれば、死因はドラッグの過剰摂取。彼らしくない死因だと訝しむ声はあったが、決して多くはなかった。
RL:キックスは、ドラッグに溺れて自滅した。一年経った今も、ストリートではそう言われている。
都島シンヴァツ:「……出来ないよな」
都島シンヴァツ:「そりゃ納得できない。当たり前だ」
都島シンヴァツ:「……一年」
都島シンヴァツ:「……一年経ったぞ」
都島シンヴァツ:「喪を長く取るタイプだからな。そろそろ明かしてもいいだろ」

RL:シーンエンド。
RL:OPは舞台裏はありませんので、続いて!

■OP:死者は語らない


RL:シーンプレイヤー:縁田 波瑠緒
RL:登場判定:不可

RL:ある日、キミがいつものようにストリートを歩ていると、ひとりの女の子がガラの悪い少年たちに囲まれている光景と出くわした。
ソニア:「かえせ!かえしてよ!大事なものなんだ!」
少年たち:「なんでえ、ソニアのくせにキレーなイヤリングつけやがって!お前には勿体ないよ!」
縁田 波瑠緒:かなり細身の、つるりとした顔をした青年。声を聞いてそちらを見る。
RL:少年たちは、ひとりの少女から何かを取り上げ、げらげらと笑い合っているようでした。
縁田 波瑠緒:目は閉じているようだが、別に視力に支障はない。
RL:一方の少女は、小さな背丈で、振り回す手も少年たちのそれには遠く届きません。
縁田 波瑠緒:「…………」そちらに近寄る。
縁田 波瑠緒:少年の背後から。
RL:小さなイヤリングは、少年たちの間をキャッチボールの間を行き交い、そして─。
縁田 波瑠緒:「こら」
縁田 波瑠緒:さっと手を伸ばしてそのイヤリングをキャッチする。
少年たち:「……ぁ?あー!」
縁田 波瑠緒:一瞬、妙に腕が長く見えたかもしれないが、きっと気のせいだろう。
少年たち:「何してんだよ兄ちゃん!そいつは俺たちの」
縁田 波瑠緒:「いいおもちゃ、ですか?」
RL:次は自分のところに、と身構えていたひとりの少年が、抗議の声をあげれば。
ソニア:「ちがう!あたしのだ!あたしの大事な」
RL:ソニア、と呼ばれていた少女が、その先を口に出来ず息を呑む。
縁田 波瑠緒:「おもちゃで遊ぶなら、仲良くしなさい」
縁田 波瑠緒:「……特に、持ち主とは」
縁田 波瑠緒:少女に近づき、イヤリングを返してやる。
ソニア:「ぁ……」
ソニア:「あ、ありがとう……」
縁田 波瑠緒:「いえいえ」
RL:キミに礼を言う少女を、少年たちは一瞥すると。
少年たち:「……あのさ、兄ちゃんは知らないかもしんないけど」
少年たち:「こいつの兄貴はな、みんなに「ドラッグには手を出すな」なんて言いながら、仲間を皆殺しにしてドラッグを独り占めにしやがったんだ」
縁田 波瑠緒:「それはそれは」
縁田 波瑠緒:「その方の方はよく知りませんが、彼女ではないですよね?」
少年たち:「……そりゃ、そうだけど」
縁田 波瑠緒:「身内の咎は身内の咎、個は個」
縁田 波瑠緒:「もう少しゆっくり考えてみましょうね」にこりと笑う。
少年たち:「……兄ちゃんだって、お上品なアーコロジー育ちじゃあないよな、その感じ。なら、分かんだろ」
少年たち:「俺たちは、スタイルを曲げた卑怯者を許さない。……おい、行こうぜ」
縁田 波瑠緒:「…………」
RL:そう、一人の少年が吐き捨てるように言うと、周りの少年たちも、おう、と応じて、ぞろぞろと立ち去っていきます。
RL:遺されたのは─
縁田 波瑠緒:「スタイルを曲げた、か」手をにぎにぎとして。
ソニア:「……なんだよ。兄貴が死んだからって、好き勝手言いやがって!ぜったい、誰かにハメられたに決まってるんだ」
RL:思う所ありげに呟くキミと、憤る少女。
縁田 波瑠緒:「……それ、綺麗ですね」イヤリングを見て。
縁田 波瑠緒:先ほどの少女の様子が少し気になった。
ソニア:「……死んだ兄貴が、くれたんだ。何かあったら、僕だと思って大切にしろ、って」
RL:小さなイヤリングを、自分の耳につけなおしながら。じっ…と、キミの、閉じられた瞼を見つめて。
縁田 波瑠緒:「ははあ、それで大事に」
縁田 波瑠緒:「いいなあ、ちょっと欲しいなあ、そういうの」にこにこしている。
縁田 波瑠緒:「あ、私ですか」
ソニア:「やんないよ。言ったでしょ、大事なものだ、って」
RL:キミの柔和な雰囲気に、幾分か緊張は解けたのか、軽口をたたきながら。
縁田 波瑠緒:「縁田と申します。探偵をしておりまして」
ソニア:「……あのさ、もしかして、アンタって探偵?なら、お願いしたいことがあるんだ……!」
縁田 波瑠緒:「もちろん、他人の物を奪うのは非常時だけですよ」
RL:そう、意を決したように、キミに詰め寄ります。
縁田 波瑠緒:「依頼ですか。願ったり叶ったりというところですね」
縁田 波瑠緒:「弊事務所、なかなか厳しい経済状況で」
縁田 波瑠緒:「まずは、お話だけでも?」柔らかい表情のまま、手を差し伸べた。

RL:シーンエンド

■OP:仮面の下


RL:シーンプレイヤー:夢前 夜見
RL:登場判定:不可

RL:上司である小上紫乃に呼び出されたキミは、まずはこれをご覧くださいと、あるVTRを見せられている。
RL:それは、ひとりのトーキーが、若い青年投資家……エグゼクにインタビューを迫っている映像だ。
RL:「ファルケさん!あなた過去については何も語りませんよね!なんでですか!何か後ろ暗いことがあるんでしょう!?」
RL:トーキーは執拗にマイクを向けているが、周囲の黒服に掴まれて摘まみ出されようとしていた。
RL:「諦めませんからね!絶対にあなたの秘密を暴いて見せますよ!」
RL:黒服たちに引きずられ、カメラの電源が乱暴に切られるまで、トーキーの叫びは続いていた。

小上紫乃:「このトーキーは映像を配信した翌日、死体で発見されました」
小上紫乃:「ストリートでは、口封じで殺されることを「隅田川に浮かぶ」と言うそうですが……まさに文字通り、というわけですわ」
RL:隅田川に打ち上がった死体、しかし明らかに水死ではないそれの画像を表示しながら、キミの上司は語ります。
夢前夜見:「それはそれは」眉を顰める。半分は形だけ。
夢前夜見:「醜聞ないし黒い影、というわけですね」
RL:彼女は、ええ、と頷いて。
小上紫乃:「取材対象のエグゼク、ファルケ・シュレーゲルは現在、千早系列企業の代表者です。その醜聞は、我が社にも良からぬ影響があります」
小上紫乃:「夢前さん。あなたには彼の身辺調査と、必要であれば、処理を命じます」
夢前夜見:つまりは後ろ暗いお仕事。いつも通りのウェットワーク。
夢前夜見:当然のこととして、そこに意外性も不快感もない。
夢前夜見:私にお呼びがかかるとは、そういうことである。
夢前夜見:「了解しました。方策は私に一任を?」
小上紫乃:「ええ、お任せしますわ。無論、我が社に被害の及ばぬ範囲で、ですが」
小上紫乃:「つまり……ええ、夢前さん。あなたをお呼びした、ということは」
RL:少女のような顔の上司が、にこりと微笑んで。
小上紫乃:「そういうこと、です。……どうか、思う存分、おやりになってくださいませ」
夢前夜見:「ええ、委細滞りなく」にこりと微笑みを返す。
RL:上司が卓上の端末を操作すると、キミの電脳に、口座への振り込み通知。
夢前夜見:私は千早のサムライ=ビジネスマンなれば、表情など、如何様にでも扱えるし。
RL:今回の調査費用、3シルバー(報酬点3点)が振り込まれたことの通知です。
夢前夜見:「不良在庫処理費用、確かに受け取りました」
夢前夜見:千早は私の祖国、親、主君であり恩人。その為の仕事が喜び以外の何を齎そうか。
小上紫乃:「よろしくお願いしますわ。最終処分まで、きっちりと」
RL:そう言って微笑む表情は、やはり少女のようであり。しかし。
RL:柔らかな声ではあれど、これが「仕事」であることを思わせる、どこか角ばったものでした。
夢前夜見:静やかな一礼をして退出するその姿も、穏やかなものであり、同時に。
夢前夜見:戦場へ向かう戦士の足取り。もちろん身なりはビジネススーツながら。

RL:シーンエンド

RL:それでは、リサーチフェイズに移ります!まずは縁田さんのシーンから!

■イベント1:兄の思い出


RL:シーンプレイヤー:縁田 波瑠緒
RL:登場判定:不可

RL:キミの事務所に連れてこられた少女は、少しの間、やはり落ち着かない様子でした。
縁田 波瑠緒:相当昔のレトロクラシック風な調度品を揃えようとして、途中で挫折した、という趣の事務所。
縁田 波瑠緒:紅茶だけはそれらしくお出しする。勿論オーガニックなどではないが。
縁田 波瑠緒:「どうぞ」カップを机に置く。かちりとセラミックの音。
ソニア:「あ、ありがと……いただき、ます」
RL:甘味料はほんの少し。遠慮がちにカップに手を伸ばして、ふぅふぅと水面に息を吹きかけて。ひとくち。
ソニア:「……ぁ、おいしい」
RL:ほう、と。ようやく、安心したように息を吐く。
縁田 波瑠緒:「良かった。最近少し凝っていまして」
縁田 波瑠緒:「水分補給は大事です。リラックスもね」
ソニア:「……うん。……えっと、じゃあ、改めて」
縁田 波瑠緒:「はい」
RL:まだ半分ほど中身が残ったカップを皿に置いてから、キミの目をじっ、と見て。
ソニア:「……縁田さん。あんたにお願いがあるんだ」
ソニア:「一年前に死んだ兄貴が、本当は、なんで死ななきゃならなかったのか、知りたい」
縁田 波瑠緒:「……先ほどお話に出ていた、彼ですね」
縁田 波瑠緒:スタイルを曲げた、と言われていた。
ソニア:「うん。兄貴は……キックスは、あたしにとってたった一人の家族だったんだ。優しくて、明るくて、仲間想いで」
ソニア:「……でも、今は裏切者だとか、卑怯者だとかしか呼ばれない。悔しくて、悲しい」
縁田 波瑠緒:(『仲間を皆殺しにしてドラッグを独り占めに』か……)
RL:ぽつぽつと語る少女の視線は、琥珀色の液体の表面に落ちたまま。
縁田 波瑠緒:「あなたは、家族がとても大事なのですね。いいことです」
縁田 波瑠緒:対面の椅子で腕を組む。
ソニア:「たったふたりの、家族だからね。……兄貴がさ、いつか言ってたんだ」
ソニア:「真実は"沈黙の音"のようなもの、そこにあっても、誰もが本気で探そうとはしない、って」
ソニア:「……縁田さんも、そう思う?」
縁田 波瑠緒:「"沈黙の音"……」首を傾げる。
RL:視線は水面から、瞳を閉じたままの、キミの表情へ。
縁田 波瑠緒:「矛盾を孕んだ言葉です。しかし」
縁田 波瑠緒:「そうですね、真実というものは……いつも思いもよらない、ありふれたところに転がっている」
縁田 波瑠緒:「それを探すのが、探偵の仕事です」
縁田 波瑠緒:せめて、仮面をしっかりと被るように意識しながらそう応える。
ソニア:「……よかった。縁田さんに会えて、よかったよ、あたし。……ぁ、でも……その」
ソニア:「……厳しいんだよね。経済状況」
RL:そう、しゅんと肩を落としながらポケットから取り出したのは、たったひとつの通貨素子。
RL:価値にして、僅か1シルバー。無論、ストリートで一日を生き延びるには、十分すぎる額ではありますが。
縁田 波瑠緒:「そうですね、実は紅茶が今ので切れていまして」素子を見つめる。
縁田 波瑠緒:「すぐに買いに行かないといけない。その分くらいはいただかないと困りますね?」
縁田 波瑠緒:この額なら、紅茶には十分すぎるほどだ。
ソニア:「じゃ、じゃあ……受けてくれるんだね、あたしの……依頼!」
縁田 波瑠緒:「今のはそういう意味ですね」
縁田 波瑠緒:家族を失って、独りで孤独にしている少女を放っておくのは、少し難しかった。
縁田 波瑠緒:実際、どんなものでも依頼はありがたい、という背景もある。
縁田 波瑠緒:「大丈夫、これでも弊事務所の実績はなかなかのものでして」笑顔を作る。
縁田 波瑠緒:「見つけてみせますよ。あなたのその"沈黙の音"を」
縁田 波瑠緒:仮面のような笑顔の下で、しっかりと頷きながら。

RL:シーンエンド

RL:舞台裏、リサーチ項目開示…の、前に!

RL:キャスト間コネの取得をお願いします!HO番号順の取得で。
RL:縁田さんが「コネ:夢前さん」、夢前さんが「コネ:都島さん」、都島さんが「コネ:縁田さん」で。
縁田 波瑠緒:「コネ:夢前さん」を感情で取得します。
夢前夜見:「コネ:都島さん」を外界で取得します。
都島シンヴァツ:「コネ:縁田さん」を感情で。
RL:は、了解です!では改めて!

RL:各キャストごとに、リサーチ可能な項目を提示します。縁田さんは次のシーンから、夢前さんと都島さんはこの舞台裏から判定可能です。

RL:・縁田さん
RL:【ソニア】<社会:N◎VA、ストリート> 7、10、12
RL:・夢前さん
RL:【ファルケ・シュレーゲル】<社会:N◎VA、企業、メディア> 6、9、15
RL:・都島さん
RL:【キックス】<社会:N◎VA、ストリート、テクノロジー> 7、10、13
RL:【キックス】<社会:N◎VA、警察、メディア> 9、12

RL:都島さんの項目は、それぞれ別情報が出てきます。仮に「ストリートの方」「警察の方」と呼びましょう。
RL:調べる時は、どちらかを宣言して判定をお願いします!

RL:というわけで、舞台裏!登場判定自体が不可なので、登場失敗による手札回しは不可、ということで。
夢前夜見:はい!
RL:では夢前さんから!
夢前夜見:アウトフィットの購入もできるんですっけ。
RL:あ、できます。購入とリサーチ、1回ずつとしましょう。
RL:…じゃないな!
RL:リサーチか購入を1回ずつ、です。
夢前夜見:了解!
夢前夜見:【ファルケ・シュレーゲル】を<社会:企業>で判定。カードは?の9、理性8+<企業情報>の+1で達成値18.
どどんとふ:夢前夜見がカードを公開しました。「スペードの9」
どどんとふ:夢前夜見が「スペードの9」を捨てました。
どどんとふ:夢前夜見が「」の山札からカードを引きました。
RL:OK!リサーチ結果は、全員の舞台裏が終わったら提示しますので!
夢前夜見:かしこま!
RL:では続いて、都島さん!
都島シンヴァツ:【キックス】(ストリートの方)を。
どどんとふ:都島シンヴァツがカードを公開しました。「ダイアの9」
都島シンヴァツ:外界6なので15。
RL:はい、ではどちらも全抜き!開示します!
どどんとふ:都島シンヴァツが「ダイアの9」を捨てました。
どどんとふ:都島シンヴァツが「」の山札からカードを引きました。

RL:【ファルケ・シュレーゲル】<社会:N◎VA、企業、メディア> 6、9、15
RL: 6 投資を次々と成功させている若きエグゼク。近々、軌道に迎え入れられると噂されている。
RL: 9 自分の過去をまったく語ろうとしない。資金源に黒い噂もある。
RL:   経営する会社の親会社である千早重工が、後方処理課を動かし調査しているようだ。
RL:15 最近は投資以外にも、偽名を使って色々と金を動かしているようだ。
RL:   →【ファルケの動向】<社会:N◎VA、企業、メディア> 9、12、15

RL:【キックス】<社会:N◎VA、ストリート、テクノロジー> 7、10、13
RL: 7 一年前に死んだ、ギャング団のリーダー。【ソニア】という名の妹がいる。
RL:   腕利きのニューロでもあり、『都島 シンヴァツ』とは友人同士だった。
RL:   →【ソニア】<社会:N◎VA、ストリート> 7、10、12
RL:10 犯罪からストリートの子供たちを守っており、ドラッグを嫌っていた。
RL:   しかし、手に入れたドラッグを独占するためにチームの仲間たちを皆殺しにして、最期はドラッグの過剰摂取で死亡。
RL:   ストリートでは、そう言われている。
RL:13 全滅したメンバーには不審な点が見られる。
RL:   →【全滅したメンバー】<社会:N◎VA、ストリート、警察> 10、12、15

RL:以上、夢前さんにはひとつ、都島さんにはふたつ、リサーチ可能な項目が増えました。

RL:舞台裏終わり!

■リサーチ1


RL:シーンプレイヤー:都島 シンヴァツ
RL:登場判定:<社会:N◎VA、ストリート、企業>10

RL:ではまず、都島さん!リサーチ等あれば宣言と判定をお願いします。
都島シンヴァツ:はい!
都島シンヴァツ:全滅したメンバーについて、<社会:N◎VA>で。
RL:は、どうぞ!
どどんとふ:都島シンヴァツがカードを公開しました。「スペードのA」
どどんとふ:都島シンヴァツが「スペードのA」を捨てました。
どどんとふ:都島シンヴァツが「」の山札からカードを引きました。
RL:では開示!

RL:【全滅したメンバー】<社会:N◎VA、ストリート、警察> 10、12、15
RL:10 キックスのチームには多くのメンバーがいた。
RL:12 一年前の事件で皆殺しにされている。死因は、全員が射殺だった。
RL:15 ひとりだけ死体が見つからなかったメンバーがいる。【ホーク】という男だ。
RL:   →【ホーク】<社会:N◎VA、ストリート、メディア> 12、15、18
RL:** 追加:キックスのスタイルはカブト、レッガー◎、ニューロ●だ。銃器の扱いは不得手であった。

RL:─木更タタラ街の一角、マリーズ・エンチャントにて。
マリー:「はい、おまちどう様。ご注文の品はこれで全部、のはずだよ。確認しておくれ」
RL:エンチャント済みの銃弾や、その他細々とした呪具。キミが「仕事」で使う品が、袋に入って渡されます。
都島シンヴァツ:「サンキュー、マリーお姉様。で、物は相談なんだけどさ」
都島シンヴァツ:「ちょっと勉強させてもらえたりしない……?」
都島シンヴァツ:「可愛いガキンチョのためだと思ってさ。ダメ?」
マリー:「あっはっは。シンちゃんは相変わらず口が巧いね。でも駄目さ、ウチはきっちり明朗会計だからね」
都島シンヴァツ:「ちぇーっ」
マリー:「……でも、そうだねえ」
マリー:「オマケの代わりに、ちょいといいことを教えてあげよう。……そろそろ一年だろう、キックスのところがああなってから」
都島シンヴァツ:ふと表情を変えて。
都島シンヴァツ:「……そういやそうだったなあ。忘れてた」軽口を叩く。
マリー:「なんだい、薄情だねえ」
RL:こちらも応じる声は、軽いものですが。
マリー:「……みんな、みぃんな撃ち殺されちゃったけどね。どうやらひとりだけ、今も生きてるかもしれない奴がいる」
都島シンヴァツ:「へえ。初耳だ」
都島シンヴァツ:「俺はまずさ。撃ち殺されたって所が妙だと思ってたんだよな」
マリー:「ああ。あの子、度胸はあったけど銃の扱いはさっぱりだった。だからこそ、シンちゃんを頼りにしてたんだろうねえ」
都島シンヴァツ:「そういうこった。アイツド下手だからな」
RL:そうそう、と楽しそうに、店主は相槌を打ってから。
都島シンヴァツ:「じゃなきゃ俺みたいな得体のしれないガキに頼まないよな、お仕事なんざ」
マリー:「大事なのは年恰好じゃない。腕と、信念と、スタイルを貫く度胸さ」
マリー:「……少なくとも、最後のひとつは、やれる男だと思ってるよ。今でもね」
RL:誰のことを言っているのか、キミには伝わるだろうと。敢えて名前をあげることはせず。
都島シンヴァツ:「大先輩に言われちゃあな」
マリー:「……名前は、ホーク。今はどこで何をしているのか、知れたもんじゃない。ひょっとしたら、死体が見つかってないだけで、とっくにくたばってるかもしれない」
マリー:「あたしが教えられるのは、ここまでだよ、シンちゃん。あんたに、聖霊(ロア)のご加護があらんことを」
都島シンヴァツ:「ああ。勉強させてもらった」
都島シンヴァツ:そのまま買い物袋を片手に、店をフラフラと出て。
縁田 波瑠緒:では登場判定。
縁田 波瑠緒:〈社会:ストリート〉で登場。スートはクラブ。
どどんとふ:縁田 波瑠緒がカードを公開しました。「クラブの9」
縁田 波瑠緒:感情7+カード9+武器修正-1で達成値15。
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「クラブの9」を捨てました。
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「」の山札からカードを引きました。
縁田 波瑠緒:では、出たすぐそこに見覚えのある目を閉じた青年の姿が。
縁田 波瑠緒:「……あ」都島さんにすぐに気がつきます。
縁田 波瑠緒:「シンくんだ。良かった。探していましたよ」
都島シンヴァツ:「あれ」
都島シンヴァツ:「ハルくんじゃん。今日はハルくんの気分?」
縁田 波瑠緒:都島さんとは何度か縁があり、仕事を頼ったり、多少交流があったり、といったところ。
縁田 波瑠緒:「気分ですけど、もしかしたら着替えるかも」
縁田 波瑠緒:「ビズが入りまして……それで、ちょっと人を頼りたいなあと思っていました」
縁田 波瑠緒:「この辺なら会えるかもと。勘は正解のようです」
都島シンヴァツ:「ビズか。ハルちゃんなら手伝ってやりたいけどさ」
都島シンヴァツ:「今日はちょっと先約があってな。俺、人気者なんだぜ」
縁田 波瑠緒:「言ってくれればそっちで来たのに……」
縁田 波瑠緒:「アポイントメントを先に取らなかったのが敗因……うーん」
都島シンヴァツ:「いやいや、しゃあねえよ」
都島シンヴァツ:「こっちゃ1年前からだ」
縁田 波瑠緒:「じゃあ、ひとつだけ」
都島シンヴァツ:「ん。何だい」
縁田 波瑠緒:「ソニア、という子をご存知でしょうか?」
都島シンヴァツ:「……」
縁田 波瑠緒:「まあ、関係者としておきますが……」
都島シンヴァツ:「特徴を教えてくれ」
縁田 波瑠緒:「ええと、幼い少女ですね。……お兄さんの形見というイヤリングをしている」
RL:縁田さんの語る特徴は、都島さんが知るソニアのそれと一致しているように思えます。
縁田 波瑠緒:「お兄さんは、仲間を裏切った挙げ句に死亡した、と聞きました」
都島シンヴァツ:「ハルくん」
都島シンヴァツ:「それ、今の一回までな」
縁田 波瑠緒:「はい」
縁田 波瑠緒:「…………」
都島シンヴァツ:「何度も言わなくていい」
都島シンヴァツ:「そのソニアは、俺の知ってるソニアちゃんだ」
縁田 波瑠緒:「お知り合い、ですか」
縁田 波瑠緒:繋がりに喜ぶ気持ちと……相手の様子がどこかおかしいのを訝しむ気持ち。
都島シンヴァツ:「それで、ソニアを存じてると何かあるのか?」
縁田 波瑠緒:「先に言っておきますが。私はソニアさんの味方ですよ」
縁田 波瑠緒:「依頼人です。縁がありまして」
縁田 波瑠緒:「……そのお兄さんについて調べて欲しいと」
都島シンヴァツ:「あ、そうなの?」
都島シンヴァツ:「なんだ、なんだよハルくん……先に言えよ」
縁田 波瑠緒:「そうです。それで、協力を依頼しようと思ったのですが、お忙しいのですよね……」
都島シンヴァツ:「じゃ同じだ」
縁田 波瑠緒:「おや」
都島シンヴァツ:「一緒にやんない?金も取らねえよ」
縁田 波瑠緒:「シンくんもそのお兄さんについて……」
縁田 波瑠緒:「ええ、願ったり叶ったりですよ」
縁田 波瑠緒:「……先ほどの発言は、打ち消しておいていただけますか?」仲間を裏切った挙げ句に死亡した、という件について。
縁田 波瑠緒:「あなたに対して失礼なことだったかもしれませんし、それに」
都島シンヴァツ:「打ち消すためには何が要ると思う?」
縁田 波瑠緒:「これから依頼を受けて調査しようというのに、先入観を持っていた」
縁田 波瑠緒:「ソニアさんにも失礼です」
都島シンヴァツ:「代わりに載せる言葉だろ」
縁田 波瑠緒:「…………」
縁田 波瑠緒:「着替えます?」
都島シンヴァツ:「ソイツを探すのさ。これから」
縁田 波瑠緒:「なるほど、了解」
縁田 波瑠緒:リサーチを行います。
RL:どうぞ!
縁田 波瑠緒:マイナーでまずB&Gを使わせてください!
縁田 波瑠緒:今見た目が男性なので女性に変更します。
RL:わーい!(?)
縁田 波瑠緒:で、【ソニア】を〈社会:N◎VA〉で調べます。スートはダイヤ。
どどんとふ:縁田 波瑠緒がカードを公開しました。「ダイアのJ」
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「ダイアのJ」を捨てました。
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「」の山札からカードを引きました。
縁田 波瑠緒:外界2+カード10+《事情通》2+NIK鑑札1で達成値15。
縁田 波瑠緒:全部抜けるはず
RL:了解!とはいえ、実は繋ぎ用情報だったり…する!

RL:【ソニア】<社会:N◎VA、ストリート> 7、10、12
RL: 7 ストリートに住む少女。一年前に死んだ【キックス】という兄の事を大切に想っている。
RL:   『縁田 波瑠緒』という名の探偵に依頼を出したらしい。
RL:   →【キックス】(<社会:N◎VA、ストリート、テクノロジー>または<社会:N◎VA、警察、メディア>)
RL:10 キックスの死が仕組まれたものではないかと疑っており、ストリートで調べ回っている。
RL:12 キックスから貰ったイヤリングを大切にしている。

RL:以上であります!これを受けてのロール等あれば…!
縁田 波瑠緒:では、都島さんの前から少しだけ外して、すぐに戻ってくる。
縁田 波瑠緒:戻ってきた時は、体格はそう変わらないものの、ふわりとした女物の服を身につけて。
縁田 波瑠緒:髪も伸ばしているし、軽く化粧もしている。どう見ても女性である。
都島シンヴァツ:「よ、ハルちゃん」
縁田 波瑠緒:「お待たせしました」口調は変わらない。声も中性的だ。
縁田 波瑠緒:「まあ、着替えなくてもシンくんは乗り気だったみたいですけど……」
縁田 波瑠緒:「さっきのが少し格好良かったので。ご褒美です」
都島シンヴァツ:「ま、そりゃテンションはそっちのツラのほうが上がるけどなあ」
縁田 波瑠緒:「荒事になったらまた着替えますけどね」
都島シンヴァツ:「いいね。貰えるご褒美は貰っとくさ」
縁田 波瑠緒:「改めて。ソニアさんは、お兄さんの死亡事由について調べてほしいと依頼をしてきました」
縁田 波瑠緒:「目的は同じということですから。よろしくお願いいたしますね」
縁田 波瑠緒:ぺこりと頭を下げる。長い髪が揺れる。
都島シンヴァツ:「見目麗しいレディの頼みとあらば。よろしく頼むぜ」
縁田 波瑠緒:「……これ、やっぱり動く時は邪魔ですね……」掻き上げる。
都島シンヴァツ:「それがいいんだってハルちゃん」
縁田 波瑠緒:「お好みなら、合わせますけど」
縁田 波瑠緒:くるりと回ってスカートを揺らした。

RL:シーンエンド

RL:舞台裏!夢前さんのみ!
夢前夜見:はーい!
夢前夜見:【ファルケの動向】9、12、15を<社会:企業>で判定。カードは?の6、理性8+<企業情報>の+1で達成値15。
RL:ここで舞台裏の判定前に、「スートが合わない、数字が小さい等のカードで登場判定を失敗したことにする」
どどんとふ:夢前夜見がカードを公開しました。「スペードの6」
RL:という手札回しもできます。
夢前夜見:なるほど。
夢前夜見:とはいえ今回は見送りで。
RL:はあい!
どどんとふ:夢前夜見が「スペードの6」を捨てました。
どどんとふ:夢前夜見が「」の山札からカードを引きました。

RL:【ファルケの動向】<社会:N◎VA、企業、メディア> 9、12、15
RL: 9 ダミー会社や別人を介して、多額の資金を動かしている。
RL:12 【ゲオルグ】という護衛を雇っている。この人物も黒い噂が絶えない。
RL:   →【ゲオルグ】<社会:N◎VA、ストリート、警察> 7、9、12
RL:15 レッドエリアに物件を買っている。定期的に資材を搬入したり、何かを運び出しているようだ。
RL:   (レッドエリアの物件のアドレスを入手しました。)

RL:以上であります!では、次…!

■イベント2:野望の城


RL:シーンプレイヤー:夢前 夜見
RL:登場判定:<社会:N◎VA、ストリート、企業> 10

RL:キミがアドレスを知ったのは、レッドエリアでは珍しくもない、ボロボロになった廃ビル。
RL:千早系列のエグゼクが、わざわざ裏ルートで買い取った物件とは、とても思えない。
RL:そして、ファルケの後ろ暗い噂を裏付けるように、ビルの前にたむろしているのは、銃や刃物を手にしたガラの悪い男たちだ。
夢前夜見:(まったく。軌道へ上がろうとも噂されるお方が)
夢前夜見:(このように粗末な場と人を使おうとは、嘆かわしいことです)
RL:そんな、キミの嘆きを知ってか知らずか。
見張りの男たち:「……あァン?」
見張りの男たち:「なんだァ、姉ちゃん……ここに用事かァ?ヒヒ……いい服着てやがんなぁ」
RL:見張りのひとりが目ざとくキミを見つけると、男たちの視線が、一斉にキミに向きます。
夢前夜見:「ええ、その通り」営業用の笑顔を見せる。
夢前夜見:「こちらの建物に用事がありまして。察しが良い方は好きです。はい」
見張りの男たち:「ほうほう。……まァ、通してやってもいいんだけどよォ。なあ、わかんだろ?」
RL:キミとは違い、あまり職業意識は無いのか。何かを要求するように、刃物を持っていない方の手を、クイクイといやらしく蠢かせています。
夢前夜見:「あー……これは失敬」仕込みは十分、ではあったのだが。
夢前夜見:「ドレスコードに合っていませんでしたね」
見張りの男たち:「ヒヒ、そうそう。大丈夫、着替えはちゃぁんと用意してやっからよぅ」
夢前夜見:「では少し待ってくださいね。見ていて構いませんよ」
見張りの男たち:「ひゅーッ!」
夢前夜見:スーツ内の隠しポケット、少し大きめのスーツケース。
夢前夜見:するすると流れるような、実に手慣れた手つきで部品を取り出してゆき
夢前夜見:「お待たせしました。いやはやお恥ずかしい」
夢前夜見:およそ人を殺す以外の用途が見当たらない、巨大なライフルをお見せする。
夢前夜見:「こういう場所に来るならば、最初から見せておくのがマナーでしたね」
見張りの男たち:「……………………」
見張りの男たち:「俺らの知ってるマナーと違ェ!?」
夢前夜見:「ところで私、察しの良い方が好きです。はい」
見張りの男たち:「アッハイ」
見張りの男たち:「どうぞお通りくだせぇ姐さん。俺ら、たった今この仕事辞めましたんで…ヘヘ…」
RL:男たちはキミの得物と、妙な凄みに圧し負けたのか。銃や刃物をその場に捨てて、両手を挙げて道を譲ります。
夢前夜見:「いやはや、理解ある方々で何よりです」
夢前夜見:「お互い笑顔になれるのが何よりですものね」
夢前夜見:にこにこ笑いながら先へ行く。
見張りの男たち:「……やべーよ!なんだよあれ!美人が怖いと思ったの俺初めてだよ!」
RL:などと叫びながら逃げていく男たちの声を背中に受けながら、キミがビルへと踏み込むと。
RL:そこにあったのは、小規模ながら高度に無人化された、薬品の生産プラントです。
夢前夜見:「なるほど。機能的ですね」
RL:どうやら見張りの男たち以外には、生産はおろか、管理に従事する者すらおらず。完全に自動化されたそれは。
RL:……各所のモニターに表示されている情報を信じるなら。よからぬ類の薬品……心身に快楽と害をもたらすドラッグを、生産しているようです。
夢前夜見:「内装にはそれなりの投資をしているようで」
夢前夜見:眼鏡や銃のスコープに装備されたカメラ機能を用いて、映像記録を保存する。
夢前夜見:「しかし、セキュリティに難があるようですが……」
夢前夜見:「まあ、物的証拠も押収しましょうか」
RL:キミが、更なる証拠を押さえようと、生産ラインに踏み込もうとした時。
RL:ピ、と。どこからか、小さな電子音が聞こえて……直後、プラントの各所から火の手が上がる!
夢前夜見:「あちゃあ」嘆息。
夢前夜見:「安上がりですものね、この辺り」
RL:どうやら、物的証拠を確保する時間はなさそうだ。あるいは、これ以上、ストリートでの調査を続けるのであれば。
RL:"そこ"に精通した者の助けが必要であるかも、しれない。
夢前夜見:「……仕方ありません。ここは退いて伝手を頼りましょうか」
夢前夜見:「にしたって、随分と安っぽい真似を……」ぶつくさ文句をつけながら、落ち着いた足取りで建物を出る。
RL:キミがビルから出て、少し距離を取った、その直後。
RL:豪音と共に、建物自体が内側から吹き飛ぶような爆発。しかし、それによって特段、大騒ぎになるような気配もなく。
RL:グリーンエリアなら2秒で飛んでくる救急や消防が向かってくるサイレンも、聞こえてはきません。
夢前夜見:べしっ。爆風の僅かな煽りを受けた結び髪が、顔面を打つ。
RL:ここはストリート、これこそがレッドエリア。果たして、キミが追う者は、ここで何をしてきたのか。
夢前夜見:淡々と獲物を収納しながら、次に取るべきコンタクトを吟味。
夢前夜見:(違法ドラッグを捌くならその顧客、売人、それから……)
夢前夜見:(大なり小なり、被害者も居りましょうか。物騒な手もそれなりに使っているようですし)
夢前夜見:「……"火消し"に走るなら、そうですね」すっくと立ちあがる。行先は既に決めた。
夢前夜見:「良心的に立ち回る方の、手を借りるとしましょうか」

RL:夢咲さんがリサーチ可能な項目に【ドラッグ】<社会:N◎VA、ストリート、テクノロジー> 7、9、11が追加されました。

RL:シーンエンド

RL:舞台裏!縁田さんから!
縁田 波瑠緒:手札回しはなし!
都島シンヴァツ:手札回しとこう。
どどんとふ:都島シンヴァツがカードを公開しました。「ダイアの2」
都島シンヴァツ:失敗です。
どどんとふ:都島シンヴァツが「ダイアの2」を捨てました。
どどんとふ:都島シンヴァツが「」の山札からカードを引きました。
縁田 波瑠緒:ではリサーチを
RL:は、どうぞ!
縁田 波瑠緒:【ホーク】を〈社会:ストリート〉で調べます。スートはハート。
どどんとふ:縁田 波瑠緒がカードを公開しました。「ハートの9」
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「ハートの9」を捨てました。
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「」の山札からカードを引きました。
縁田 波瑠緒:生命7+カード9+《事情通》2+NIK鑑札1で達成値19。
RL:では、同チームなので派生情報が出るかもしれないので!まず開示!

RL:【ホーク】<社会:N◎VA、ストリート、メディア> 12、15、18
RL:12 キックスのギャング団に所属していたメンバー。腕利きのカブトワリだった。
RL:15 野心の強いレッガーで、「いつか地上から脱出して、軌道に行く」と口にしていた。
RL:18 若手のエグゼク【ファルケ・シュレーゲル】によく似ているが、同一人物という確証は掴めない。
RL:   もし、本人から過去について聞くことが出来れば、明白な証拠となるだろう。
RL:   (※神業により情報が隠蔽されています。)
RL:   →【ファルケ・シュレーゲル】<社会:N◎VA、企業、メディア> 6、9、15

RL:以上です。
RL:続いて都島くん!
都島シンヴァツ:とはいえ新規は届かないんだよな……
都島シンヴァツ:キックス(警察の方)を<社会:N◎VA>で。
どどんとふ:都島シンヴァツがカードを公開しました。「スペードの7」
都島シンヴァツ:理性7で14。
RL:OK!
どどんとふ:都島シンヴァツが「スペードの7」を捨てました。

どどんとふ:都島シンヴァツが「」の山札からカードを引きました。
RL:【キックス】<社会:N◎VA、警察、メディア> 9、12
RL: 9 キックスが死んだ事件の捜査はSSSが行ったが、既に打ち切られている。
RL:   Xランク市民ということもあり、明らかに不十分な捜査しかされていない。
RL:12 当時の捜査を担当した警察官は、長谷部万力だ。直接会えば話を聞き出せるだろう。
RL:   (長谷部万力のアドレスを入手しました。)

RL:以上であります!

■リサーチ2


RL:シーンプレイヤー:縁田 波瑠緒
RL:登場判定:<社会:N◎VA、ストリート、企業> 10

RL:まず、縁田さんは自動登場。都島さんは、「登場しているが登場判定を試みて、失敗して手札を回す」ことができます。
都島シンヴァツ:試みよっと
夢前夜見:登場判定を<社会:N◎VA>10で判定。カードは4、外界6で達成値10
どどんとふ:夢前夜見がカードを公開しました。「ダイアの4」
どどんとふ:夢前夜見が「ダイアの4」を捨てました。
どどんとふ:夢前夜見が「」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:都島シンヴァツがカードを公開しました。「ハートの5」
どどんとふ:都島シンヴァツが「ハートの5」を捨てました。
どどんとふ:都島シンヴァツが「」の山札からカードを引きました。

RL:N◎VAアサクサ、新宿インペリアルパーク内。千早俊之記念美術館。
RL:アサクサにあるだけあり、様々な層の来館者がある美術館ではある。しかし、美術館である以上、そこは静寂の場であり。
RL:上質な衣服(フォーマリティ)を纏った者たちが集うのに、相応しい場でもありました。
夢前夜見:面識が、そして信用のある腕っこきに連絡を取り、どうやら首尾よく行きそうだと決まり
夢前夜見:チケットとスペースを2秒で手配、10分前に待機を開始(むろんクリアリングを済ませた上でのこと)
夢前夜見:「おや」穏やかそうなその顔に、喜色浮かべる。
夢前夜見:もちろん、CHIHAYAの礼服を纏った知人を見つけたからである。
縁田 波瑠緒:「こんにちは」かつん、と靴の音を響かせて、静寂を邪魔しない程度の小声で。
都島シンヴァツ:「ちーっす姐さん!」手を上げる。
夢前夜見:「ええ、招待に応じていただきありがとうございます。縁田さん、都島さん」
縁田 波瑠緒:「シンくん」しーっ、と指を立てる。
縁田 波瑠緒:「こちらこそ、です。お話があるとか」
都島シンヴァツ:「ああ、こりゃ失敬」
都島シンヴァツ:「こうか?」居住まいを正して。
縁田 波瑠緒:正直なところ、まだ探偵としては若輩。大企業との繋がりは非常にありがたい。
夢前夜見:「ええ、とても似合っていますよ」
都島シンヴァツ:「お招き頂き恐悦至極に存じます」恭しく礼を。
縁田 波瑠緒:にこにこしながら、少しオーバーな挨拶を見ている。
夢前夜見:「どこから見ても一端の紳士です」にこにこ
夢前夜見:感情の制御判定。カードは2、感情1で達成値3.制御値の11以下なので成功。
どどんとふ:夢前夜見がカードを公開しました。「クラブの2」
どどんとふ:夢前夜見が「クラブの2」を捨てました。
どどんとふ:夢前夜見が「」の山札からカードを引きました。
夢前夜見:二人の(千早製の)服がとても似合っていますね!とべた褒めしようとして、自重する。
夢前夜見:「……こほん」
夢前夜見:「それでは、本題に入りましょうか」
縁田 波瑠緒:「はい、ぜひ。今回はどのような……?」
夢前夜見:「私は現在、当グループに所属するエグゼク、ファルケ・シュレーゲル氏について調査中なのですが……」
夢前夜見:小さめの展示物がある、密かに人払い休憩スペースへと移動しながら。
縁田 波瑠緒:「ファルケ……というと、先ほど聞きましたよね。ねえ、シンくん」
都島シンヴァツ:「ああ。流石姐さんだ」
都島シンヴァツ:「持ってるんだよなこの人」
夢前夜見:「おや、なにかと不穏な噂が立ち上っている御仁ですが」
夢前夜見:「お二人の耳にも何か入っているのでしょうか」
都島シンヴァツ:「そいつかもしれないやつを追ってるんすよ」
縁田 波瑠緒:「まだ、直接の証拠はありませんが。その線を探ってみようと思っていました」
夢前夜見:「なるほどなるほど、であればお互い力になれるかもしれませんね」
都島シンヴァツ:「そういうこと。いやあ、楽ができそうだ」
RL:では、ここいらでリサーチタイム!とはいえ残るは2項目!
RL:これもひとりは手札回しに使えそうなので、「誰かが成功したのを確認してから失敗して手札回し」もアリです。
RL:もちろん、派生情報に備えて残しておくのもアリ!
RL:(派生情報が出た場合、まだ判定をしてないキャストがいれば、即座に調べられます)
縁田 波瑠緒:じゃあいきます
縁田 波瑠緒:まずマイナーでB&G使用。性別を変更します。
縁田 波瑠緒:【ドラッグ】を〈社会:ストリート〉で調べます。スートはクラブ。
どどんとふ:縁田 波瑠緒がカードを公開しました。「クラブの7」
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「クラブの7」を捨てました。
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「」の山札からカードを引きました。
縁田 波瑠緒:感情7+カード7+《事情通》2+NIK鑑札1で達成値17。
RL:は、ではドラッグ突破!
都島シンヴァツ:【ゲオルグ】を<社会:ストリート>で。
どどんとふ:都島シンヴァツがカードを公開しました。「ハートの7」
都島シンヴァツ:生命5のカード7で12。
どどんとふ:都島シンヴァツが「ハートの7」を捨てました。
どどんとふ:都島シンヴァツが「」の山札からカードを引きました。
RL:では、ゲオルグも抜き!開示します!

RL:【ドラッグ】<社会:N◎VA、ストリート、テクノロジー> 7、9、11
RL: 7 最近、アサクサに出所不明のドラッグが出回っている。
RL: 9 「サイレント」という名前で、非常に強い幻覚性と依存性を持っている。
RL:11 売人は、これまでアサクサにいなかった人間ばかりだ。
RL:   →【ドラッグの売人】<社会:N◎VA、ストリート、テクノロジー> 11,13、15

RL:【ゲオルグ】<社会:N◎VA、ストリート、警察> 7、9、12
RL: 7 ファルケに雇われたボディガード。荒っぽいが優秀なカブトだ。
RL: 9 腕利きのカタナでもあり、斬魔刀の扱いは達人の域。
RL:12 戦闘を好む性格で、ファルケに雇われていれば強い敵と戦えると考えている。

RL:以上です!
RL:この【ドラッグの売人】も、このシーンで調べることができます。
夢前夜見:ようし
夢前夜見:【ドラッグの売人】を<社会:N◎VA>で判定。カードは8、外界6で達成値14.報酬点1使って成功。
どどんとふ:夢前夜見がカードを公開しました。「ダイアの8」
どどんとふ:夢前夜見が「ダイアの8」を捨てました。
どどんとふ:夢前夜見が「」の山札からカードを引きました。
RL:OK,では!

RL:【ドラッグの売人】<社会:N◎VA、ストリート、テクノロジー> 11、13、15
RL:11 ドラッグの売人は皆レッドエリアの住人で、偽装IDでアサクサへやってきている。
RL:13 偽造IDはどれも会社員の身分を保証するものになっている。会社はすべてダミーだ。
RL:15 ダミー会社へ金を流しているのは、【ファルケ・シュレーゲル】という名のエグゼクだ。

RL:以上です。
RL:確信と化しつつあるファルケ・シュレーゲルの黒い噂。ファルケとホーク。そして、ドラッグと、キックスの死。
RL:キミたちが持ち寄った糸が絡まり合い、また一つの糸として紡がれ、そして繋がっていく先があります。
RL:それを辿るには、今一度、一年前の出来事……キックスの死に関する捜査を、洗い直す必要があるでしょう。
縁田 波瑠緒:静謐な美術館の中、ふとソニアから聞いた言葉を思い出す。
縁田 波瑠緒:「……お二人は、"沈黙の音"、って、ご存知ですか」
縁田 波瑠緒:「依頼者の方から聞いた言葉です。『真実は"沈黙の音"のようなもの』」
夢前夜見:「ははあ、ゼンワードめいていますね」
縁田 波瑠緒:「『そこにあっても、誰もが本気で探そうとはしない』」
縁田 波瑠緒:「今思うと、キックスさんの言葉だったのですが」
都島シンヴァツ:「黙らねえと聞けねえってか」
都島シンヴァツ:「いや、黙らせないとか?」
縁田 波瑠緒:「アサクサで流行っているというドラッグの名前が『サイレント』」
縁田 波瑠緒:「ふと、連想して思い出してしまいました」
夢前夜見:「……ああ、言葉としては初耳ながら」
夢前夜見:「実感としては、心当たりがありますね」
縁田 波瑠緒:「そうなのですか?」
夢前夜見:「ええ、というのもつい先ほどのことですが」
夢前夜見:「静かな場所で波風立てますと、過ぎ去った後にしぃん……と」
夢前夜見:「あのやっちゃったな、というのが。心臓の音が大きく聞こえてしまったりですね」
夢前夜見:「突き付けられてみると、いやはや穏やかならぬものですね」にこにこと楽しそうに語る。
縁田 波瑠緒:「実感がこもっていらっしゃる」
縁田 波瑠緒:「私は、ソニアさんに……依頼者に、それを探すのが探偵の仕事、と答えたのですが」
縁田 波瑠緒:「どうにもまだ、掴みかねていました」
縁田 波瑠緒:「過ぎ去った後に、残るもの、なるほど」少しだけ掴めたような様子で頷く。
夢前夜見:(まあ、サムライの奉公はその音さえも抑えこむことではありますが)
都島シンヴァツ:「沈黙ってさ。絶対的なもんじゃないっしょ?」
都島シンヴァツ:「聞こえないほどに小さければ沈黙だ」
縁田 波瑠緒:「……小さすぎて、聞こえないもの」
都島シンヴァツ:「周りに、よりバカでかい音が鳴り響いてれば、他の音は全部沈黙だ」
縁田 波瑠緒:「それは……例えば」
縁田 波瑠緒:「ソニアさんの声、のような」
縁田 波瑠緒:周囲の罵声に紛れて聞こえなかった、真実を求める声。
縁田 波瑠緒:「ああ、だとすれば、確かに、それを拾うのが探偵の仕事だ」
都島シンヴァツ:「んで、邪魔な音はさ、俺がかき消せる」
都島シンヴァツ:「もっと鳴らせるからな、俺」
都島シンヴァツ:「そしたら、過ぎ去った後に聞き取れるだろ?」
縁田 波瑠緒:「TPOは大事に」指を立てる。
縁田 波瑠緒:そしてふと微笑む。仮面でない微笑みを。
縁田 波瑠緒:「……必要な時はぜひ、お願いしますよ」
都島シンヴァツ:「来るさ」
都島シンヴァツ:「分かるんだよ。俺」
夢前夜見:「……それでは、再び喧騒へ向かいましょうか」
夢前夜見:「底を浚わねば聞こえぬものもありますからね」
縁田 波瑠緒:「"ゴミ漁り"ですか。了解しました」
都島シンヴァツ:「掃き溜めに鶴二羽か。贅沢すぎるってもんだ」
縁田 波瑠緒:「あ、私もう着替えますよ?」
縁田 波瑠緒:くすりと笑う。そろそろ荒事が近づいてきている気がしたので。
夢前夜見:「おや、希少価値が高まってしまいますね」
夢前夜見:「では、こちらへ。車を用意してあります……」

RL:シーンカット

RL:そしてシーンエンド前に、チームを組みますかみなさん!
都島シンヴァツ:チームフォーマリティーズしていきたい
縁田 波瑠緒:組みたい!
夢前夜見:レッツチームアップ!
RL:OK!ではみなさんは…チームだ!
RL:では次シーンへ!

■イベント3:グレイバック、ペイバック


RL:シーンプレイヤー:都島シンヴァツ
RL:全員登場済み

RL:まず、登場失敗の手札回しがあれば。(夢前さんと縁田さん)
縁田 波瑠緒:大丈夫です!
夢前夜見:こちらも!
RL:OK!

RL:ストリートの路地裏に、その男はいた。強きを助け、弱きをくじく。クズ、という言葉を煮詰めたような、その男の名は。
RL:長谷部万力。SSS、すなわち警察組織に属しながら、持てる力全てを己のためにのみ使う男。
RL:たった今も、弱みを握った人間から小銭を巻き上げてきたのだろう。大量の通貨素子をお手玉のように放り投げて笑みを浮かべていた、その顔が。
長谷部万力:「……うげえ」
RL:キミたちを見た瞬間、引きつった笑みに変わった。
都島シンヴァツ:「よお!楽しそうじゃん」手を振る。
都島シンヴァツ:「何かいいことあった?」
夢前夜見:対照的に、にこにこ笑いながら近づいていく。
縁田 波瑠緒:「良いお日和です」男性の姿に戻り、千早製のスーツを着ている。また仮面の笑顔。
長谷部万力:「な、何の用事だい!あたしゃなんも悪いコトはしてないよ!?」
都島シンヴァツ:「あれ、そうなんだ?じゃあ何でそんな楽しそうなの?」
都島シンヴァツ:「何かあったんじゃないかなって思うんだけど」
長谷部万力:「そ、それは……いやあ、これでまた一晩お楽しみが……うふふ……」
長谷部万力:「……って、何かって何よ。あたしもヒマじゃないわけ、用事がないなら通して頂戴!」
縁田 波瑠緒:「お楽しみなら我々といかがでしょうか?」
縁田 波瑠緒:「用事はもちろんございますが」
長谷部万力:「ひッ……」
都島シンヴァツ:「何も悪いことはしてないなら、そんな怯える必要ないだろ?」
都島シンヴァツ:「ああ、いや。それについては何も詮索しないさ。今晩のお楽しみなんだろ?」
都島シンヴァツ:「代わりに思い出話で手を打とうぜ」
長谷部万力:「あ、見逃してくれるのね!?いいわよ、なんだって話したげるわ!」
RL:怯えていた様子から一転、ぱぁ、と明るい(けれど見ていて不快な)笑顔で。
都島シンヴァツ:「一年前。キックスっつうニューロを洗ったよな」
長谷部万力:「一年……ああ、ああ!あのギャング団リーダーね!あれはねえ……」
長谷部万力:「周りの防犯カメラがね、全部壊されちゃってて。困ったのよ、証拠がなーんにもないんだもん」
長谷部万力:「でも、みんな死んじゃってるでしょ?で、次の日、リーダーちゃんが死体になってた」
長谷部万力:「となると、データの復元とかやるより、リーダーちゃんが犯人ってことで……ってあたしは言ったのよ」
RL:自慢するでも、自嘲でも、恥じるでもなく。当たり前に、仕事の話をするように。
長谷部万力:「……一応ねえ、SSSにもやる気のある子ってのはいるのよ。その子が、いやちゃんと調べましょう、って上に掛け合ったんだけどねえ」
RL:トントン、と。手刀で、自分の首を横から軽くたたく。
都島シンヴァツ:「ははあ。成程」
長谷部万力:「偉い人がね、たくさん賄賂を貰ったんだって!そのくせ、現場のあたしたちには一銭も回ってこないんだから、世の中不公平よねえ」
都島シンヴァツ:「そりゃ懐に余裕のあるやつがいることで」
RL:万力からの情報により、次のリサーチキーワードが解禁されました。次のシーンからリサーチ可能です。
RL:【SSSへの賄賂】<社会:N◎VA、ストリート、警察>12
RL:【監視カメラの映像】<社会:N◎VA、テクノロジー> 7、11、15
都島シンヴァツ:「まあ、万力ちゃんはいつも正解を引くよなあ」
都島シンヴァツ:「一年前もだし、今もだ」
都島シンヴァツ:「素直に話して正解だよ」
長谷部万力:「正解。……あ、じゃあ、もう行っていい?」
都島シンヴァツ:「おう。またよろしくな」
都島シンヴァツ:「次も正解を引いてくれよ?」
長谷部万力:「ふふふ、任せて頂戴、あたしの運の良さは折り紙付き─」
RL:そう言って、万力が立ち去ろうとした、その時。
????:「おおっと、お取込み中だったかい、旦那方」
RL:その行く手を塞ぐように、男がひとり。そして、刀を構えたゴロツキ風の男たちが……数十人!
RL:情報を得たあなたたちは知っています。男の名は、ゲオルグ。ファルケ・シュレーゲルが雇った護衛です。
長谷部万力:「な、何よぅ!そこをどいて頂戴!あたしはとっととここから」
都島シンヴァツ:「そうなんだよ。今ちょっととびきりの連中とデート中でさ」
ゲオルグ:「ああそうかい、そいつは失礼をしたなァ。だがまあ」
都島シンヴァツ:「穏便に済ますか、俺がいいとこ見せるかの2択しか出来ないだろ?男としちゃあさ」
ゲオルグ:「雇い主の命令なんでな。悪く思うな、よ!」
RL:横をすり抜けようとした万力に、そちらを一瞥すらせず裏拳一発。
長谷部万力:「ぶべらッ!?」
縁田 波瑠緒:「……野暮な方ですね」ゲオルグに。
都島シンヴァツ:「あーらら」
RL:ゴム毬のように吹っ飛んで見えなくなる万力!
夢前夜見:「おやおや」口元だけの笑みと共に見送る。
夢前夜見:「解に近づいてきたという実感が湧いてきますねえ」
ゲオルグ:「おう、察しが良くて助かるよ。……でまあ、その前に、だ」
RL:ゲオルグは、懐からポケットロンを取り出し、都島くんに向けて放り投げます。
都島シンヴァツ:それを受け取って。
RL:画面に映っているのは、ひとりのエグゼク……ファルケの姿です。
ファルケ:『聞こえているかね。……ストリートで昔のことを嗅ぎまわっている愚か者がいると聞いてね」
ファルケ:『私から伝えることはひとつ、だ。……手を引きたまえ。賢い人間は、"沈黙の音"など探さないものだ」
縁田 波瑠緒:その言葉に微かに表情を動かす。
都島シンヴァツ:「“沈黙の音”?」
都島シンヴァツ:「どういう意味だい、そいつは」
ファルケ:『誰も本気で探そうとしないのは、探したところで益にならないからだ。私は、そう思っている』
ファルケ:『さあ、答えてくれ。キミは……キミたちは、賢い選択ができる者か?それとも、私が思っている通りの愚か者なのか』
都島シンヴァツ:「なんか言いたい人いる?」ポケットロンを2人に向けて。
縁田 波瑠緒:「そうですね……」少し考えて。
縁田 波瑠緒:「誰が賢明で、誰が愚かなのかがわかるのは、今ここでではない、とだけは」
縁田 波瑠緒:「探してくれと依頼をされれば、応えねばなりませんよね」
縁田 波瑠緒:(スタイルを曲げた卑怯者を許さない)と言っていた少年たちを思い出しながら。
縁田 波瑠緒:「私は……探偵なので」たとえ、かりそめの仮面だとしても。
夢前夜見:「さて、お二人については何とも申すわけにはいきませんが」
夢前夜見:「わたくしについて言えば、ええ。愚直な働き者という奴でして」
夢前夜見:「不快なんですよね。真面目に働いた方が報われずXYZというのは」
夢前夜見:首や命を失った人々のことを思えば、愉快に笑うわけにもいかない。
ファルケ:『……なるほど。なるほど』
都島シンヴァツ:「お優しいこって。いい連中だよ、本当にさ」
ファルケ:『では、キミはどうかな。……知っているとも。フリーランスの傭兵だろう、キミは。なら』
RL:都島くんが持つポケットロンの画面の中。莫大な数字が表示される。キミの口座への、振り込み準備画面と共に。
ファルケ:『これで手を引く、といのも選択肢のひとつではないかな』
ファルケ:《買収》。それこそ、一年遊んで暮らせるだけの金額が提示されます。
都島シンヴァツ:「選択肢の一つだなあ」
都島シンヴァツ:「貰えるもんは貰っとくのが信条でさ」
都島シンヴァツ:「取れるやつからはちゃんと取りたいんだよね、俺」
都島シンヴァツ:「端金じゃなくてさ、もっといいもの貰えそうだからさ。そっちをくれよ」
ファルケ:『……そうか。ならば、私からキミにくれてやるものなど、何もない』
都島シンヴァツ:「勝手に貰うさ」
ファルケ:『やれ、ゲオルグ。纏めて始末して構わん』
RL:キミたちへの、それ以上の言葉はなく。ポケットロンの通信は切れます。
ゲオルグ:「へいへい。……まあ俺としちゃあ、お前さんらが何を求めてんのかとかはどうでもいいんだが」
ゲオルグ:「これも楽しいお仕事、ってやつでね。じゃあやろうか、レディス&ジェントルメン」

RL:では、カット進行へ!
RL:エネミーは敵ゲストのゲオルグが1体、カタナトループ(20人)が2グループ。
RL:キャストでエンゲージひとつ、エネミーでエンゲージひとつ。距離は近距離です。
RL:では、さっそく順番に!

RL:・セットアップ
RL:RL側はありません。
縁田 波瑠緒:《閃鋼》使用。シーン間CS+6。
都島シンヴァツ:なし!
夢前夜見:なし。
RL:OK!では縁田さんのCSが15に!

RL:CS順に、縁田さんから!
縁田 波瑠緒:近距離か。じゃあムーブはなしで。
縁田 波瑠緒:マイナー、《辰刃》使用。メインプロセスの白兵達成値+1。
縁田 波瑠緒:メジャー、〈白兵〉《触手》《徹し》でゲオルグに攻撃。スートはハート。
どどんとふ:縁田 波瑠緒がカードを公開しました。「ハートのJ」
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「ハートのJ」を捨てました。
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「」の山札からカードを引きました。
縁田 波瑠緒:生命7+カード10+探偵の相棒3+辰刃1で達成値21。
RL:いい数字出してきたなぁ…!リアクション!
ゲオルグ:<回避>肉体9+H3=12、失敗!
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「ハートの3」
どどんとふ:RLが「ハートの3」を捨てました。
縁田 波瑠緒:よっしゃよっしゃー
どどんとふ:RLが「」の山札からカードを引きました。
RL:ダメージをください!
縁田 波瑠緒:はあい
どどんとふ:縁田 波瑠緒がカードを公開しました。「スペードのK」
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「スペードのK」を捨てました。
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「」の山札からカードを引きました。
縁田 波瑠緒:ダメージはX属性で武器5+カード10。あとアウトフィットをひとつ捕縛。
RL:は、装備としては斬魔刀がひとつ!防具はフェイトコートとスキンメイルですが、斬魔刀かな。
縁田 波瑠緒:あ、合計15ですね
縁田 波瑠緒:ですね!
縁田 波瑠緒:あ、書いてなかったけど触手で近距離に攻撃可能です。
RL:では、斬魔刀を捕縛されつつ、ダメージは……<金剛>で「カードの数字」点分軽減!
縁田 波瑠緒:ぬうー
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「クラブの5」
どどんとふ:RLが「クラブの5」を捨てました。
どどんとふ:RLが「」の山札からカードを引きました。
RL:5点軽減、チャート10は「気絶」、ただし生命制御判定に成功すれば無効。
RL:制御判定!生命9、制御値は15、つまり
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「ハートの2」
RL:こいつで成功だ!
どどんとふ:RLが「ハートの2」を捨てました。
縁田 波瑠緒:おのれー
どどんとふ:RLが「」の山札からカードを引きました。
RL:演出どうぞ!
縁田 波瑠緒:仕立ての良いスーツに包まれた腕をすっと前に伸ばす。
縁田 波瑠緒:「……いつものをやりますので、どうかお気になさらず」横の二人に。
縁田 波瑠緒:ヒルコとして生まれた縁田は、人の形をして、人ではない。
縁田 波瑠緒:その腕が、突然だまし絵のようにぐ、と伸びる!
ゲオルグ:「うおッ…!?」
縁田 波瑠緒:肌色の触手のようにうねりながら、その手はゲオルグの元へ。
RL:伸びた腕を、手に持つ刀で打ち払おうとする、が。
縁田 波瑠緒:ぐにょん。
縁田 波瑠緒:それを避け、手は逆に武器を奪いにかかった。
縁田 波瑠緒:柄を掴むことに成功すると、そのまま刀を放る。
縁田 波瑠緒:「攻撃自体は上手くいきませんでしたが、武器は奪取成功」
ゲオルグ:「……ちぃ。細っこいナリのくせに、エグいことやりやがる」
縁田 波瑠緒:しゅるん、と手が戻る。
縁田 波瑠緒:「あとはよろしくお願いいたします、お二人とも」
縁田 波瑠緒:そうして、どうか。私を嫌いにならないでくださいね、と内心で呟く。
都島シンヴァツ:「手癖が悪いんだよなあ、ハルくん」
縁田 波瑠緒:「非常時ですから?」
都島シンヴァツ:「そうだな。非常時だからしょうがない」
夢前夜見:「あなたにフィットする商品、探してるんですがね……」
RL:では続いてゲオルグの手番……なんですが、くそぅ、捕縛されたらこうするっきゃねえなあ!
夢前夜見:なんだなんだ
ゲオルグ:マイナーなし。ARを放棄して、捕縛を回復。
縁田 波瑠緒:そんなに刀が……
RL:大事な得物やさかい……。
都島シンヴァツ:かわいそう
ゲオルグ:「商売道具なんでね。これでも、物は大事にする方なのさ」
縁田 波瑠緒:「人が雑に使うようなことを言いますね」雑に扱っていた。
夢前夜見:「ええ、ええ。その気は分かりますとも」
RL:レプリカのジッポを放り投げる。磁石と細糸が仕込まれたそれは、斬魔刀の刃に吸い付き、得物をゲオルグの手元に再び引き寄せる。
夢前夜見:「尤も私は商売優先ではありますが」
RL:では、再びCS順に…同値か!
夢前夜見:ですねえ
RL:この場合はPL同士で任意の順番、となります。
夢前夜見:それでは私から!
RL:どうぞ!
夢前夜見:ムーブで遠ざかるように移動。詰められると攻撃できないので。味方エンゲージと近距離。
夢前夜見:マイナーでアサルトナーブス使用。物理攻撃で与える肉体ダメージ+2
夢前夜見:メジャーで<射撃><貫きの矢><葉隠>でゲオルグを物理攻撃。カードは10、外界6+<クイックドロー>+3で達成値19.
どどんとふ:夢前夜見がカードを公開しました。「ダイアの10」
どどんとふ:夢前夜見が「ダイアの10」を捨てました。
どどんとふ:夢前夜見が「」の山札からカードを引きました。
夢前夜見:あっ、武器はソリッドファントムです。
RL:OK,リアクションは…斬魔刀でパリー!
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「クラブのK」
ゲオルグ:<白兵>感情3+CK=13
ゲオルグ:成立!受け値分ダメージを軽減します。(2点)
どどんとふ:RLが「クラブのK」を捨てました。
どどんとふ:RLが「」の山札からカードを引きました。
RL:差分値は6ですね。Pのアーマー値は2なので、軽減は受け値の2点のみ。ダメージ算出をお願いします。
夢前夜見:ダメージはP属性で武器9+理性8+アウトフィット+2+カード6の合計25。
どどんとふ:夢前夜見がカードを公開しました。「ハートの6」
どどんとふ:夢前夜見が「ハートの6」を捨てました。
どどんとふ:夢前夜見が「」の山札からカードを引きました。
夢前夜見:差分値により装甲6無視の25です。
RL:そして申し訳ない、AR0なのでパリーはできなかった……!
RL:…死!
夢前夜見:おやおやおや
RL:21点以上のダメージは、チャート21番として扱います。つまり。
RL:ソクシだ!
RL:演出ください。
夢前夜見:およそ通常の人ならぬ、私が概ね慣れ親しんだかのフェイトの手管。
夢前夜見:それが人目を引く内に、密やかに速やかに車両まで後退。
夢前夜見:「それでは私の商売道具、その一つをお見せしましょう」
夢前夜見:改造車両の座席下より大型ライフルを取り出し、そのまま彼の胸を穿つ。
夢前夜見:「お代は結構、俸給は上より頂いておりますので」
ゲオルグ:「かはッ……!?」
都島シンヴァツ:「ひゅう」口笛を吹いて。「やっぱいい女だ」
RL:減らず口を叩く時間すらなく。胸に大穴が空いた男は、そのまま、仰向けに倒れて。
ゴロツキたち:「や、やべえぞ!カシラがやられちまった!こんなときは……」
ゴロツキたち:「莫迦野郎!逃げるんだよぉーッ!!」
RL:自分たちを率いる者が斃れるや否や、ゴロツキだちは蜘蛛の子を散らすように逃げ去ってゆきます。
都島シンヴァツ:「いい選択だな、あいつら」
RL:吹き飛ばされた長谷部万力も既に何処かへ逃げ去ったのか、気配はなく。
RL:ただ、物言わぬ死体となったゲオルグだけが、そこにありました。
夢前夜見:「職業意識(モラル)の低い方々です」
RL:カット進行終了でs!
縁田 波瑠緒:「まあ、単純なことかもしれませんね」
縁田 波瑠緒:「生きている方が、賢い者。それだけなのかも」
都島シンヴァツ:「死者は愚者ってこともねえだろ」
縁田 波瑠緒:「それもそうか」
夢前夜見:「はてさて、後に続く者がいるならば答えはまだ分かりませんからね」
縁田 波瑠緒:「…………」
縁田 波瑠緒:そこに落ちた刀を拾って、ゲオルグの手に返してやる。
縁田 波瑠緒:「失礼な口を利きました。R.I.P.」
都島シンヴァツ:「なに、聞こえちゃいないさ」
都島シンヴァツ:「死者は何もしゃべんねえからな」
縁田 波瑠緒:「あいにくですが」
縁田 波瑠緒:「沈黙の音を聞き取るのが私の仕事、と。そう感じましたので」
都島シンヴァツ:「そう、勝手に意味を汲んでるだけだ」
縁田 波瑠緒:「シンくんはそれでいいんですよ」
縁田 波瑠緒:「私には私の所見があり……スタイルがある、そういうこと」
都島シンヴァツ:「はいはい。ご承知おきますよっと」
都島シンヴァツ:「じゃあそっちは任せるぜ。電気信号が無くなったら、俺には辿れねえ」
縁田 波瑠緒:「……まあ。手が届くところまでは」
都島シンヴァツ:「そりゃ強欲なこって。いいね」
夢前夜見:「では私も、口なき死人の口寄せと参りましょう」
夢前夜見:「SSSは聞いての通りですが、私共は働き者ですからね」
夢前夜見:「一切の出し惜しみなく、詰めへ向かいましょう」
夢前夜見:近くの建物の軒先に、下りた監視カメラを見つめながら。

RL:─キミたちが目的を果たすべく、行くべき場所へと向かった後。
ゲオルグ:「………………」
ゲオルグ:「聞こえてんだなあ、これが」
ゲオルグ:《黄泉還り》

RL:シーンエンド

■リサーチ3


RL:シーンプレイヤー:縁田 波瑠緒
RL:全員登場済み

RL:縁田さん以外は、最初に登場失敗での手札回しが可能です。
夢前夜見:なしで!
都島シンヴァツ:一応しようかな
どどんとふ:都島シンヴァツがカードを公開しました。「ダイアの5」
どどんとふ:都島シンヴァツが「ダイアの5」を捨てました。
どどんとふ:都島シンヴァツが「」の山札からカードを引きました。
RL:は、では、改めて残り2項目の提示!

RL:【SSSへの賄賂】<社会:N◎VA、ストリート、警察>12
RL:【監視カメラの映像】<社会:N◎VA、テクノロジー> 7、11、15

RL:これまでと同じく、リサーチ項目が増えた場合、手番が残っているキャストがこのシーンでリサーチ可能です。
夢前夜見:では参ります。
夢前夜見:【監視カメラの映像】7、11、15を<社会:テクノロジー>で判定。カードはJ、理性8で達成値18。
どどんとふ:夢前夜見がカードを公開しました。「スペードのJ」
どどんとふ:夢前夜見が「スペードのJ」を捨てました。
どどんとふ:夢前夜見が「」の山札からカードを引きました。
都島シンヴァツ:【SSSへの賄賂】12を<社会:ストリート>で。
どどんとふ:都島シンヴァツがカードを公開しました。「ハートの8」
都島シンヴァツ:生命5+カード8の13。
どどんとふ:都島シンヴァツが「ハートの8」を捨てました。
どどんとふ:都島シンヴァツが「」の山札からカードを引きました。
RL:OK,では!

RL:【SSSへの賄賂】<社会:N◎VA、ストリート、警察>12
RL:12 賄賂を送っているのは、【ファルケ・シュレーゲル】という名のエグゼクだ。

RL:【監視カメラの映像】<社会:N◎VA、テクノロジー> 7、11、15
RL: 7 事件現場の近くの監視カメラは全て破壊されていた。データの復元は不可能だ。
RL:11 監視カメラが破壊される直前に、キックスがウェブにアクセスし、どこかに動画を転送したようだ。
RL:15 動画の転送先アドレスは、【ソニア】という少女だ。
RL:   →【転送されたデータ】<社会:N◎VA、警察、テクノロジー><電脳> 12、15

RL:リサーチ項目がひとつ増えましたが、これのリサーチは今しても、次に伸ばしてもOK!
縁田 波瑠緒:では【転送されたデータ】について〈社会:テクノロジー〉で山札から引きます。
縁田 波瑠緒:うおー
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「」の山札からカードを引いて公開しました。「スペードの2」
縁田 波瑠緒:あっ、スートは合った、えーと
縁田 波瑠緒:理性5+カード2+《事情通》2+NIK鑑札1
縁田 波瑠緒:10!だめ!
RL:まさかの成立!ちなみに報酬点は…2か!
RL:では、項目ひとつは次に持ち越し!
縁田 波瑠緒:それがあった
RL:おっと、投入するのもOKです。
縁田 波瑠緒:いやでも次15開けられるなら同じですし……
縁田 波瑠緒:なしで!
RL:はあい!

RL:─N◎VAアサクサ、甘味処「綾辻」。
牧野かおり:「はぁい、おまちどうさま!ご注文の品はこれで全部かな。じゃあ、ごゆっくり!」
RL:店の和菓子職人兼看板娘でもある女性が、キミたちが座る卓に、それぞれの注文の品を置き、また仕事に戻ってゆきます。
縁田 波瑠緒:「いただきます」手を合わせてお辞儀。
縁田 波瑠緒:目の前にはぷるんとした白玉。あんこもたっぷり。
夢前夜見:「んむんむ……頭脳労働の後は甘いものに限りますねえ」
夢前夜見:さくらもちを頬張る。ちょっと詰め込みすぎたきらいも。
縁田 波瑠緒:「わあ美味しい。味覚があって良かったなあ」もぐもぐ。
縁田 波瑠緒:不定形のヒルコではあるが、五感は備えている。定型の者と同じかは定かではない。
都島シンヴァツ:「こういうの好きだよなあ」
都島シンヴァツ:そう言いながらも、自分の前には吹き寄せの器が。
縁田 波瑠緒:「ぷるぷるとかもちもちは好きですよ」
縁田 波瑠緒:共食いっぽいと思わないでもない。
都島シンヴァツ:煎餅に、金平糖に、落雁に。大量に詰め込まれている。
都島シンヴァツ:「お肌の秘訣って?」
縁田 波瑠緒:「え」
縁田 波瑠緒:「う、うーん。早寝早起き……?」
縁田 波瑠緒:「あ、あと水分補給ですね。干菓子ばっかりじゃなくてお茶も飲みなさい」
夢前夜見:「ふふっ、通じてない」
都島シンヴァツ:「こういうとこあるんだよなあハルくん」
夢前夜見:「縁田さんのお肌を見ていたら、白玉にも興味が湧きました」
夢前夜見:「少し交換しませんか?」
縁田 波瑠緒:「えっえっ」きょとんとしている。
縁田 波瑠緒:「ああ、いいですよ。交換交換」白玉を少しよそう。
夢前夜見:「ありがとうございます…あむ」少し身を乗り出して、口で受け取る。はしたないことだ。
夢前夜見:「む」すすっとさくらもちを口元へ。
縁田 波瑠緒:「はい、あーん」動じずに。
縁田 波瑠緒:もふ、とさくらもちを受け取る。
夢前夜見:ちゅるりと口に。
都島シンヴァツ:「餌付けかよ」
縁田 波瑠緒:「ふむ。いけますね、こちらも」もぐもぐ。
縁田 波瑠緒:「シンくんもいかがですか?」にっこりとしながら。
都島シンヴァツ:「貰えるもんは貰っときたいな」
夢前夜見:「実弾もたくさんあるようですしね」
縁田 波瑠緒:「じゃあ、はい。召し上がれ」再度白玉をよそって差し出す。
夢前夜見:にこにこ笑いながらさくらもちを差し出す。
都島シンヴァツ:「サンキュ……あ、これ俺も餌付けされるやつか?」
縁田 波瑠緒:「そうですよー」
夢前夜見:「髪色と愛嬌はちょっと小鳥みたいかもしれませんね」
縁田 波瑠緒:「カナリヤかな?」もちろん本物を見たことはないが。
都島シンヴァツ:「姐さんはともかく、ハルちゃんのほうが良かったなあ」そのまま口で受け取る。
縁田 波瑠緒:「……どっちだって同じでしょうに、わからないなあ」
都島シンヴァツ:「先にくたばりゃ危険かは分かるもんな。うわやわらけ……」
縁田 波瑠緒:「じゃあ、次はそっちでね」
都島シンヴァツ:「気分の問題だよ。目で味わうって言うだろ?」
縁田 波瑠緒:「あいにく細目なもので……」
都島シンヴァツ:「味が同じでも、器や雰囲気で全然違く感じるもんなの」
夢前夜見:「自分に合わせて何かしてもらう、というのも気分の良いものでしょうしね」
縁田 波瑠緒:「なるほどね」手元の器を見ながら。白玉の色が映える濃色。
縁田 波瑠緒:「できれば美味しく味わってもらいたいものですしね」少しおかしくなって笑う。
都島シンヴァツ:「同じ饅頭でもさ」
都島シンヴァツ:「ファルケ発SSS着のじゃ旨くは感じねえだろ」
都島シンヴァツ:「そいつは黄金のを隠すためだけの用途だ」
縁田 波瑠緒:「甘い汁は吸った人がいるみたいですが」
縁田 波瑠緒:「まあ、今回突っ込むべきはそちらではないのでしょうね」
都島シンヴァツ:「ああ。それで済んだと甘く見てるほうさ」
夢前夜見:「では、なにかお土産を買って向かいましょうか」
縁田 波瑠緒:「そうですね、それがいい」
夢前夜見:「こちらも見せていただく以上、心づけ……という言葉は、少し物的な印象ですが」
夢前夜見:「心を尽くすに越したことはありません。そうすべきでしょう」
都島シンヴァツ:「何。餌付けだよ」
都島シンヴァツ:「青い鳥へのな」
縁田 波瑠緒:「幸せが来るといいんですが」
縁田 波瑠緒:「多分それ、一番のお肌の秘訣だと思うんですよね」ほっぺたを軽くつまんで伸ばす。人としておかしくない程度に。

RL:シーンエンド

RL:舞台裏、なし!

■イベント4:真実の在処


RL:シーンプレイヤー:都島 シンヴァツ
RL:全員登場

RL:では、イベントシーンとしては少し変則ですが、まずは登場失敗の手札回しの有無、そしてリサーチといこうかと。
縁田 波瑠緒:なしで!
夢前夜見:なし!
RL:押忍、では…!

RL:【転送されたデータ】<社会:N◎VA、警察、テクノロジー><電脳> 12、15
RL: 
RL:残る項目はこちら!
夢前夜見:では開けましょう
夢前夜見:【転送されたデータ】12、15を<電脳>で判定。カードの6+理性8+報酬点1で達成値15。
どどんとふ:夢前夜見がカードを公開しました。「スペードの6」
どどんとふ:夢前夜見が「スペードの6」を捨てました。
どどんとふ:夢前夜見が「スペードの2」を捨てました。
どどんとふ:夢前夜見が「」の山札からカードを引きました。
RL:OK…!では開示!

RL:【転送されたデータ】<社会:N◎VA、警察、テクノロジー><電脳> 12、15
RL:12 キックスが転送したデータは、ソニアにイヤリングに隠された記憶素子の中にある。
RL:15 とても強固なプロテクトが施されている。解除には、優れたニューロの力が必要だろう。
RL:   あるいは、技術という枠組みから外れた、電子の流れを直接操作するような業が。
RL:   (プロテクトは、キックスの《電脳神》で用意された、データのないアウトフィットとして扱います。)

RL:以上です。

RL:─イエローエリア、縁田波瑠緒の自宅兼事務所。
RL:今回の件のはじまりの場所、そのひとつであるここで、キミたちは。
ソニア:「……!?……!!」
RL:テーブルの上に広げられた甘味類を夢中で頬張る少女と対面しています。
ソニア:「何これ、何これおいしい……!」
夢前夜見:「それは何よりです」にこにこと微笑む。
縁田 波瑠緒:「喉が渇きますから、お茶も召し上がれ」合わせて緑茶も買ってきてお出しした。
縁田 波瑠緒:カップは紅茶のものしかないので、いささか珍妙ではあるが。
都島シンヴァツ:「どうだー美味いか?どんどん食え食え」
縁田 波瑠緒:もちろん人数分用意してある。
夢前夜見:「ごゆっくりどうぞ。喉に詰まらせてはいけませんからね」
都島シンヴァツ:「頭に糖を入れて身体に肉をつけろよー」
縁田 波瑠緒:「言い方」
ソニア:「むう、なんだかちょっとバカにされてる感じがする…!」
RL:と若干むくれつつも。菓子の甘味を、緑茶の渋みを、そしてキミたちとの会話を、しばし楽しんで。
RL:----------
ソニア:「……イヤリング?兄貴からもらった、これ……?」
RL:そのイヤリングに大事なものが入っている。そんな話をキミたちから聞くと、少し不安そうに、ではありますが。
RL:耳からイヤリングを外し、掌に載せてまじまじと見つめます。
都島シンヴァツ:「あいつが贈るにしては洒落すぎてるんだよな、それ」
縁田 波瑠緒:「まあ、ずいぶん大人っぽいとは思いましたが」
夢前夜見:「いずれぴったりになるでしょう」
ソニア:「そりゃ……うん、兄貴はなんというか……こういうのには疎い人だけどさ」
縁田 波瑠緒:「差し支えなければ、一度我々に見せてはいただけませんか?」ぐっとかがんで。
縁田 波瑠緒:「大丈夫、きちんとお返ししますから」
RL:「…………」
RL:躊躇は、ほんの少しだけ。
ソニア:「うん。……兄貴も、縁田さんたちなら大丈夫だって言ってくれるだろうから」
RL:ぎゅ、と一度イヤリングを強く握ってから。縁田さんへと、そっと手渡します。
縁田 波瑠緒:「ありがとうございます」優しい手つきで受け取る。
縁田 波瑠緒:「さて、こちらの中の素子、ですが……」
縁田 波瑠緒:二人を交互に見る。自分にはニューロとしての心得はない。
夢前夜見:「それでは2秒ばかり頂ければ」
夢前夜見:持ち込んだアタッシュケースの中から、立体モニターを伴ったデッキが。
夢前夜見:チップを受け取り走査すること2秒……1分……たくさん……
夢前夜見:「あーこれ駄目な奴ですね」
縁田 波瑠緒:「駄目な奴ですかー」
夢前夜見:「お兄様、ばっちりスタイルを全うされたようで」
夢前夜見:「片手間の私では、相応の準備が無ければセキュリティを突破できませんね」
縁田 波瑠緒:「信頼できる有能なニューロの伝手、あまりないのですよね……」
都島シンヴァツ:「ははは。じゃあ乗り込むか」
縁田 波瑠緒:「おや」
縁田 波瑠緒:「シンくん、テックに詳しかったですっけ?」
都島シンヴァツ:「いや全然?」
縁田 波瑠緒:「あれー」
ソニア:「えっ、えっ……?」
夢前夜見:「むむっ」
夢前夜見:制御判定。カードは4+感情1+で達成値5、目標値11で成功。
RL:3人のやりとりを、不安そうに見ています。
どどんとふ:夢前夜見がカードを公開しました。「クラブの4」
どどんとふ:夢前夜見が「クラブの4」を捨てました。
どどんとふ:夢前夜見が「」の山札からカードを引きました。
夢前夜見:「……まあ、良いでしょう。お手並み拝見です」
都島シンヴァツ:「俺が詳しいのはさ」モニターに手を突っ込む。
都島シンヴァツ:《天変地異》を宣言します。
都島シンヴァツ:「雷だ」プロテクトを破壊。
RL:は、どうぞ!RL側からの対抗はありません。アウトフィットの破壊により、《電脳神》による隠匿が打ち消されます。
都島シンヴァツ:─都島シンヴァツは、テクノロジーへの心得があるわけではない。
都島シンヴァツ:──ただ、それが作り出している世界を知覚できる。
都島シンヴァツ:──この世の物理法則を知悉しなくとも、遍く生命がこの星で生きられるように。
都島シンヴァツ:──電子の海の中。堅固にそびえ立つ壁。
都島シンヴァツ:──それの真上。暗雲を突き破って伸びる巨大な手。
都島シンヴァツ:──その手が人差し指を突き出すように構えて。
RL:生まれながらの、雷の申し子。そんな誰かが侵入してくるのを、予め想定していたかのように。
キックス:──そう、こっちだ。
RL:壁の上に立つ誰かが、空を見上げて。
都島シンヴァツ:─「雷を止めることは出来ないが、誘導することは出来る」
都島シンヴァツ:──それが世界であるのならば、そこに鳴神は舞い降りる。
都島シンヴァツ:「BANG!」
都島シンヴァツ:そう声を上げて、手を引き抜いた。
都島シンヴァツ:あの世界(かべ)はもう存在しないからだ。
都島シンヴァツ:存在しない世界には入れない。
都島シンヴァツ:「悪いね、姐さん」
都島シンヴァツ:「お手並みは見えなかったろ。結果だけで許してくれない?」
夢前夜見:「……もちろん構いませんとも」
夢前夜見:「そのユニークさを買って、真っ先に声をかけたのが私です」
縁田 波瑠緒:「相変わらずシンくんは、見えないところで活躍していますねえ」
縁田 波瑠緒:「拍手だけ、贈らせてください」ぱちぱち、と。
RL:展開されていた立体モニターのひとつに、ジジ、とノイズが奔り。イヤリングの記憶素子から吸いだされた映像が、表示されます。
都島シンヴァツ:「ああ。貰えるものは貰うさ」
RL:画面には、「No image」の文字。これは、誰かが残した、最後の音声データです。
RL: 
キックス:「……このメッセージが聞かれている頃には、僕はもう死んでしまっていると思う」
キックス:「これを聞いているあなたは、僕以上に腕利きのニューロだろうか。それとも、僕がこれを託したいと思った友人だろうか」
キックス:「……できれば、君であると嬉しい。そうでないなら、ビッグ・マムの店で、都島という男を探して、伝えてほしい」
キックス:ごぼり、と。何かどろりとした液体を吐き出す音と、苦しそうに咳込む音が挟まって。
キックス:「やっぱり、ドラッグはロクなものじゃない。あれが、全てを狂わせてしまったんだ」
キックス:「……僕たちは、危険なドラッグが放置されていると知って、それを確保して処分しようとした」
キックス:「犯罪組織と製造企業の取引が、土壇場で破綻したらしい。ともかく、僕らはそれを見つけて……」
キックス:「もちろん、僕はすぐに処分しようとした。みんなも、それに賛成してくれた。ただ、ホークだけは……」
キックス:「これは金になる。金があれば、今以上にやれることが増える。だから処分せずに売り払おう、と言ったんだ」
キックス:「僕たちは言い争った。そして、ホークがみんなを撃ち殺して……僕もいま、こうして、死にかけている」
キックス:「……ホークには才能がある。ストリートから抜け出して、昇って行く力が。もしも……」
キックス:「もしも、ホークが改心して、自力で這い上がろうとしているなら、あいつを見守ってほしい。このデータも破棄してくれて構わない」
キックス:「けれど……あいつがドラッグを使って、ストリートを食い物にしているなら。それを続けるのなら。あいつを、止めてくれ」
キックス:「……真実は、"沈黙の音"のようなものだ。誰もが本気で探そうとはしない。けれど、僕は信じている」
キックス:「この街には、真実を見つけられる誰かが、きっといるんだと」
キックス:沈黙。呼吸器官以外のどこかから、空気と血液が漏れる音。少しの間、それが続いて。
キックス:「……最後に。ソニアに伝えてくれ。君は、僕の大事な、自慢の妹だ。……ずっと、見守っている」

RL:絞り出すような声で、そう告げたあと。長く、長く無音の時間が続いて。
RL:装着者の死と同時に、IANUSが、そして録音が停止。データは、そこで途切れます。
RL:キックスのメッセージを聞いたソニアは、しばらくの間、何も言いませんでした。しかし。
ソニア:「……兄貴が、やっぱりハメられたんだ、っていうのは、わかった。ほんとに、兄貴は最後まで……」
ソニア:「……でも、あたし。……本当のことを知ってる奴が黙ったままっていうのは、嫌だ」
RL:それは、多分に強がりでもありますが。紛れもなく、少女の、ほんとうの望みでもありました。
縁田 波瑠緒:「……それが、『あなたの求める真実』ですか」
縁田 波瑠緒:「それなら、依頼には応えないとね」優しい声で。
ソニア:「うん。……縁田さん。お願いだ。だんまりを決め込んだホークの野郎から、本当のことを」
ソニア:「あいつの、"沈黙の声"ってやつを、聞き出してほしい」
縁田 波瑠緒:「承りました」
縁田 波瑠緒:自分がもし、『真実を見つけられる誰か』になれるのであれば。
縁田 波瑠緒:最後まで善良で優しかった兄に、その真実を求める妹に応えられるのであれば。
縁田 波瑠緒:そうすればきっと、自分は探偵という生き方を、きちんと肯定ができるような気がする。
RL:─全ての情報が統合されたことにより、ファルケとホークが同一人物であることと、ファルケが今後取り得る行動について確信が得られました。
RL:【ファルケの居場所】
RL:ファルケはタタラ街のふ頭へ向かったらしい。その付近にはファルケ名義の倉庫がいくつもある。
RL:自分が追われていることを悟り、証拠を隠滅するつもりだろう。
RL:(ファルケの居場所のアドレスを入手しました。)

縁田 波瑠緒:疲労しただろうソニアには休憩をしてもらい、代わりに都島さんの方に近づく。
縁田 波瑠緒:「シンくん、ちょっとお願いが」
都島シンヴァツ:「ん?何だい」
縁田 波瑠緒:「……キックスくんの画像、持っていませんか?」
縁田 波瑠緒:「残っていたら、見てみたくて。私、彼の声しか知らないので」
都島シンヴァツ:「ん、ああ。見るかい」そう言って画像を見せる。
都島シンヴァツ:何処かの酒場でしこたま酔っている時の写真だろう。
都島シンヴァツ:威厳も何もあったものではない。
縁田 波瑠緒:閉じた目を向けて、じっとその画像を見つめる。
都島シンヴァツ:「こんくらいしかねえけどそれでいい?」
縁田 波瑠緒:「ええ、十分です。どんな人だったのか、知りたかったので」
縁田 波瑠緒:「声と合わせて、なんとなく想像がつきました」
縁田 波瑠緒:「合わせなくても、底抜けに善い人だったのだな、とはわかりましたけどね」
都島シンヴァツ:「そいつが分かるなら上出来だ」
縁田 波瑠緒:そういう人は、きっと、そのままではこうやって食い物にされてしまうのだ。この街では。
縁田 波瑠緒:「いいお友達だったみたいで」
縁田 波瑠緒:いつもの穏やかな笑顔のまま。
都島シンヴァツ:「……まあな」
都島シンヴァツ:「ま、だからさ、俺は」
都島シンヴァツ:「これ以上減らすのもなあって思ってるんだよね」
都島シンヴァツ:「その辺よろしく頼むぜ?」
縁田 波瑠緒:「もちろんですとも」
夢前夜見:「それでは面通しも相成ったことです」ぽん、と大げさに手を打つ。
夢前夜見:「我らが怨敵と顔合わせと参りましょう」
縁田 波瑠緒:「ええ、了解です」静かに、だがしっかりと頷く。
都島シンヴァツ:「了解っと」あくまでその口ぶりは軽く。
夢前夜見:「彼の御仁の仮面が砕け散る音、如何なるものか私は楽しみですよ」
夢前夜見:余裕をもって淡々と、業務用の面相(スタイル)で準備に取り掛かる。

RL:シーンエンド

■クライマックス:Break the Silence


RL:全員登場済み

RL:キミたちがタタラ街のふ頭へ踏み込めば、そこには。慌ただしく、ドラッグらしき荷物を船に積み込む男達と。
RL:そして、その中心に。
ファルケ:「……おや」
RL:わざとらしく、これは驚いた、とばかりに目を開き、そして細める青年と。
ゲオルグ:「言ったでしょう。あいつらは絶対来るってね」
RL:ストリートで相対した時と同じく、斬魔刀を担いだ男の姿がありました。
都島シンヴァツ:「ありゃ」
縁田 波瑠緒:「おや、ご健勝で何より」表情を動かさずに。
夢前夜見:「ご無沙汰しております」にこにこと。
ファルケ:「これはこれは。……ええ、話はゲオルグから聞いておりますとも」
ファルケ:「私を追っている、という方々ですね。……ええ、ですが、皆さんは何か誤解しておられるようだ」
夢前夜見:「やや、どのような弁解を御用意しておいでですか?ファルケ氏」
ファルケ:「仕事で関わりのある方から、持ち主がおらず放置されている、危険なドラッグがありましてね。それを、こうして」
RL:キミたちが現れたことで積み込みは中断されていますが、ふ頭に浮かぶ船を指さして。
ファルケ:「この街から持ち出し、処分しようとしているところです。……弁解などではありませんよ。これは、真実ですとも」
RL:実際、対外的にはそうなっているのでしょう。これは、各所からの許可を得た、合法的な行為である、と。
RL:─《不可触》による、真実の隠蔽です。
夢前夜見:「なるほどなるほど、真実ですか。大変麗しき言葉かと」
都島シンヴァツ:「さて、どうする?俺は別に、このままやってもいいけど」
都島シンヴァツ:「姐さんは拙いか」
夢前夜見:「いえ、整った心地よい響きであると存じますが……」
縁田 波瑠緒:「ソニアさんが望んでいた真実は、違っていましたね」
夢前夜見:「この場合は専門家にお任せしましょう」一歩下がり、縁田さんを見つめる。
縁田 波瑠緒:「ありがとうございます。少しお時間を拝借」こちらは一歩前に出る。
縁田 波瑠緒:神業《真実》を宣言します。隠蔽された真実を明らかにします。
RL:OK,打ち消しはありません!
縁田 波瑠緒:すっ、と人差し指を立て、ファルケ向けて突きつける。
縁田 波瑠緒:「……あとはよろしくお願いします。あと、嫌わないでくださいね」二人に。
縁田 波瑠緒:次の瞬間、ぐにゃり、と顔があり得ない歪み方をした。
縁田 波瑠緒:本来は不定形のヒルコである縁田波瑠緒は、常に仮面を被って生きている。
縁田 波瑠緒:探偵として、男として、女として、人間として。そうでないと生きてはいけなかった。
縁田 波瑠緒:そうして、今またひとつ、新しい仮面を作る。
縁田 波瑠緒:とぷん、と水に溶けるように顔が消える。少し伸ばした髪がうねるように長さと色を変える。
縁田 波瑠緒:次の瞬間、そこにはファルケと、そして都島シンヴァツにとって見覚えのあるであろう青年が立っている。
縁田 波瑠緒:キックス。先ほど見せてもらった画像からどうにか再現した顔だ。
縁田 波瑠緒:多少曖昧でも、感情を励起するほどに似ていればいい。声は再現できないが、かえって言葉は発しない方がいい。
縁田 波瑠緒:都島シンヴァツの言った通り、『死者は何も喋らない』のかもしれない。だが。
縁田 波瑠緒:意味を汲んでしまうのが、生きた人間だ。
縁田 波瑠緒:真実は"沈黙の音"。それを見つけ出す者として見込んでくれた兄妹に応えたい。だから。
縁田 波瑠緒:(……私は今、ほんの少しだけ、ただ生きるための方法だったこの仕事が)
縁田 波瑠緒:(この仮面が、生き方が、運命が)
縁田 波瑠緒:(真実を探すという在り方が)
縁田 波瑠緒:(好きになれるような、そんな気がするんですよ)
縁田 波瑠緒:『   』
縁田 波瑠緒:唇だけを動かす。ホーク、と真実の名を呼ぶ。
縁田 波瑠緒:さらに一歩進み出る。声なき声は、罪を抱える者の耳と、心臓を打つだろう。
ファルケ:「…………」
RL:人に取り入ることに長けた、柔和なエグゼクの顔が。
ファルケ:「……くそッ、またテメェか!ここ一年、思い出すこともなかったってのによ!」
RL:高みへ昇ることだけを追い求めていたレッガーのそれに変わる。
縁田 波瑠緒:キックスの顔のまま、その様子をじっと見ている。
ファルケ:「信頼だの!誰かを守るだの!くだらねぇことばかり言いやがってよ!俺は、俺は!」
ファルケ:「そんなテメェの面が大ッ嫌いだった!だから、ぶっ殺してやった時は……ああ、そうさ!最高の気分だった!」
縁田 波瑠緒:視線だけで人は殺せなくとも、心を暴くことはできる。
縁田 波瑠緒:そして、またずるり、と顔が溶けて、目を閉じたままの顔に戻る。
縁田 波瑠緒:「……いかがでしたか、夢前さん?」後ろを振り向き。
夢前夜見:「ええ、わたくしは千早の斥候、娘、使いにして弾丸なれば」
縁田 波瑠緒:その顔はほんの少しだけ以前と造りが違ってはいたが、誤差の範囲だ。
夢前夜見:「仕込みは万全、この耳が捉えた音は2秒でオフィスに届きました」
夢前夜見:映像記録は送っていない。映らぬように下がろうとも、私の友人が好まないので。
ファルケ:「……ああ、そうかい。疑われてんのは百も承知さ。けどな」
RL:そのブラフに引っ掛かったのか、敢えて乗ったのか。それすら読み取らせないほどに、ペルソナは凶悪に歪んで。
ファルケ:「ひっくり返す手段はいくつもある。……それが、俺がキックスを殺してから得た、ストリートじゃ手に入らない力、ってやつだ!」
ファルケ:「やるぞ。ゲオルグ。……二度目は許さん」
ゲオルグ:「へいへい。……とまあ、そんなワケだ。お前さんらに恨みは無いが。……いやすまん、一回殺された分はあるな!」
RL:二人の男が、それぞれの得物……アサルトライフルと刀を手に、キミたちに視線を据えます。
夢前夜見:「それは恐ろしい。此度はきっちり冥土まで」へらりと笑い、背筋をぴんと伸ばす。
縁田 波瑠緒:「ひっくり返したところで」
縁田 波瑠緒:「亡霊は何度もあなたを苛みますよ」
都島シンヴァツ:「そりゃ可哀想だろ」
都島シンヴァツ:「一発で勘弁してやらなきゃだ」
都島シンヴァツ:「桑の原は此処にはないぜ?さあ、お前たちは何に許しを請う!」
ファルケ:「……ハ。許しを請う必要など、俺には」
ファルケ:「何も、無い!」
RL:それは、一年前に誰かが望んだものとは。改心して、自力で歩む男の姿とは。
RL:まるで、真逆の─。

RL:では、カット進行に移りましょう!

RL:敵ゲストはファルケとゲオルグの2体。エンゲージは別個。
RL:ファルケが最奥、そこから近距離にゲオルグ。
RL:キャストは、「ゲオルグから近~中」までの距離に配置してください。エンゲージは別でOK
夢前夜見:ゲオルグから中に行きます。
縁田 波瑠緒:ゲオルグから近で
都島シンヴァツ:ゲオルグ近へ。
RL:OK、では…!
RL:カット進行を開始します!

RL:■セットアップ
縁田 波瑠緒:《閃鋼》使用。シーン間CS+6。
都島シンヴァツ:なし
ゲオルグ:<縮地>。カット終了まで、「カードの点数」分、CSを上昇させます。
夢前夜見:<製作:武器><実験体><仕込武器>で判定。カード7+生命6で達成値13、目標値10で成功。
どどんとふ:夢前夜見がカードを公開しました。「ハートの7」
どどんとふ:夢前夜見が「ハートの7」を捨てました。
どどんとふ:夢前夜見が「」の山札からカードを引きました。
夢前夜見:武器ソリッドファントムを装備、シーン終了まで理性+2、その結果CS+1.
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「ハートのA」
ゲオルグ:Aなので11と見なして、CS20へ。
どどんとふ:RLが「ハートのA」を捨てました。
どどんとふ:RLが「」の山札からカードを引きました。
RL:では、これ以上なければCS順に!

RL:まずはゲオルグ!
RL:ムーブ、縁田さん、都島くんのエンゲージへ移動。
RL:マイナー、なし。
RL:メジャー、<白兵><修羅>で縁田くんを攻撃!
RL:斬魔刀による白兵攻撃、<居合い>で達成値+4、攻撃力:S+4、与ダメージ+差分値
縁田 波瑠緒:ぐええ
RL:表示されぬ…!カードはH4!
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「ハートの4」
RL:あ、出た。というわけで。
RL:生命9+特技4=13+H4=達成値17!生命制御値は抜いた!
どどんとふ:RLが「ハートの4」を捨てました。
どどんとふ:RLが「」の山札からカードを引きました。
縁田 波瑠緒:回避します
RL:ドーゾ!
どどんとふ:縁田 波瑠緒がカードを公開しました。「クラブの10」
縁田 波瑠緒:感情7+カード10で17
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「クラブの10」を捨てました。
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「」の山札からカードを引きました。
RL:ぐえっ、同値!?
RL:受動優先で回避…成功!
縁田 波瑠緒:やったね
ゲオルグ:「シャァッ!」
RL:距離そのものを縮めたような、音速の踏み込み!一閃が縁田さんを断ち斬らんと迫る!
縁田 波瑠緒:刀が振られた瞬間。
縁田 波瑠緒:にゅるり。
縁田 波瑠緒:身体が不自然に柔らかく曲がり、刃を避ける。
縁田 波瑠緒:「失礼。少々柔軟に過ぎました」
ゲオルグ:「くそ、水を斬ったみてぇな手応えだな!いいぞ、そういう奴ほど斬りがいがある!」
縁田 波瑠緒:「斬られがいはないので、他を当たっていただけると……」
RL:では、続いて…縁田さん!
縁田 波瑠緒:はい!
縁田 波瑠緒:ムーブはできないのでなし
縁田 波瑠緒:マイナー、《辰刃》使用。メインプロセスの白兵達成値+1。
縁田 波瑠緒:メジャー、〈白兵〉《触手》《徹し》でゲオルグに攻撃。スートはクラブ。
どどんとふ:縁田 波瑠緒がカードを公開しました。「クラブのJ」
縁田 波瑠緒:感情7+カード10+探偵の相棒3+辰刃1で達成値21。
RL:うげえ!?
RL:あっ
RL:回避に使える手札がない!
RL:レッツ山引き!スペードかハートなら成立!
どどんとふ:RLが「」の山札からカードを引いて公開しました。「クラブの8」
どどんとふ:RLが「クラブの8」を捨てました。
RL:失敗!ダメージカードの提示をお願いします!
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「クラブのJ」を捨てました。
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:RLが「裏向きの札」を捨てました。
どどんとふ:「RL」が捨て札から「ハートのJ」を引き戻しました。
どどんとふ:縁田 波瑠緒がカードを公開しました。「ハートのJ」
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「ハートのJ」を捨てました。
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「」の山札からカードを引きました。
縁田 波瑠緒:ダメージはX属性で武器5+カード10の合計15。アウトフィットをひとつ捕縛。
RL:またいいところに放り込んでくる…!
ゲオルグ:<金剛>!カードは…
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「クラブの6」
どどんとふ:RLが「クラブの6」を捨てました。
どどんとふ:RLが「」の山札からカードを引きました。
ゲオルグ:6減らしてチャート9!酩酊(小)!
ゲオルグ:そして刀が捕縛されました。チクショウ!
縁田 波瑠緒:いえーい
RL:では演出どうぞ!
縁田 波瑠緒:避けたところから、再び腕が伸びる。先の戦いの時ほどではないが。
縁田 波瑠緒:ぬるり、と隙をついて刀を狙う!
ゲオルグ:「うおッ!?」
縁田 波瑠緒:二度目だ、向こうも予測はしているだろう。
縁田 波瑠緒:だから、もう片方の腕を、再度。
ゲオルグ:絡め取られた得物を、即座に奪い返そうとした意志は。
ゲオルグ:逆側から伸びた拳が、頭を掠めて。揺れに揺れた三半規管が、抗う力を阻害する。
縁田 波瑠緒:「駄目ですよ」くすりと笑って、刀を投げると手を引き戻す。
RL:では、続いて…キャストゲストが同値!キャストからいきましょうか。
夢前夜見:いえ、実験パワーでCSが1上がっております
RL:Oh!
RL:なるほど、では夢前さんからだ!
夢前夜見:マイナーでアサルトナーブス使用。メインプロセス中に与える肉体ダメージ+2.
夢前夜見:メジャー、<射撃><貫きの矢><葉隠>でファルケを攻撃。
夢前夜見:ソリッドファントムによる物理攻撃、<クイックドロー>で達成値+3カード10+理性+10で達成値23。
どどんとふ:夢前夜見がカードを公開しました。「スペードのK」
どどんとふ:夢前夜見が「スペードのK」を捨てました。
どどんとふ:夢前夜見が「」の山札からカードを引きました。
RL:つよい!
ファルケ:回避を試みて、達成値は…
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「ダイアの8」
ファルケ:外界7+D8=15
ファルケ:差分値8!
どどんとふ:RLが「ダイアの8」を捨てました。
どどんとふ:RLが「」の山札からカードを引きました。
夢前夜見:攻撃力:P+9+10+2+カードA=11でダメージ32、差分値により装甲を8無視。
どどんとふ:夢前夜見がカードを公開しました。「クラブのA」
どどんとふ:夢前夜見が「クラブのA」を捨てました。
どどんとふ:夢前夜見が「」の山札からカードを引きました。
RL:さんじうに。
夢前夜見:^^
RL:(にっこり)
RL:チャートは21をぶっちぎり!死!ゆえに!
ゲオルグ:《難攻不落》!
夢前夜見:こなくそ!
RL:演出をいただければと!
夢前夜見:「さてさて」アタッシュケースの取っ手を引く。
夢前夜見:すぐさま解体、変形、まるでCG合成のように組み変わった姿はスナイパーライフル。
夢前夜見:「こちらで貰いますね」戦闘用にチューンした神経を最大限に起動。
夢前夜見:高性能な改造聴覚を以て標的の心音、サイバネの駆動音を正確に把握し
夢前夜見: BLAM! 金属性の猟犬を解き放つ!
RL:標的に向けて放たれた、その牙を。
ゲオルグ:「……ふんッ!!」
RL:瞬きひとつにも満たない、発射から着弾までの時間。その僅かな間に。
ゲオルグ:「……まぁ、護衛って瞑目なんでな。これくらいはやらなきゃいけねぇってことさ」
RL:射線上に割り込んだ手が、横から、銃弾を"掴み取った"。
夢前夜見:「……いやはや殆ど剣豪ですね。転職する気はありませんか?」
夢前夜見:「サムライ稼業、楽しいですよ?」
ゲオルグ:「サムライよりも、ローニンでありてぇのさ。そうすりゃあ、思いもよらぬところで、強い奴に会える」
ゲオルグ:「ちょうど、今みてぇにな!」
都島シンヴァツ:ムーヴで近距離まで下がって、<射撃>《電磁(正)》でゲオルグを攻撃。
どどんとふ:都島シンヴァツがカードを公開しました。「ハートのK」
RL:は、OK!ゲオルグは妨害しません。(戦うのが好きなので)(あと《死の舞踏》の射程内なので)
都島シンヴァツ:生命5+カード10+修正9で達成値24。
どどんとふ:都島シンヴァツが「ハートのK」を捨てました。
どどんとふ:都島シンヴァツが「」の山札からカードを引きました。
RL:修正が…えぐい!
ゲオルグ:リアクション!回避!
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「ハートの10」
ゲオルグ:生命9+H10=19,失敗!
どどんとふ:RLが「ハートの10」を捨てました。
どどんとふ:RLが「」の山札からカードを引きました。
都島シンヴァツ:ではダメージ!
どどんとふ:都島シンヴァツがカードを公開しました。「クラブの8」
都島シンヴァツ:修正14の武器7で、P+29です。
RL:…OK,それは紛れもなく死!ゆえに!
ゲオルグ:《死の舞踏》。対象は近距離にいる都島くん。
都島シンヴァツ:《脱出》で回避。
RL:は、妨害はありません!
RL:これ以上割り込みがなければ、都島くんからのダメージが適用されてゲオルグは「完全死亡」します。
都島シンヴァツ:じゃあ自分に割り込みましょう。《とどめの一撃》。
都島シンヴァツ:ゲオルグを更に先手でころすぞ
RL:OK,ではそれが通って…チャート21番、完全死亡でOK?
都島シンヴァツ:OKです!
RL:は、では、こちらから演出!その回避演出に続いて、そのまま《とどめの一撃》演出という感じで!
ゲオルグ:「……そこか!」
ゲオルグ:自分に向けられる殺意、敵意。そんな何かを読み取ったのか。キミが銃弾を放つ、それよりも一瞬早く。
ゲオルグ:先ほど掴み取った弾丸。それを指で弾く。まるで本物の銃から撃ち出されたように、それはキミへと一直線に……。
都島シンヴァツ:「雷つうのはさ、主神クラスの権能なわけ」声は上空から。
都島シンヴァツ:「天空神の権能も持ってないと締まらねえだろ?」彼の背には凧。既に高空へと飛び上がっており。
都島シンヴァツ:「それにさ」拳銃を構える。奇妙な装飾のついた、木製の銃。
都島シンヴァツ:「上から降るもんだろ。神雷は」銃弾を撃ち放つ。
都島シンヴァツ:それは精緻な軌道であるが、夢前夜見のそれと比べて優れるか、と言われれば、否。
都島シンヴァツ:彼の技量であれば、摘み取ることの出来るもの。
ゲオルグ:事実。表情は驚愕を示していたが、同時に。
ゲオルグ:「……面白ぇ!」
ゲオルグ:指弾を放っていない、空いた手を。天へと伸ばし─
都島シンヴァツ:伸ばした手に、先に到達するのは銃弾ではない。
都島シンヴァツ:銃を握らない、もう片手を振り終えている。
都島シンヴァツ:破滅的な音を響かせた、死の紫光が、銃弾よりも疾く。
都島シンヴァツ:ゲオルグの身体を焼き払う。
都島シンヴァツ:人の技巧の極地をあざ笑うかのような、天よりの絶命の雷撃。
ゲオルグ:天に向けて、届かぬ手を伸ばす。それは、古来から変わらぬ、人の業を示す姿であり。
ゲオルグ:辿る末路もまた、変わらぬもの。
ゲオルグ:閃光。轟音。命は一瞬で刈り取られ、しかして黒焦げの身体は、直立のまま。……その、額へ。
都島シンヴァツ:遅れて、銃弾が突き刺さり。
都島シンヴァツ:瞬間、再び轟音。焼け焦げた身体を、蒸発させるほどのエネルギーの奔流。
都島シンヴァツ:「悪いね。選択の余地はねえんだ」
都島シンヴァツ:「あるかもと思わせるだけで、動きが鈍るからな」
RL:2発目の銃弾が、内側から肉体を消し去って。
RL:ゲオルグがそこにいた痕跡は、もはや、探偵が奪った一振りの刀のみ。
都島シンヴァツ:凧を閉じて、ふわりと地上に降り立つ。
都島シンヴァツ:イオン化した空気を、バチバチとたなびかせたまま。
どどんとふ:都島シンヴァツが「クラブの8」を捨てました。
どどんとふ:都島シンヴァツが「」の山札からカードを引きました。
RL:では、続いて…ファルケの通常行動!
RL:マイナー:デッドポインター起動(直後の射撃判定達成値+1)
RL:メジャー:<射撃><イカサマ><貫きの矢><必殺の矢>、縁田さんを攻撃!
RL:風狼によるフルーオート射撃、達成値+3、攻撃力:P+8、与ダメージ+差分値、アーマーを差分値無視
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「スペードの7」
どどんとふ:RLが「スペードの7」を捨てました。
どどんとふ:RLが「」の山札からカードを引きました。
RL:理性6+特技3+装備1=10+S=17、制御値は抜いた!
縁田 波瑠緒:ぐぬぬ 回避します
どどんとふ:縁田 波瑠緒がカードを公開しました。「ダイアの3」
縁田 波瑠緒:スート合わず失敗
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「ダイアの3」を捨てました。
どどんとふ:縁田 波瑠緒が「」の山札からカードを引きました。
RL:では、ダメージ算出は……
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「クラブのK」
RL:差分値の追加ダメージとアーマー無視で、21は突破!
どどんとふ:RLが「クラブのK」を捨てました。
どどんとふ:RLが「」の山札からカードを引きました。
夢前夜見:《タイムリー》でその攻撃を無力化します。
RL:は、では攻撃演出から!続いて神業演出をお願いします!
ファルケ:「……また!お前は!俺を…!」
ファルケ:かつて、自分が手にかけた男。その姿をしていたキミへ。あるいは。
ファルケ:「俺の邪魔をするんじゃねぇ、キィィィィィックス!!」
ファルケ:キミではない誰かを幻視しながら。闇雲に見えて、その実、全ての弾丸が急所を狙う精緻な射撃。
縁田 波瑠緒:「……!」
縁田 波瑠緒:人の形をしていれば、通常は人と同じ弱点を持つのが道理。当たれば、そのまま命が危うい。
夢前夜見:「お取込みのところ失礼、お邪魔しますよ」
夢前夜見:二人の間に割って入る人影。対して大きいわけではない、しなやかな程度の、女のすがた。
夢前夜見:その実、神経加速・恐怖心の消失、急所を塞いだ内部装甲。
夢前夜見:自らが放つのと同様、致命の精密射撃。その身に受けて
夢前夜見:「縁田さんのお肌は、大切にしたいですからね」
縁田 波瑠緒:「……夢前さん」
夢前夜見:にこりと微笑みかけて。
縁田 波瑠緒:庇ってくれた仲間を呆然と見つめ。
縁田 波瑠緒:その笑みに向けて、礼を口にしようとした。
ファルケ:タン、と、あまりに軽い。弾倉に遺された最後の一発が、吐き出された音。
ファルケ:《とどめの一撃》。対象は縁田さん。チャート21番、頭部損傷。
縁田 波瑠緒:《黄泉還り》
縁田 波瑠緒:ダメージを無効化します。
RL:OK!ではこちらは2~3言だけ演出を!
ファルケ:「……は、ハハ!やった、やったぞ!俺は"また"!お前を!この手で!」
ファルケ:雇っていた護衛は文字通り姿を消し、部下は逃げ去って。一人残った男は、幻を撃ち殺して、笑う。
夢前夜見:「縁田さん……」ぽつりと声、洩らして。
縁田 波瑠緒:眉間に銃弾を受け、どさ、と倒れ。
縁田 波瑠緒:そして。
縁田 波瑠緒:「また?」
縁田 波瑠緒:「お前を?」
縁田 波瑠緒:「この手で?」
縁田 波瑠緒:軽く痙攣をしてから、す、と起き上がる。何もなかったかのように。
縁田 波瑠緒:人の形をしていれば、人と同じ弱点を持つのが道理。通常は。
縁田 波瑠緒:だが、先に射撃を受け、それに対応していれば。それができる不定形の身体であれば。
縁田 波瑠緒:銃弾が地面に落ちる。
縁田 波瑠緒:「全部外れですよ」
縁田 波瑠緒:少しばかり泣きそうな顔で笑う。
縁田 波瑠緒:《突然変異》使用してファルケの《とどめの一撃》をコピーします。
縁田 波瑠緒:ダメージチャートは20の仮死
縁田 波瑠緒:おっと、対象はファルケ。
RL:は、OK!打ち消しはありません!
縁田 波瑠緒:「二人とも、どうか」
縁田 波瑠緒:「見ないでいただけると」
縁田 波瑠緒:どろり。
縁田 波瑠緒:額に空いた穴から、溶けるように人の姿が崩れる。
縁田 波瑠緒:肉の色をした不定形の塊が、触手を伸ばして落ちた刀を拾う。
縁田 波瑠緒:その瞬間、本体は人には不可能な速度で跳躍し、ファルケの元へ。
縁田 波瑠緒:その身体を捉え、首根を触手で締め付けると、再度目を閉じた青年の上半身が現れる。
縁田 波瑠緒:手には刀。その切っ先を真っ直ぐにファルケへと向けて。
ファルケ:「がッ……!?」
縁田 波瑠緒:「もし、あなたが、改心して。罪を認めて」
縁田 波瑠緒:「これから先、己の力で、誰も踏みつけにせず生きていくと誓うのなら」
縁田 波瑠緒:「多少の情状酌量はしてあげないでもありません」
縁田 波瑠緒:「それでも、脊髄のひとつふたつは痛めつけさせていただきますが」
ファルケ:「……ハ!ハハハハハ!」
ファルケ:かろうじて繋ぎ止められた意識で、笑う。嗤う。
ファルケ:「……嫌だ。俺は、俺は、ストリートで燻って終わる人間じゃねえ!」
縁田 波瑠緒:「……そう」
ファルケ:「そのためなら、俺は何だってやる。誰だって利用する。そうしなきゃ、俺はまた」
ファルケ:─その口は、そこから先、何を紡ごうとしたのか。
縁田 波瑠緒:「残念です。上がお望みなのですね」
夢前夜見:「……失礼、お邪魔しました」
夢前夜見:《とどめの一撃》をファルケに使用します。ダメージチャートは21の頭部損傷。
RL:OK,対抗ありません!それで文字通りのトドメ、です。
夢前夜見:二人の間に割って入った弾丸。彼に開けられたのと、同じ位置へ吸い込まれた。
夢前夜見:「目の離せない良き友人が傷つく姿は、見てられないもので……ああいや」
夢前夜見:「彼が生きておられると社にとって不都合なものでして」へらりと、うすっぺらな笑みを作る。
夢前夜見:「すみませんね。私はあくまでクグツですので」
夢前夜見:戦闘加速の影響か、僅かながら早口でまくしたてながら狙撃銃を降ろした。
ファルケ:「…………」
ファルケ:最早、それ以上何も語ることはなく。
ファルケ:縁田さんの触手の中から、ずるりと地面に落ちて。
RL:─そうして、風が吹き込むふ頭で。生きて、立っているのは、キミたち3人だけとなりました。
RL:カット終了、キャストたちの勝利です!
都島シンヴァツ:「はは、さっすが」
都島シンヴァツ:「やり合いたくねえ」
夢前夜見:「それは重畳。私もそう思っていたところです」
縁田 波瑠緒:ずる、と肉が服に吸い込まれるようにして、また細身の青年の形に戻る。
縁田 波瑠緒:その顔はほんの少しだけ以前と造りが違ってはいたが、誤差の範囲だ。
縁田 波瑠緒:「同じく」
都島シンヴァツ:「はは。仲良しこよしだな、俺ら」
縁田 波瑠緒:「……そうでいてもらえると、私は助かります」
縁田 波瑠緒:自分の不定の姿を目の当たりにして、何も言わないでいてくれる相手がいることが、どれほどありがたいか。
縁田 波瑠緒:「ありがとうございました、夢前さん」改めて、先ほど言えなかった礼を。
夢前夜見:「趣味や嗜好が合わずとも、利害や意見で合意できるのは何よりかと……は。」
夢前夜見:「お礼を言われるようなことは、その」
縁田 波瑠緒:「一度目を防いでいただけたので、二撃目に対応できましたし」
縁田 波瑠緒:「私の甘さを後からフォローしてくださった」
夢前夜見:「良い顔をしておいて、庇いきれませんでしたし、あの……」語気が弱い。
縁田 波瑠緒:「どうなさいました?」
夢前夜見:「……その、お二人とも」
都島シンヴァツ:「何だい姐さん」
夢前夜見:「いやその、少々、目を逸らしていただけますか……?」頬が引きつり、赤くなる。
夢前夜見:弾雨を真っ向から受けた結果として、当然のこととして。
夢前夜見:防弾スーツもボロボロに裂け、ちらほら見える肌色、紅色、鋼色。
夢前夜見:「はしたないことになっていました。お恥ずかしい限りです……」
縁田 波瑠緒:「……ああ」
縁田 波瑠緒:「これは失礼しました」そっと言われた通り目を逸らす。
夢前夜見:末に至っては消え入るような、静かな音声。
縁田 波瑠緒:男の姿をしていても、生物学上男性というわけでもないのだが。
都島シンヴァツ:「折角の役得なのになあ?」
縁田 波瑠緒:ただ、目の離せない良き友人、と呼んでくれた相手の意向に添いたかった。
縁田 波瑠緒:この仮面も、それなりに気に入ってはいることだし。
都島シンヴァツ:「姐さんの照れ顔なんて、そうそう拝めるものじゃないのに」
夢前夜見:「意見の不一致!」ささっと両手で身体を隠して。
都島シンヴァツ:「はははっ!姐さんは可愛いなあ」
都島シンヴァツ:血腥い諍いの後に、こうやって笑えるようなら。
都島シンヴァツ:チームでやるのも悪くはないと。今ではそう思う。

RL:シーンエンド

■エンディング:闇は闇へ


RL:シーンプレイヤー:夢前 夜見

RL:ストリートでの仕事が終われば、次に待ち受けるのはキミ本来の仕事。
RL:すなわち、会社にとって都合の悪い事実を闇に葬り去る、クグツとしての本懐だ。
RL:この度、キミが「無かったこと」にすべきと判断した事実、それは─。

RL:では、神業の使用があれば、宣言をお願いします。
夢前夜見:《完全偽装》を使用。レッガー「ホーク」とエグゼク「ファルケ」の関係を抹消。
夢前夜見:千早グループに対する醜聞を消し去ります。
RL:OKです。では……。

RL:─千早重工後方処理課オフィス。
小上紫乃:「……ええ、これで結構ですわ。お疲れ様でした、夢前さん」
RL:キミの報告を聞き終えた上司は、満足そうに頷き、短くキミを労います。
夢前夜見:「はい、ありがとうございます」同じく満足気。ただただ使命の達成を喜ぶ顔。
小上紫乃:「繋がりさえ断てば、ファルケ・シュレーゲルの死因はいかようにも細工できます。……まあ、不幸な事故、といったところですわね」
小上紫乃:「外部への協力依頼も、必要十分な範囲。ほぼ完璧と言えます」
夢前夜見:「ほぼ、ですか。経費につきましては少々余らせたぐらいですが」
夢前夜見:「甘味も大事なものですよ。ドラッグよりかは安全に英気を養えます」
小上紫乃:「ええ、ほぼ、です。……これからお尋ねすることは、査定には関係ありません」
RL:事務的な口調はそのままですが、声色は幾分、柔らかく感じられるかもしれません。
小上紫乃:「……甘味については、はい。わたくしも同意しますわ。……それはそれとして」
小上紫乃:「万全を期すなら、過去のファルケ・シュレーゲル……ホークの経歴や存在そのものを、隠蔽することもできます」
小上紫乃:「それが「必要でない」と判断したのであれば、理由をお聞かせください」
夢前夜見:「端的に言い表せば、今後の為ですね」
RL:今後、と。キミの言葉を確認するように短く繰り返して。先を促すように頷きます。
夢前夜見:「此度の同行者はあくまで対等な協力者。依頼料を出してはおりません」
夢前夜見:「その方は彼らの能力は効果的に発揮されると踏みましたし、事実としてそうでした」
夢前夜見:「つまるところ、彼らの流儀と目的を尊重したということですね」
小上紫乃:「それは……ええ」
小上紫乃:「とても、素敵なことですわ。……わたくしたちには、信じるべき会社(R:もの)があるように」
小上紫乃:「ストリートにはストリートの……いえ。人にはそれぞれの、貫くべきスタイルがあります」
夢前夜見:「敬意を払える有為な人材は、在野であれ貴重です」
夢前夜見:「特に我が社のスーツが似合う方々はね」
小上紫乃:「……中々の上客をお持ちのようですわね、あなたは」
RL:キミに合わせて、童顔の上司は薄く微笑んで。
夢前夜見:「少しだけ愛社教育(洗脳)したい程度には」へらっと笑う。冗句の面。
夢前夜見:「まあそれやったら台無しですがね。はっはっは」
小上紫乃:「ええ。そうならないよう、あなたの営業が上手くいくことを願いますわ。……では、下がっていただいて結構です」
夢前夜見:「はい、これにて。難事が来るまで腕を磨いて待っております」
夢前夜見:「せいぜい凝り性ぐらいは、友人共に負けてはおられませんからね」
夢前夜見:ぺこりと丁寧に一礼し、意気揚々と作業場へ向かう。
夢前夜見:暗躍、戦闘、鍛錬、待機。そのすべてが私の戦場なれば。

RL:シーンエンド

■エンディング:誰がために


RL:シーンプレイヤー:都島 シンヴァツ

RL:ストリートの片隅にある、小さな空き地。そこに、キックスの墓はあります。
RL:Xランクであり、市民登録のない彼は、市民用共同墓地に入ることすらできません。
RL:そして、裏切者の汚名を被せられた彼の墓は、この一年間。落書きが絶えたことはありませんでしたが…。
RL:いま、キミの前にある墓石は。丁寧に磨かれ、小さな花束も供えられています。
RL:そして、墓前にはもう一つ。キミと彼が最後に言葉を交わしたあの日、彼が飲んでいた酒が、供えられて─。

RL:……一年前の、あの日。相当に酔い、キミに妹を頼むと告げて、それを誤魔化すように笑って、少し経った後。
キックス:「……なあ、都島」
キックス:「僕は、ストリートが好きだ」
RL:ぼんやりと、どこか遠くを見るような目で、半ばうわごとのように。
都島シンヴァツ:「知ってるよ。急にどうした?」
キックス:「うん。君とこうして飲んでいるとね、自分は馬鹿なことをしてるな、って思うのさ」
キックス:「ストリートは……汚くて、犯罪が多くて、子供たちは危険に晒されて。いくら頑張ったって、一晩で世界が変わったりはしない」
キックス:「……けれど、好きなんだよ。そんな、どうしようもない場所が。どうしようもない場所で生きていく、仲間たちが」
RL:彼が、これほど言葉を零すのは珍しいことで。アルコールがかなり回っているようではありましたが。
キックス:「……なあ、都島」
RL:もう一度、キミの名を、繰り返し呼んで。
都島シンヴァツ:「何だい。吐きそうか?やめてくれよ」
都島シンヴァツ:「こいつは俺の一張羅なんだからな」
キックス:「はは、その時は君のその上等な服にお見舞いしてやるさ!」
RL:そう、冗談に冗談で返す程度には、理性の残った目で。
キックス:「……君は、傭兵だ。そう名乗る相手に、こんなことを尋ねるのはナンセンスかもしれない。でも」
キックス:「俺は、仲間のため、ストリートのため戦う。死ぬときも、ストリートのため死ぬ。……そう、決めている」
キックス:「なあ、都島」
RL:三度、名を呼び。
キックス:「君は、何のため、誰のために戦う?」
RL:そう、問いかけを投げて。
RL:そのまま、ゆっくりと目を閉じて。カウンターに上半身を預けるように、寝息を立て始めました。
都島シンヴァツ:「バカ、聞くだけで終わるやつがあるかよ」
都島シンヴァツ:「……ったく」
都島シンヴァツ:「今度な。今度」
RL:その日、キミは酔いつぶれたキックスを、彼の自宅に送り届けて。
RL:"今度"の機会は訪れることなく。彼は、数日後─。

RL:─あとは、キミが今知るとおり。ホークの悪事が白日の下に晒され、キックスの不名誉は、徐々にではありますが、消えつつあります。
RL:死人は沈黙し、何も語らず。けれど、残した声は、確かにあったと。
都島シンヴァツ:「しかしあれだな、写真くらいとっとくべきだったな」
都島シンヴァツ:「イミテーションで我慢してくれよ。この街じゃそれが常識らしい」写真を一つ、墓へと置いて。
都島シンヴァツ:それはごく最近の、”友人”の写真だ。
都島シンヴァツ:「よく似てるだろ。そういうのが上手いヤツなんだ」
都島シンヴァツ:キックスの顔貌を映した写真。
都島シンヴァツ:「何のため、誰のために戦うかって言ったな、あの時」
都島シンヴァツ:「……俺はさ」
都島シンヴァツ:「人間になりたいんだよ。神を気取るのには飽いちまってさ」
都島シンヴァツ:「義理だとか人情だとか、そういうので動けたら”らしい”だろ?」
都島シンヴァツ:「……なあ。お前とはうまくやれてたか?」
都島シンヴァツ:「……いや、聞いてもしゃあねえか」
都島シンヴァツ:「先に寝ちまってるんだもんな」
都島シンヴァツ:「また今度な」
RL:─楽しかったよ、と。どこかから、キミの耳に届く声があります。
RL:それは、ストリートのどこかで、見知らぬ誰かが偶然発した声であったかもしれません。
RL:…あるいは。いつかキミが聞くことになる言葉が、どこかから漏れてきたのか。
RL:キミが、それを知るのは─随分と、先のことであるのでしょう。
都島シンヴァツ:「……はっ」
都島シンヴァツ:「いいもんだな、このストリートってやつはよ」
都島シンヴァツ:それだけ言うと、最早そこに彼の姿はない。

RL:シーンエンド

■エンディング:Sound of Silence


RL:シーンプレイヤー:縁田 波瑠緒

RL:事件から、数日。ストリートも、キミの経済状況も、一夜にして劇的に変化する、などということはなく。
RL:特に大きな事件も、キミへの依頼も、絶えて久しい中。
RL:事務所への来訪者があったことを知らせる音が、響きます。
縁田 波瑠緒:「はあい」
縁田 波瑠緒:状況は、状況。しかし、どこか上機嫌な様子で応対をする。
RL:扉のロックが解除され、勢い良く開くと、そこには。
ソニア:「縁田さん!こーんにーち…………」
ソニア:「……わ……?」
縁田 波瑠緒:「はい、こんにちは」
RL:小さな花束を抱えて、目を白黒させる少女。
縁田 波瑠緒:今日は、千早製の上品なドレス。
ソニア:「……?」
縁田 波瑠緒:タイトなシルエットで、身体の線はよく見えるだろう。
縁田 波瑠緒:そして、耳には大きめのイヤリングをつけた……どう見ても女性だ。
RL:表の看板を確認。キミの横を覗き込むようにして、事務所の内装を確認。
ソニア:「……うん。間違えてない」
縁田 波瑠緒:「縁田さんですよ」にこにこしながら。
ソニア:「……えっと、縁田さんの……」
ソニア:「……まさか、奥さん!?結婚してたのあの人!?」
縁田 波瑠緒:「波瑠緒さんです」
ソニア:「本人!?」
縁田 波瑠緒:「本人です。結婚のご予定はありませんね」
縁田 波瑠緒:「そういう気分だったので。……あと」
縁田 波瑠緒:耳元を弾く。
縁田 波瑠緒:「あなたのイヤリングが少し、羨ましかったから。引っ張り出してきました」
ソニア:「……待って。待って待って待って」
RL:キミに掌を向けて、待て、の仕草をしながら。
縁田 波瑠緒:大人しく待っている。
ソニア:「…………そうか。女装」
RL:真顔で、ぼそっと。
縁田 波瑠緒:「正確ではありませんね……」
縁田 波瑠緒:「いいんですよ、どちらがどちらでも」
縁田 波瑠緒:「私がやりたい格好を、やりたい時にやるんです」
縁田 波瑠緒:「それだけ」
ソニア:「いや、どう見ても「それだけ」で済むことじゃないよこれ!?」
RL:……とまあ、そんなやりとりが玄関先であった、その後。

ソニア:「……な、なるほど……自分の気持ち次第で、どんな形にも……」
RL:花束をキミに預けたあと、事務所でキミの特性(?)について聞かされ、不思議なものを見る目でキミを見つめています。
縁田 波瑠緒:「内緒ですよ」指を立てる。
RL:ですがその視線は、決して、自分とは違うものを排斥するようなものではなく。
RL:ストリートという育ちがそうさせるのか。彼女自身の素質か。兄の影響か。あるいは、その全てか。
ソニア:「うん。……あたしの知らないところで、いろんな人がいるんだね」
縁田 波瑠緒:その視線に少し安堵しながら。
縁田 波瑠緒:「ええ。少し知っていただけると、嬉しいですね」
縁田 波瑠緒:新しい茶葉で淹れた紅茶を軽く啜る。
RL:キミを「人」、と。ごく自然に、当たり前のように呼ぶ声には、どこか憧れのようなものさえ混じります。
縁田 波瑠緒:もちろん世界はいつもとても厳しいけれど。こんな人もいてくれるのなら、悪くはないのかもしれない。
縁田 波瑠緒:そう思う。
ソニア:「……えっと、あのさ、縁田さん」
縁田 波瑠緒:「はい」
ソニア:「ありがと。縁田さんたちのおかげで、ちょっとだけ、変わったよ」
RL:あの日、自分をからかった少年たちが、兄の墓参りに来たこと。
RL:ずっと身に着けているイヤリングが、今は、ほんの少しだけ軽く感じること。
RL:その他にも、小さなことばかりですが。彼女にとって、悪くない変化があったことを、とても楽しそうに、キミに。
縁田 波瑠緒:「……そう、それは……」目を閉じたままで。「良かった。本当に」
縁田 波瑠緒:「良かった」心から。
縁田 波瑠緒:それはきっと、彼女の報告のおかげもあるだろう。
縁田 波瑠緒:全てを拭い去らずにいてくれると、きっと思っていた。
縁田 波瑠緒:……彼も、満足をしているだろうか?
ソニア:「うん。とっても、良かった。……だからさ、あたし」
ソニア:「あたしも、誰かに「良かった」を見つけてもらう、その手伝いが、したい」
縁田 波瑠緒:「あなたも」
縁田 波瑠緒:「……そうですね。それなら、朗報がひとつ」
ソニア:「……ろう、ほう?」
縁田 波瑠緒:「私も、あなたのおかげで「良かった」を見つけられたんですよ」
ソニア:「えっ……えっ」
縁田 波瑠緒:「あなたの依頼のおかげで、私、自分の生き方が少し好きになれまして」
縁田 波瑠緒:そっと手を伸ばす。少女の手を取る。
縁田 波瑠緒:「だから、きっと大丈夫。上手くやれます」
ソニア:「……うん。そっか。それは、ほんとうに」
ソニア:「良かった」
RL:キミの手を、そっと握り返しながら。
縁田 波瑠緒:「ね」
ソニア:「……フェイト。トーキー。カブト。ひょっとしたら、イヌや……クグツ。あたしが将来何になるのか、まだ考えてる最中だけど」
ソニア:「きっと、あたしにも聞こえると思う。誰かの、"沈黙の声(Sound of Silence)"ってやつが」
縁田 波瑠緒:「ええ」
ソニア:「……ううん。聞いてみせる。だから」
ソニア:「縁田さんも、これからいっぱい見つけてね。たくさんの「良かった」を」
縁田 波瑠緒:「もちろんですとも」仮面でない、笑顔で笑う。
ソニア:「あたしも、縁田さんに負けないくらい、いっぱいいっぱい……「良かった」って、言ってやるんだから!」
RL:少女の笑顔は、明るく、曇りなく。
縁田 波瑠緒:青い鳥、と彼は言っていたっけ。思い出す。
縁田 波瑠緒:「あなたの傍には、きっといつも、幸福がありますよ」
縁田 波瑠緒:時に、小さな小鳥の嘴が、大空を目指す鷹を穿つこともある。
縁田 波瑠緒:だから、きっと。
縁田 波瑠緒:そのさえずりは、"沈黙の声"を放つ誰かの心を救ってくれると、そう信じて。

RL:シーンエンド


RL:トーキョーN◎VA THE AXLERATION
RL:「Sound of Silence」

RL:Fin


RL:以上にて、全行程終了です!
RL:ありがとうございましたー!とても…良かった…!
都島シンヴァツ:お疲れさまでした!
縁田 波瑠緒:お疲れ様でした! 最高でした!
夢前夜見:皆さんお疲れ様でした!とっても楽しかったです!

RL:■経験点配布
RL:・プレアクト
RL:ルーラーの依頼を果たした:呼びかけにお応えいただいたのでチェック
RL:会場の手配、連絡などを行った:日程調整にご協力いただき感謝!でチェック
RL:・メインアクト
RL:アクトに最後まで参加した:チェック(5点)
RL:PSを果たした:全員チェック(5点)
RL:アクトの進行を助けた:GMから全員チェック(5点)
RL:うまく神業を使った
RL:順番に確認していきましょう。
RL:(縁田さん)
RL:《真実》:ファルケ……ホークから真実を聞き出した。
RL:《突然変異:とどめの一撃》:ホークにダメージを通した
RL:《黄泉還り》:戦いの中ダメージを受け、復活した
RL:全てOK!
RL:(夢前さん)
RL:《完全偽装》:千早重工の不利益を防いだ
RL:《タイムリー》:縁田さんへの肉体ダメージを防ぎ、危機を救った
RL:《とどめの一撃》:ホークにダメージを通した
RL:(都島くん)
RL:《天変地異》:プロテクト(障害)を排除した
RL:《脱出》:攻撃を回避し、勝利に繋がる活躍をした
RL:《とどめの一撃》:ゲオルグにダメージを通した
RL:以上、神業は全員3点!
RL:シーンに登場した回数:全員5回以上(5点)
RL:そしてここに「よいロールプレイを行った」「他のプレイヤーを助ける言動を行った」が各5点。
RL:全員、すべてチェックでよいと思います!というわけで!
RL:全員に、経験点を35点!
RL:また、「RLに経験点を与えてよいか」のチェックを、最後にお願いします。
縁田 波瑠緒:いただきます。RLにももちろん!
夢前夜見:それはもう!チェック!
都島シンヴァツ:もちのろん!
RL:ヤー!ではRLも、35×3÷3の35点!
RL:以上、お収めくださいませ!
縁田 波瑠緒:ありがとうございます!
都島シンヴァツ:もぐもぐ!
夢前夜見:むっしゃむっしゃ!
RL:改めて、本編ログはここまで!ありがとうございました!